- KADOKAWA (2018年11月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784046023445
作品紹介・あらすじ
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不確実な世界でいかに未来を、人生を設計すればいいのか。
その鍵となるのが「知的生活」を「設計」するという考え方です――
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今日から始めることが「10年後の自分」を支える。
「趣味」「読書」「情報発信+情報整理」「書斎」「アプリ・ツール」「お金」まで……
毎日のちょっとした習慣を積み上げれば、誰でも知的生活を実現できる!
感想・レビュー・書評
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私にとっての「知的生活」は、このブクログとの付き合いそのもの。レビュー欄の使い方を見ても、人それぞれ。しかし、少し前、運営側が「不適切」と判断したものは削除すると通達が出ていた。URLだけ、英語だけのレビューはNGなど、そういうのが不快だというユーザーへの配慮だという。他者の「知的生活」の形に対する「不寛容」。
「寛容の鋳型」というのがある。成功体験や怒られた経験がそれを作り、マイルールに取り込まれていく。マナーとして躾けられ、他人の振る舞いが気になるように仕上がっていく。エレベーターの立ち位置、タクシーの座席に対し〝こうあるべきだ“という思い込みが、逸脱する他者にも「不寛容」になる。
「知的生活」は、他者を知ることでもある。
躾けは信仰にも近くて。だが、信仰は他者ではなくルールを信じることだから、柔軟に捻じ曲げてはいけないもので。だから、「知的生活」とは、凝り固まった日常を疑うことであり、無意識の信仰から自らを解き放つことであり「寛容」になることのはずで。
読書とは、自らの心を開くこと。他者の思考に自らを譲り委ねる寛容性。他者の思考の海に身体を浮かべ、潜り、時に溺れていく行為。
溺れてしまわないように、人は不寛容になる。
ー 60年にわたって書いた日記を公開したことで有名な著作家アナイス・ニン「すべての人に共通した森羅万象の意味なんてない。私たちは自分たちの人生に個別の意味を、個別のあらすじを与えるのだ。一人に一つの小説、一つの本であるかのように」
ー たとえば「意識が高い」などといった言葉も、多くの人が感じていた現象にそれを総称する言い方が生まれたことでかえって広まったものです。グリム童話の「悪魔の名前当て」というモチーフは、鬼や悪魔の名前を知ることができれば相手を支配できるという、世界中の神話にみられる物語の類型です。これと同じように、名前をつけるからこそ、もやもやとしていた対象が急にはっきり見えてくることも多いのです。
悪魔の名前とは、押し付けられた他者の定型文や鋳型。本書が教えてくれる「知的生活の方法論」は、きっと寛容性を取り戻すきっかけになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私のようなぐうだらな人間は、ゲームやテレビ番組などに流され、気が付くと時間が過ぎて後悔したり、しなかったりの日常となりがちだ。
しかし、常に自分は成長の途上であり、人生の目的を見出し、生活を充実したものとしたいと考えている人は、また違った日常を送っている。
本書は、常に学び続けるには、生活の中でどんな習慣を持って過ごせば良いのかのヒントがある。
学ぶ場所を確保する。時間を生み出す。アウトプットを続ける習慣。学びへの投資と学び続けるための資産づくり。中長期的計画など、すでに実践している人には無用なものであろうが、私は大いに刺激を受け、参考とさせていただき実行したいと思ったものが多々ある。
年末年始に読む本とするならば、「一年の計は元旦にあり」という習慣のある人にとってとても参考になるでしょう。 -
「知的生活」。
魅力的なことばの響きですね。
タイトルに魅かれて読みましたが、参考になる部分もありましたが、似たようなことを、他の自己啓発書でたくさん読んだので、あえて読まなくてもよかった気が私はしました。
私は、アナログ生活者なので、後半の最新ツールの使い方や種類は、今のところは、あまり必要なかったです。
これから、ビジネスを始める方や情報発信をする方には、逆に常識かもしれません。
私に一番役立ちそうな項目は、書斎に置く本棚の、各メーカー(イケア・ニトリ・無印良品)ごとのサイズと本の収容冊数が明記されていた点(冊数明記はイケアのみ)。
本だけは読むので、役立つかもしれません。 -
著者の前著に当たる『ライフハック大全』と、ちょうど対になっているような本(装丁もそういう感じ)。
《『ライフハック大全』が「5分で人生を変えること」についてまとめた本であるのに対して、本書はより長期的に「10年後を目指して今できること」を中心にまとめています》
明らかに、『知的生活の方法』(渡部昇一)や『知的生産の技術』(梅棹忠夫)といったこの分野の定番の〝21世紀ヴァージョン〟を意図した内容だ。そして、その企図は十分に達成されている。
