100円のコーラを1000円で売る方法

著者 : 永井孝尚
  • KADOKAWA/中経出版 (2011年11月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046028235

作品紹介・あらすじ

新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題-「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで1冊でつかめる。

100円のコーラを1000円で売る方法の感想・レビュー・書評

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  • 宮前久美というやり手のビジネスウーマン。
    10年の間に 武勇伝をうみだした 伝説のオンナ。
    それが 商品企画部に 移動になった。
    そして 第一声が『今の商品はがらくたばかり』といい、
    あたらしく 商品を企画すると宣言する。

    部長のもとに 与田 という得体の知れない人間に、
    商品企画の提案の許可を取らなければならないと言う。

    宮前久美は、なぜか、あまり勉強していない、天然ちゃん。
    与田の前には 知らないことばかり。
    『バリュープロポジション』
    ①顧客が望んでいて
    ②ライバルが提供できない。
    ③自社が提供できる。

    なるほど、そこに ターゲットを据えなければならない。

    『プロダクトセリング』100円のコーラが、
    『バリューセリング』1000円で売れる。

    キムタクは マーケティングコミュニケーションにあうのか?

    いや、いや。
    このねーちゃん やはり 天然なんだね。
    この根拠のない自信は どこからでて来るのだろうか?

  • マーケティングをストーリーで楽しめる

  • * お客様に言われたことをやるのではなくて、期待以上のことをやる
    * 自分の仕事を「化粧品を作る」ではなく「お客様をもっと美しくすること」と考える事
    * 「虫歯治療」から「虫歯予防」のように、提供する価値の変換
    * 一緒に協力する人とWin-Winになる進め方

    といった教科書通りといったことが書かれている。
    ボリュームは少ないが、入門用にうまく書かれていると感じた。
    企画の仕事でなくても、誰かに価値を提供する仕事、
    そこに少しでも自分のアイデアを反映することができる仕事をしていれば
    誰にでも役に立つ内容だと思った。

  • この本で学びとなったこと
    ・お客さん自身が気づいてない彼らの課題を見出し、その解決策を提案することが、今、求められること。物(ハード)での差別化が難しくなってきている今、これは日々痛感。これには相手をよく知り、自分の頭もフルに使うこと以外ない。自分が客の立場で一番思うのが、美容院で、だ。私は自分のセンスに自信がないため、どういう髪型が似合うかどんどん提案してくれる美容師さんにお願いしたいと思っている。これと同じだ。

    感想
    ・本としては簡単な構成で、会社にいそう(でいない)登場人物の会話形式になっており、読みやすい。漫画を読むような感じで1時間もあれば読めてしまう。その過程で、value propositionの基礎をわかりやすく説明してくれている。私にとって特に新しい情報はなかったが、知ってはいてもなかなか実践が難しいvalue propositionの重要性をおさらいできたことは良かった。ただ、100円のコーラをリッツカールトンでは1000円の付加価値でサーブして、人はそれを喜んで飲むというところは、そうかなあ。。。皆、ホテルの飲食って高過ぎじゃーとぶつくさ言いながら、背に腹は変えられん時だけしょうがなく飲んでるんちゃうん。。。と少し庶民の視点もつぶやいておく。

  • 100円のコーラを1000円で売る、ということは、ぼったくりという話ではない。お客様のシーズと自分のできることを組み合わせ、付加価値を提供することで、お客様がその価値を認めれば、コーラも1000円で売る事ができる。1000円の価値を創り出すことが大事。

    プロダクトアウトではなくマーケットインの考え方、そして、ニーズではなくシーズを掴むことが、価値提供であり、差別化に繋がる、という事を、主人公の女性の成長と共に描かれている。
    実際に提供している物やサービスではなく、私たちは何を提供しているのか?(価値)ということを一度考え直すことで、根本的な価値が見えてくる。

  • マーケティングの理論が、10の物語でよく分かるような感じに仕立てられていた。
    物語について言えば、上司の与田氏は、よく理論を知っているし洞察力もあり、常に主人公をリードすることができるのに、それまで優れた商品を開発できていなかったという矛盾点については、主人公本人の口から指摘されていた。
    マーケティングの素人が読んでも納得できる話だった。

  • "帯に”読み物としても面白く~”なんて書いてあって何の事やら?と思っていたら、本当に読み物だった。笑

    理論を並べてある本なのかと勘違いしていたが、物語形式だったので、入ってくる知識量はやや少ないが非常に面白く読めた。
    主人公が型破りかつ思考が狭すぎて、同じセールス職としては「こんな人間いないだろ、、」とツッコミたくなる事も度々あったが、総じて良い本でした。
    半分以上は既知の概念だったので、ビギナー向けの本なのかもしれない。


    ------------------------------------

    ◆アメリカの鉄道会社が衰退したのは”鉄道サービスを提供すること”という概念に縛られたから
     バスや飛行機に顧客が流れても、関係がないと思い込んでいた=顧客が望むものとのズレ

    市場志向 ⇔ 製品志向

    化粧品会社が”より良い化粧品を売る事”と考えるか、
    ”ライフスタイルと自己表現、そして夢を売る事”と考えるかで同じ製品でも事業定義が全く違う
    (後者の場合は化粧品に勝る美容アイテムが表れた場合にもスイッチしていく)

    ◆顧客満足のメカニズム
    顧客満足=顧客が感じた価値ー事前期待値
    ⇒期待値を超えることの重要さ/事前のオーダーに応えるだけでは、顧客満足は一定を超えない

    ◆マーケットチャレンジャー/マーケットリーダーの戦略
    ex)ソフトバンクのADSL戦略
     市場の半額のコストと、機器無料でシェアを一気に伸ばしたのは有名な話
     ISDNとは別に回線を引く必要があった為、ISDNに多額の投資をしていた企業はなかなか動けなかった
     ADSL市場はほぼ未開拓だったため、超赤字を抱えようともこの戦略に踏み切った
     シェアを一気に拡大できれば、コストリーダーシップが取れる
    "

  • 本田慶太さんより寄付
    現場の営業の考えだけでなく、より高く広い視点でサービスを作る(売る、広める)ためにはっと気づかされる事が多いストーリー性のある読みやすい本です。

  • 軽快な小説のようでおもしろかった。
    ・顧客満足=要望に応えることではない
    ・マーケットリーダーとチャレンジャーの戦略は違う
    ・イノベータ理論とキャズム理論

    感想:井上かわいそすぎる

  • 重要なのは顧客視点であること

    商品を販売する対象を決め、対象の顧客の期待満足値を超えること

    市場シェアが高いとコストリーダーシップを握れる

    バリュープロポジションとは、
    「顧客が望んでおり」
    「競合他社にまねできない」
    「自社が提供できる」価値のことである

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