- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046020628
作品紹介・あらすじ
2009年刊行の『あなたの天職がわかる最強の自己分析』をリニューアルして刊行。自己分析の人気ロングセラー本を「今」の就職市場に合わせてアップデート!
キャリアコンサルタントとしてこれまで4000人の就職面接に立ち会い、就職活動者を内定に導き、また企業側の採用担当者の研修を通じて「企業側の本音がわかる」著者が、自己分析の考え方やノウハウを中心に「個性と能力を活かす就職活動」を提案。
「心が喜ぶ」をキーワードに、新卒・転職に成功するための自己分析本として刊行する1冊。
刊行当時、企業は「スキル・能力・経験」を重視した人材を採用していましたが、今は売り手市場。「会社との相性・可能性」を重視するようになっています。また、0社以上の内定を獲得する人と、1社も内定を獲得できない人の二極化も顕著です。本書はこういった「時代の流れ」を踏まえて大幅改定。第3章の『「仕事で活かせる強み」を見つける自己分析』についてメソッドを改良し、「強みがどう仕事に結びつくか」「企業でどのような活躍ができるか」を明確に見えるようにしました。
感想・レビュー・書評
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自分を見つめ直すトレーニングに役立つ本。
自分の転職活動にとって100合っている訳ではないが、考え方の訓練になるのでありがたい。
「心が喜ぶ」×「得意」の仕事を選ぶために、心が喜ぶ源泉、自分の特性(意識せずに自然にしている行動パターンや思考プロセス)は何なのか、を深く掘り下げて探求していく。こういうことは普段意識せずに仕事をしたり、転職活動をしているから上手くいかないことが出てくるんだろうと思う。
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「幸せな成功者はいつも自己分析をしている」
自分を知ることが、自分をハッピーな状態にする。
自分を知ることが、能動的な自由をもって人を愛することができる。 -
自分は何が苦手か、もっと分析したいと思った。
苦手は克服すべきものって思い込みがあったので、少し気持ちが楽になった。
視野がかなり広がった。 -
ワークブックになっているので、実際にやりながら進めると一日作業になった。
仕事について、どう感じるか(ストレス・喜びどちらを感じるのか?)得意か、苦手かの二軸で分析するというと簡単そうですが、なかなか使える粒度に落とし込むのは難しいものです。それを実例を出しながら解説してあるのは良かったです。
また、どんな仕事をするかと同じくらいどんな会社で働くかというのも大事なので、そこまで分析できるようになっているのも良い点でした。
私は、システムを分析、理解し、構築するのが喜びになるようです。参謀タイプで手持ちで課題を解決するのが得意だったりもします。まぁ、逆に課題発見やリーダー的な立場は苦手で、会社については旧態依然としてたりして非合理的な会社とは合わなそうです。 -
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社会人がやるべし
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4つのマトリクスで、得意で心が喜ぶ仕事を選ぶとのこと。心喜ばないけど得意をすすめる人もいるが、この人は理想追及タイプだな。
ストレス×得意ゾーンに入ること
・上手にできるけど退屈
・人に頼まれたり褒められるけどあまり好きだとは思わない
・人に喜ばれるのはうれしいが、それをすること自体にはわくわくしないこと
人に喜ばれてうれしい気持ちと、自分の中から湧き出てくる喜びを混同しないようにする。
心が喜ぶ×苦手は
苦手なので成果を出しにくく、仕事が面白くなっていく。結果ストレス×苦手ゾーンに入り込んでしまう。
★仕事選びで陥りやすい失敗
・好きなことにかかわる仕事を探す→難しいとあきらめるor就いてもストレスの多い毎日になる
