- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046022882
作品紹介・あらすじ
★★★累計16万部のベストセラーがカラーになってリニューアル★★★
スタディサプリ講師として活躍中の関正生先生による
「世界一わかりやすい」シリーズ第1弾が、リニューアルして登場!
「学生時代に読みたかった」という声が続出のわかりやすさはそのままに、
フルカラーになってさらに見やすくなりました。
社会人の英語やり直しにも、高校生・大学生の苦手解消にも、おすすめです!
感想・レビュー・書評
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とても良い。
本書においても、巻末付録でまとめられている部分は読んでも全然頭に入ってこない私は、たぶんそういうの(今までに読んだ文法本)が苦手なタイプなのだろう。
だからそんな私には、本書の本文の方は、大変わかりやすくてありがたかった。
欧米との死生観の違いや歴史的背景も説明に入れてくれているので、「彼は2年間ずっと死んでいる」という考え方も、「be married to であってwithにはならない」ことも、「rob 人 of 物」の謎もすんなり腑に落ちる。
これは図書館で借りているが、最新の版を購入してもいいなと思うくらい気に入ったところで終盤のコラムにさしかかった。
shoud have について書かれているのだが、「聞こえないのではなく、最初からネイティブはそんな言い方をしていない」というフレーズが出てきた。
そこでやっと、「あ!この著者はテレビのコマーシャルでこのセリフを言っているあの人なのか」と気づいた。
購入する時には、この方の別の書籍も検討しようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容のレベル感も自分にはちょうどよく、解説の波長もあっているため読みやすかったです。
復習もして完璧に近づけていきたい本です。 -
英文法の知識を強化するために読んでみました。大西泰斗先生の『ハートで感じる英文法』をコンパクトにしたような内容でした。やり直し英語や英語初学者が本書で勉強しようというのは無理があると思います。英文法の基礎ができあがっている方なら、なるほど!と思うことが一つか二つあるかもしれません。いずれにしても学習系というより、読み物系に近いかなと感じました。
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とても面白くとっつきやすいけど、ある程度文法を理解している人の方が読んで得るものが多いかもしれない一冊。
大人になってから文法がいかに大事か思い知り学び直しているのだけれど、なかなかわかりやすいテキストに出会えてこなかったので結構ありがたかった。
実際に使いこなそうと思えばもっと複雑な内容を学ぶことが必要があるのでこれ一冊ですべて足りるというわけではないけれど、文法書でとっつきやすいものは貴重だと思う。予備校の有名講師が書く本にはさすがに当たりが多いなあという印象でした。 -
英語の勉強をしたくて買った一冊。
結論としては、勉強をするために読む本ではない。
英文法の参考書として見ると情報が断片的で網羅性に欠ける。ルールの例外についてもほとんど触れない。
これを読めばわかりやすく英文法を学べる、という本ではない。
しかし、読み物として捉えると非常に面白い。
英文法の"授業"とあるように、特定のテーマに対して授業が行われているような語り口なので、読みやすいしわかりやすい。
ある程度英文法の知識がある前提で本書を読むと、知識の定着に一役買ってくれると思う。特に、物事の由来や意味といった本質の理解に重きを置いて説明されるので、ある程度の前提知識があるほうがより楽しく読めると思う。
本書に求めるものを間違わなければ、読んで損はない本だと思う。 -
カラーだし分かりやすいので初級者向けかと思ったが、そもそもの知識がある上でじゃないと難しいかも。復習というか、定着に使うのがよし
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全然知らなかった、全然ピンときてなかったというほどのものは個人的にはなかったが、これまでより腑に落ちた。
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英文法を学生のときに習ったが、忘れてしまったり曖昧な記憶しかないことが多かったため、復習のために読んだ。
時制:
・現在形は、現在、過去、未来全てに起こることに使う(現在、過去、未来に成り立つことを表す)
The sun rises in the east.
What do you do? あなたのお仕事は?
What do you do for fun? 趣味は何?
・5秒おきに中断、再開できない動詞は進行形にできない。できる動詞は進行形にできる
×She resembles her mother.
⚪︎He is having dinner.
I'm going to France next week.
予定が決まると、頭の中でリアルに進行しちゃうため(チケットを買ったりなども)、既に旅行が一歩進んだ=進行形を使うという感覚
・従属接続詞を見たら、
(従属接続詞 sv), SV
SV (従属接続詞 sv)
のどちらかの形になる
※(従属接続詞 sv(自動詞))を副詞句という。昔は副詞句で未来を表すときに原形が使われていたが、今は現在形を使うようになった
従属接続詞
when するときに
as soon as するとすぐに
by the time するまでには
if もしーーなら
unless でない限り
・上記副詞節以外では、未来のことは未来形で表す。これを名詞節という。副詞句と名詞節両方を作る接続詞はwhenとifの2つだけ。
他動詞+(when/if SV)は未来形のSVになる
他動詞: 何を?と聞き返せる動詞
buy, write,
自動詞: 上記以外
live, grow
・現在完了形は過去+現在と考える(過去から現在へと続いてるのをイメージする)
仮定法・助動詞:
・仮定法はロマンチック。mood/気持ちがこもる
・仮定法は、見た目が過去形なら、訳は現在。見た目が過去完了なら、訳は過去
・I wish
I wish S 過去形
I wish S could 原形
・would/couldは仮定法の可能性大。助動詞の過去形は、仮定法の目印
※ネイティブは"できた"を表すならwas able toを使う
・仮定法の倒置では、ifが省略され、省略した目印として倒置が起きる
仮定法過去の倒置
If I were a bird, I would --.
Were I a bird, I would --.
仮定法過去完了の倒置
If I had p.p., I would have p.p. --.
Had p.p., I would have p.p. --.
・助動詞mustと代用表現have toの違いは、mood/気持ちがこもっているかどうか。mustは主観的な義務、have toは客観的な義務を表す
〜しなければならない
助動詞(主観)must
代用表現(客観)have to
これから〜する
助動詞(主観)will
代用表現(客観)be going to
よく〜した
助動詞(主観)would
代用表現(客観)used to -
英文法のあれこれがなるほど〜!とわかる本
ただちょっと限定的であり網羅性は薄いのかなと感じる。
それなりに勉強して、もうちょっと踏み込みたい時に読む本かも -
説明は面白く分かり易いのですが、例文が少なすぎて、実用的に頭に入ってこないのが残念。英語は勉強ではなく原則トレーニングだと思うので、たとえ英文法でも、一つでも多くの英語に触れながら進められる教材が良いと思う。