さよならバイバイ、大好きだったよ。 (KITORA)

著者 : 世紀末

• KADOKAWA (2018年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「今何考えてる？」

「両思いだね！」

「会いたい」

「言えない……」

「バカ！」

「先生、ありがとう」

初めての恋、無数の言葉、一度きりの日々。
少年少女は恋と友情に迷い、傷つきながらも駆け抜けてゆく。

衝撃のデビュー作『殺さない彼と死なない彼女』で話題を呼んだ
Webマンガ界の新星・世紀末の第2弾となる青春群像劇。
Twitterで発表した数々の作品に新規エピソードを加えて再構成、
全ページを描き下ろした完全新作です。
ファンの声に応えて、待望の書籍化！

感想・レビュー・書評

[ちもこさんの感想 · 2021年11月4日]

タイトル＊さよならバイバイ、大好きだったよ。
著者＊世紀末
出版社＊KADOKAWA

[チェス子さんの感想 · 2021年4月2日]

きゃぴ子やいわおくん、八千代くんが出てくる

「食べられないペン」で、誕生日に先生からボールペンをもらって、「ペンを握ると」先生と手を繋いでいることになります、という葉子が可愛い

「そうかな？」「つまんない話」
ああ、だめね、天気の話なんて面白くないし、いい天気の定義は人それぞれよね
ポニーとはいつもどんな話をするの？
購買に新しいパンがあったとか、今日はいい天気だとか…
なんだ、同じじゃん
面白くなんてなくていいよ、天気の話でいいんだよ、つまんない話をしようよ

「私のかわり」
お前のかわりなんでいくらでもいるんだからな
いねーよ、私のかわりなんて、いるわけないじゃん、絶対いねーよ

「いつか笑って話そうね」
私たちは失恋した。
正直な、天真くんと別れてちょっとスッキリしてるの
なんか軽くなったっていうか、自分のことだけ考えれるようになってやりたいことも見つけたの
写真に興味があるの
撮りたいものがどんどん出てきてもうずっとわくわくしてるのよ
でも、でもね、写真に没頭する度にね
天真くんがいなくても全然大丈夫なのが悲しくて涙が出るの好きだったことが全部嘘になるみたいで私は悔しいのよ
私たちはきっとこの先何度も思い出しては泣いてしまうでしょう
そうしてずっとこの恋を忘れることはないでしょう


握った掌の後に、桜の花びら
さよなら先生、大好きだったよ

[ゆる薬剤師カシオペイアさんの感想 · 2021年2月28日]

青春時代の恋心を思い出せずにはいられなくなるコメディタッチの4コマ漫画。

[えりちんさんの感想 · 2019年9月23日]

心がキュンとする本です。定期的に読み返したくなる。

[ネコムライスさんの感想 · 2018年4月11日]

ふわりとキュンとして切ない春にピッタリの一冊。

著者プロフィール

平成7年8月9日に生まれる。亥年の獅子座だが亥と獅子が違う動物であることに小学生になって気付いて焦った。名前の由来は、強くなりたくて「強い＝世紀末覇者拳王」だと思ったから。あと響きが良い。TwitterのIDの「se1k1ma2_」をすごくかっこいいと思っているが友人にダサいと言われとても傷ついている。はやく赤ちゃんになりたい。

「2018年 『さよならバイバイ、大好きだったよ。 限定版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」