コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法
- KADOKAWA/中経出版 (2012年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046028365
作品紹介・あらすじ
会計ソフト会社である駒沢商会でトップセールスになった宮前久美は、「お客さんが喜ぶ商品を創り出したい」という想いを実現させるために商品企画部へ異動を申し出る。しかしそこで出会った与田誠に突きつけられたのは、「顧客絶対主義」の落とし穴だった。彼女は日本企業が抱える課題-「高品質・多機能、でも低収益」から脱却できるのか?MBAマーケティング理論が学べる商品開発ストーリー。
感想・レビュー・書評
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ビジネス本の漫画は邪道なようで、理解のしやすさ、効率を考えるとすごく良い。多くのマーケティングの理論をストーリーの中で一気いイメージできる。
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マーケティングの基礎的なことがマンガでまとめられていてるのですいすいと読めました。
お客様のリクエストを聞かなければいけない、お客様の声を大事にすべきという思い込みがあると、この中で紹介されている「顧客満足の式」にはドキッとしてしまうと思います。 -
シリーズ3冊を通して、マーケティングの理論や手法が網羅的に掴める点が良い。自分のようなマーケティング初心者には、脇に置いておいて必要な時に再読するのに良いと感じた。この本を入口に他の書籍で深く学するなどすれば良い。
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マーケティングの分野でよく聞いたり、自社の中で実際に取り組んでいるものの、なぜそれをするのか分からなかった部分を漫画のストーリーや事例の紹介を通して、理解することができてよかった。
【学んだ内容】
・製品思考→市場思考
・バリュープロポジション
・価格勝負
・価格競争→価値競争
・チャネル戦略
・マーケティングコミュニケーション
・イノベーター理論とキャビズム理論 -
ストーリーはうまく行き過ぎている感じはあるが、読みやすく、ポイントが端的にまとまっている。
改めて考えさせられたこともある。例えば最初の自社の事業の定義、顧客の定義、自社が提供できる価値などはマーケターでなくとも考えるべきことだと改めて気付かされた。
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漫画はとっつきやすい割に難しい言葉も出てくるし、会社や登場人物の名前がそれに合わせてわかりづらかった。マーケティングについては学べました。先に読んだ本で見た内容だった。
事業の定義:顧客の立場に立った内容
価格競争の中のコーラの液体100円か、
特別な時間で特別なひと時を過ごせる特別なコーラ1000円か。
価格競争ではなく価値競争。
お客様の言いなりになるのではなくこちらから課題を提示してその解決をする。
自社商品を自社で売る必要はない。
新商品は必ず売れない。など -
原作から情報量を落とさずに読みやすさはUPしている
マーケティング戦略とはいえ、マーケティング部だけでなく営業にとっても大事な考え方
組織で一貫性のある戦略が打てると強い
持
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漫画なのですらすら読めるし、実例をみているようでとてもイメージが湧きやすかった。
顧客満足の式:要望に答えるだけではダメ
バリュープロポジション:競合が提供できず、自社が提供できる価値と顧客が望んでいる価値の合致部分を狙う
そして、そこからターゲット・課題の定義をして
マーケティングミックスに落とし込むまで具体例を交えて描かれており、わかりや買った。
2020.4.17 -
漫画パートのお陰で初心者のわたしにはとっつきやすかった。
顧客市場主義、プロダクト思考、値下げ競争はNGだということが全編総じて強く印象に残った。
自身も主人公と同じように、考え方・捉え方を誤っていたなぁ…と振り返ることもできた。
具体的なストーリーを元に学べるが、
「コレはこういう理論」ときっちりと記されているのは一部なので注意。