好きなことに関わるからと言って、好きな仕事だとは限らない。
大切なのはそれを好きだと思う「理由」を考えること。
・喜びの拡大解釈(言葉のイメージに引きずられて、もともとの意図とは異なる仕事をやりたいと解釈する)
例:「ものづくり」をキーワードに製造業や広告代理店の制作、SEなどを受けまくった女性
5W3Hで具体化をする
・知識・スキルよりも特性に注目する
特性とは、生まれ持った才能と資質をベースに幼少期から形成してきた得意な行動パターンや思考プロセス
ビジネスパーソンとして最初の10年前後でほぼ固まるため、35歳を過ぎると抜本的に変えるのは極めて困難
専門職でも同じ職種の中で自分に合う仕事・合わない仕事があり、能力を発揮できる環境やしにくい環境がある。
心がけや意識していることは特性にはならない。→無意識にしている行動や思考のほうが成果につながりやすい
・どんなに好きで得意な仕事でも、苦手でストレスが大きいことが含まれているとうまくいきづらい。
限界労働時間を考えるワークで、今まで自分が一番働いていた(活動していた)日のことを思い出すものがあるけど、大学生の時は若さやエネルギーもあって動けてたのもあるし、体力も落ちていくから一概に参考にはできないのではないか。
・成功者は一つ一つの仕事をやり遂げるたびに自己分析している。行動と分析をセットで繰り返すことが重要。
<実際にワークをやってみて>
いいところもあるけど、使いにくいところもある。
たとえば5W3H法。もとは幼少期から社会人までの「心がワクワクすること」から見つけた「喜びの源泉」を書くのだが、例ではいきなり実際の職務内容や業種に落とし込んでる。プライベートからいきなり仕事に結びつかないよ・・・
他、役割深堀ワークも。参加するコミュニティ(学生時代の部活、会社組織のチーム、地域のサークル、友人同士の集まりなど)によって役割は全然違う。特に仕事なんかでは求められている立場に沿って行動するのだから、特性と言われても・・・という感じ。
会社サーフィン分析も一通りやって思ったのは、自分が興味がある会社が必ずしも「喜びの源泉を満たす」「特性を生かす」仕事ではないということ。特性も、趣味やプライベートでは生かせるけど仕事としては難しい。喜びの源泉も、あくまでプライベートであって、条件や社風を考えていくと、応募できる企業がほとんどなくなる。 -
具体的なワークがあったのでやりやすかった。
しかし掘り下げるのにまだまだ時間がかかりそう。
本書の恩恵をすべて受けれた!と言いきれるようになるのはだいぶ先かな…。 -
天職とは、ライフワーク、ライクワーク、ライトワーク
やりたい仕事、使命や夢の仕事、天命の仕事。
ライスワークは生活費を稼ぐ仕事。
人間関係が死活問題。
心が喜ぶか、ストレスがたまるかが縦軸。
苦手化得意化、横軸。
心が喜ぶ×得意の分野を目指そう。
心が喜ぶリスト=幼稚園、小学校、中学校、高校、大学に入ってから、を考える。
好きなことを好きな理由を考える。=本当に好きなこと
誰にでも個性と能力を生かす場がある。
知識スキルよりも特性=行動パターンや思考プロセス
ガクチカやがんばったこと、はそれをみつけるきっかけ。
役割を掘り下げる。リーダー、サブリーダー、盛り上げ役、メンバー、参謀、など
NGワードは使わない=何事も、何にでも、どんなときも、誰にでも、どこでも、常に、など。
今すごいこと、ではなく心が喜ぶことを使う。
労働時間=時間、数字で表す、不規則でもいいか、規則正しいほうがいいか、
人間関係=距離感、近いほうがいいか、遠いほうがいいか
職場環境=チームの規模、一匹狼、会社の規模、耐えられない人間関係は?いいと思う職場環境、耐えられない職場環境。会社の文化、ルール。
所属している組織への誇り=誇りがやる気が出る人がいる
社長=社長に共感できるか、性格、経営方針
いうことがころころ変わる、社長とはそういうもの
お金=どのくらい必要か?重要か
評価=お金、昇進、賞賛、ねぎらい、感謝、より大きな仕事
本当に嫌なものは何?
業界、会社でひとくくりにしないで、個別の企業や個別の仕事を見る。一社一社大切に見る。
いつでも自己分析。幸せな成功者。