21世紀ヴァージョンたる証拠として、本書では書物に関することのみならず、映像・音楽コンテンツなどをめぐる知的生活についてもかなり紙数が割かれている。『知的生活の方法』の時代は「知的生活=本を読むこと・書くこと」であったわけだが、いまはもうそんな時代ではないからだ。
本書に書かれた主張・アドバイスはどれも、10年後くらいの未来を見据えてなされている。
SNSにおけるリアクションの「いいね」が象徴するように、昨今は知的生活についても即効性が求められる傾向が強い。すぐに成果や反応が出ないものは役立たずと見做されがちなのだ。
だが本来、知的生活というものはすぐには成果に結びつきにくいものであり、10年後くらいを見据えて気長に「設計」し、日々コツコツと「積み上げて」いくべきものなのだ。……そのような考え方で、全編がつらぬかれている。
前著『ライフハック大全』もよい本だったが、比べてみれば本書のほうが深みがあってよい。
「知的生活」本の新たなスタンダードになり得る良書。 -
情報そのものはコモディティ化しており、それ自体に価値はない。適切な場面で適切な情報を引き出せる『情報の編集能力』が問われる。それを培うのが『知的生活』。10年後を目指して今できること。
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こんな風に日々の生活を送れたら、さぞかし楽しい毎日が送れるに違いない。仕事とは知的生活とは究極の遊びなのかもしれない。今日から試してみたいヒントが沢山あった。ちなみに電子書籍と紙媒体の両方を購入
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P.48「Projet365をインスタグラムで実践してみる」を参考に、毎日1枚、新宿の写真をアップする活動を始めました。いつか量が質に変わることを期待しています。
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知的生産の定義を読み、自分は消費者ではなく、生産者になりたいことを痛感した。この書を読み込んで、10年後の自分の人生をより開きたいと思う。
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著者が同じ『ライフハック大全』が短時間で人生を変えることについて書かれたことであるのにたいし、この本は長期的な視点をみすえて今できることを書いた本。
すごい賢い人なんだろうなということが、随所に見いだされた。自分は本はよく読むけど、だからといって教養があるわけではないので、もっとそういうのにアンテナをはったほうがいいのかもしれないと思った。
ちょっと気になったのが、読書数の話について、1冊の本の平均を300ページとしていること。いやいや、平均にしては多すぎないか。300ページを超える本なんてそうそう読まないのだけど(自分がページ数多いのは避けてるだけかもしれないけど)。
後、インドは5月が一番暑くて、その後は強い西風で雨がもたらされるから暑くないということを初めて知った。夏のほうが春より涼しいという変わった特徴らしい。それと、同じところに著者の専門が気候学と書いてあって驚いた。ただのブロガーじゃなかったのか。
プログラミングも得意らしく、現在の基礎教養だから知っておいたほうがいいとも。自分はプログラミングはできるほうだと思うけど、普段の生活でその技術を活用できていないので、著者のようにうまく活用できている人は少し羨ましい。 -
梅棹忠夫『知的生産の技術』など、
古くから伝わっている知的再生産を日々の生活の中に組み込んでいく方法論を、情報技術の向上が著しい現代版にアップデートした内容。
最新のアプリやVRなどの技術の活用にも触れられていて、読み始めるハードルが低い分、
2〜3年単位で入れ替わり古くなる最新技術についての記述の部分は陳腐化しやすい印象を持った。
とはいえ、古典的な方法に優るものはない、という基本的な考え方に基づいて平易に解説されていて、
「これだけが正解」
といった押し付けがましいところは無く、
事例や考えかた、人生を豊かにするために続けていくコツなど、
読者がそれぞれその人なりの方法を構築していけるようサポートする姿勢が徹底されているので、
即、参考になるところは非常にありがたい。
環境の整えかたも、人それぞれのライフスタイルを考慮しつつ具体的に提案されているので、
まずは書かれている内容に従って自分なりに始めてみることができる。
そして、最終的には自分らしく自分の居場所を見出すことを
すべての読者に祈っている様子が伝わってきた。
人生を伴走してくれているような感覚になった。
良書だと思う。 -
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Digital時代の整理法の大御所 Evernoteなどアプリを教えて頂いた
文脈コンテンツが大事 キーとなる感想を一言でも残す
索引 そのキーの検索・目次を整備する
→情報は
①整理して貯める
②活用する=アウトプットに繋げる、オリジナルの
現実にはgoogleの方が有用
