100円のコーラを1000円で売る方法

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
3.56
  • (15)
  • (37)
  • (38)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 307
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046028235

作品紹介・あらすじ

新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題-「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで1冊でつかめる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 宮前久美というやり手のビジネスウーマン。
    10年の間に 武勇伝をうみだした 伝説のオンナ。
    それが 商品企画部に 移動になった。
    そして 第一声が『今の商品はがらくたばかり』といい、
    あたらしく 商品を企画すると宣言する。

    部長のもとに 与田 という得体の知れない人間に、
    商品企画の提案の許可を取らなければならないと言う。

    宮前久美は、なぜか、あまり勉強していない、天然ちゃん。
    与田の前には 知らないことばかり。
    『バリュープロポジション』
    ①顧客が望んでいて
    ②ライバルが提供できない。
    ③自社が提供できる。

    なるほど、そこに ターゲットを据えなければならない。

    『プロダクトセリング』100円のコーラが、
    『バリューセリング』1000円で売れる。

    キムタクは マーケティングコミュニケーションにあうのか?

    いや、いや。
    このねーちゃん やはり 天然なんだね。
    この根拠のない自信は どこからでて来るのだろうか?

  • マーケティングをストーリーで楽しめる

  • * お客様に言われたことをやるのではなくて、期待以上のことをやる
    * 自分の仕事を「化粧品を作る」ではなく「お客様をもっと美しくすること」と考える事
    * 「虫歯治療」から「虫歯予防」のように、提供する価値の変換
    * 一緒に協力する人とWin-Winになる進め方

    といった教科書通りといったことが書かれている。
    ボリュームは少ないが、入門用にうまく書かれていると感じた。
    企画の仕事でなくても、誰かに価値を提供する仕事、
    そこに少しでも自分のアイデアを反映することができる仕事をしていれば
    誰にでも役に立つ内容だと思った。

  • マーケティングの理論を小難しい言葉を使わずに、ストーリーに乗せて分かりやすく説明してくれる。こういう本を読むと、より自分の業務を想像しながら、理論に触れることが出来るので有意義。

  • 自己啓発をストーリーにすると内容よりも気持ち悪さが残ってしまう。

  • 会計システムのパッケージを開発・販売する『駒沢商会』を舞台に、商品企画部へ異動してきたセールス「宮前久美」が、ライバル会社と争いながら成長する姿を描きます。

    1. アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? ― 事業の定義
    2. 「お客さんの言いなりの商品」は売れない? ― 顧客絶対主義の落とし穴
    3. 顧客の要望に100%応えても0点 ― 顧客満足のメカニズム
    4. 値引きの作法 ― マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略
    5. キシリトールガムがヒットした理由 ― バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略
    6. スキンケア商品を売り込まないエステサロン ― 競争優位に立つためのポジショニング
    7. 商品を自社で売る必要はない ― チャネル戦略とWin-Winの実現
    8. 100円のコーラを1000円で売る方法 ― 値引きの怖さとバリューセリング
    9. なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか ― コミュニケーションの戦略的一貫性
    10. 新商品は必ず売れない? ― イノベーター理論とキャズム理論

    マーケティングで気にしておくべき基本的なポイントを説明しますが、登場してくる会社、業界がかなり極端に描かれているので、ちょっと入り込み辛い印象があります。(特に商品企画部の先輩の「与田」が極端な評論家ポジションで全然手を動かさずイライラ。コンサルタントみたいに、ちょっと外野の人とかの設定が良かったのではないかな。)

    『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』が2009年で当著が2011年なので少しは意識されているのではと思うのですが、当著の方は雑なドラマ性が邪魔して理解し辛い印象があります。テーマは良かったですが、ちょっと残念な作りでした。

  • ストーリー仕立ての自己啓発本。

    確かに100円のコーラを1,000円で売る方法が書かれている。

    顧客のニーズについてや、ブランディングなど、学ぶことは多い。

    ただ自己啓発本をストーリー仕立てだと以外と僕は苦手なのかも!

  • この本で学びとなったこと
    ・お客さん自身が気づいてない彼らの課題を見出し、その解決策を提案することが、今、求められること。物(ハード)での差別化が難しくなってきている今、これは日々痛感。これには相手をよく知り、自分の頭もフルに使うこと以外ない。自分が客の立場で一番思うのが、美容院で、だ。私は自分のセンスに自信がないため、どういう髪型が似合うかどんどん提案してくれる美容師さんにお願いしたいと思っている。これと同じだ。

    感想
    ・本としては簡単な構成で、会社にいそう(でいない)登場人物の会話形式になっており、読みやすい。漫画を読むような感じで1時間もあれば読めてしまう。その過程で、value propositionの基礎をわかりやすく説明してくれている。私にとって特に新しい情報はなかったが、知ってはいてもなかなか実践が難しいvalue propositionの重要性をおさらいできたことは良かった。ただ、100円のコーラをリッツカールトンでは1000円の付加価値でサーブして、人はそれを喜んで飲むというところは、そうかなあ。。。皆、ホテルの飲食って高過ぎじゃーとぶつくさ言いながら、背に腹は変えられん時だけしょうがなく飲んでるんちゃうん。。。と少し庶民の視点もつぶやいておく。

  • 100円のコーラを1000円で売る、ということは、ぼったくりという話ではない。お客様のシーズと自分のできることを組み合わせ、付加価値を提供することで、お客様がその価値を認めれば、コーラも1000円で売る事ができる。1000円の価値を創り出すことが大事。

    プロダクトアウトではなくマーケットインの考え方、そして、ニーズではなくシーズを掴むことが、価値提供であり、差別化に繋がる、という事を、主人公の女性の成長と共に描かれている。
    実際に提供している物やサービスではなく、私たちは何を提供しているのか?(価値)ということを一度考え直すことで、根本的な価値が見えてくる。

  • マーケティングの理論が、10の物語でよく分かるような感じに仕立てられていた。
    物語について言えば、上司の与田氏は、よく理論を知っているし洞察力もあり、常に主人公をリードすることができるのに、それまで優れた商品を開発できていなかったという矛盾点については、主人公本人の口から指摘されていた。
    マーケティングの素人が読んでも納得できる話だった。

全38件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

マーケティング戦略アドバイザー。1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当し、同社ソフトウェア事業の成長を支える。2013年に日本IBMを退社して独立。マーケティング思考を日本に根付かせることを目的に、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表取締役に就任。専門用語を使わずにわかりやすい言葉でマーケティングの本質を伝えることをモットーとし、製造業・サービス業・流通業・金融業・公共団体など、幅広い企業や団体を対象に、年間数十件の講演やワークショップ研修を実施。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法』(KADOKAWA )などがある。

「2018年 『マンガ これ、いったいどうやったら売れるんですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

100円のコーラを1000円で売る方法のその他の作品

永井孝尚の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
又吉 直樹
デール カーネギ...
スペンサー ジョ...
有効な右矢印 無効な右矢印

100円のコーラを1000円で売る方法を本棚に登録しているひと

ツイートする