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ブログlifehacking.jpの管理人である著者が、「10年先を見据えていまの生活と行動を設計してゆく」ということを考え、執筆した1冊。前著「ライフハック大全」では、ちょっとした考え方やすぐにでもできる行動を紹介していましたが、さらに長期的視野に立った内容になっています。
時間を味方につけるためには、量・習慣・継続性が求めています。自分に何か明確なものが見つかっているわけではありませんが、つい目先のテクニックにとらわれてしまうことがあるので、このような長期的な視点をもって行動することを意識させてくれました。
▼知的生活とは、新しい情報との出会いと刺激が単なる消費にとどまらず、新しい知的生産につながっている場合だと考える
▼「量が質に転化する」決定的な境目がある
▼未来にどこまで到達したいかを意識して今日の活動量を決めることが「知的生活を設計する」ということ
▼1日の読書時間、1日の制作時間といったように、積み上げのためにかける時間の量を気にする理由は、長い目でみた到達点を意識するということ以外に、あてにならない偶然を、長い時間をかけて待たなければいけないから
知的な刺激から受ける「新しい発見」や「つながり」を見つけ、情報のインプットを定常的に行い、読んだ本と読んだ本のあいだにつながりを見つける確率を高める必要がある。
▼情報発信の理由
①発信によって蓄積した情報が整理されるというメリット
②発信を行うことによってさらに情報が集まってくる傾向がある
▼何を発信するのか
①発見を紹介すること
②情報で人をつなぐハブとなる
③完成に向かうプロセスを発信する
▼過去の情報やスキルを応用できる流行のループはおよそ8~10年で繰り返す傾向がある→変化を期待して待ち構える
▼知的生活で蓄積されるスキル
①パーマネントスキル:技術がどのように発展しても、世界の常識が変わってとして通用するスキル
執筆能力、情報を選別する能力、ロジカルに思考する能力、膨大な経験からやってくる一般的な知識といった、どこにでも応用可能なスキル
②アダプティブスキル:時代とともに技術や流行が変化したとしても適用することができるスキル
動画編集の技能、コーディングの基本
<目次>
SECTION1:知的生活とはなにか
SECTION2:人生を変える「知的積み上げ」の習慣
SECTION3:パーソナルスペースとしての「書斎」設計
SECTION4:情報整理と情報発信の戦略
SECTION5:習慣とツールによる知的生活ハック
SECTION6:知的投資と収入のための「知的ファイナンス」
SECTION7:10年後の人生を設計する -
知的生活をどう組み立てていくかを解説。新しいだけあってデジタルツールとかの活用にまでめくばせしている。少しライフハック的な雰囲気もあるが、それより長期視点、5年先10年先をみすえての解説が多い。
珍しいのが「蓄積」を重視していること。知識の蓄積を正面から論じるのってこの手のビジネス書的・自己啓発書的なものでは案外少ない。そういう積み上げ型というのはたぶん流行らないのだろうが、そこにしっかり言及しているのはとてもい。とにかく倦まず弛まず地道に蓄積し続ける偉大なるマンネリの大切さ、ここをきちんと押さえているのは、著者がアカデミックなバックグラウンドを持っていることと無縁ではないと思う。 -
自分の知識を貯めておくための便利ツールや、考え方を余すところなく公開した本。
好奇心ある人には目からウロコな情報多い。
知的生産はアウトプットありきと考えていたが、楽しんで続けることが大切だと改めて感じた。
量がいつか質に転換すると信じ、自分なりの進め方をする。 -
このテの本の中では珍しく謙虚さのある著者で好感が持てた。実践するかどうかは人それぞれだが、ひとつ言えるのは知的生活をするのかスマホをダラーっと見て生きていくのかで人生の充実度は雲泥の差ということ。
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人生の厚みは日々の行動から齎される。日々の無駄な時間を人生の厚みに変えられるよう、新たな取り組みを習慣化できるよう再考してみる。
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元旦に書店で目について、勢いで買った本。
2日、3日と家で読了した。
内容は、著者も記しているとおり、名著「知的生産の技術」の内容にネットやクラウド等のITツールを使ったハウツーの紹介を取り入れたものとなっている。
本書でのハウツーの紹介は薄く、デジタルが苦手な読み手には少し、不親切な気がした(RSS等意味が分からない語句がつ突如出てくる)。
思考を熟成させる戦略の内容は、表現は曖昧になっているが、「知的生産の技術」の「こざね法」では、と思った。 -
勉強になりました。
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『知的生活の方法』に並ぶというのは吹きすぎかな。ただ渡部昇一のころから50年も経ち、黙っていても情報の海で呼吸せざるを得ない我々が、窒息しないためのコツみたいなものが集められている、という印象。もちろん参考になるところは多々ある。
著者プロフィール
堀正岳の作品
