100円のコーラを1000円で売る方法3
- KADOKAWA/中経出版 (2013年6月7日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046028464
作品紹介・あらすじ
イノベーションとリスクに挑戦しろ。国内大手ライバル・バリューマックス社との市場競争を生き抜いた宮前久美と駒沢商会だったが、ついにグローバル企業の黒船が襲い掛かる。しかも、そのトップはかつての仲間であり師匠の与田誠だった-。彼女はグローバル競争のハリケーンが吹き荒れる日本企業で「新たな成長となるイノベーション」を起こすことができるか?シリーズ完結!現状維持は破滅。新たな顧客と市場を創り出せ!イノベーションからM&A、グローバル競争戦略まで1冊でつかめる!
感想・レビュー・書評
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ビジネス系のマーケティングやら戦略的思考やらを小説風に読める。要点を短時間でストーリーで読めるからいいかも。
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この展開は、おもしろい。
世界の会計ソフトのガンジーファイナンスという
会計システムの黒舟が、日本にやって来た。
それも 宮前久美子の上司で、
この間アドバイスしてくれた与田が
代表取締役だった。それと敵対した
清水専務が 浪花節で復活した。
この復活の仕方が 実にいい。
ガンジーファイナンスは
零細企業を相手に会計ソフトを無料にした。
そのかわり、法人の購買にたいして、
アプローチする法人購買担当だった。
バリューマックス社、駒沢商会は
それぞれの棲み分けをしていた。
バリューマックス社は、会計システムで、大企業向け。
駒沢商会は、岩倉メソッド。
クラウドによる経営の見える化。
どう対抗するかで、バリューマックス社は
駒沢商会を、買収することを決断したが
1+1=2以上になるのか?
そのことが、大きな問題となるが、
バリューマックスと駒沢商会
実質的に どちらが 有利なのか。
プロフェッショナルは自分の強みに集中せよ。
ヒト モノ カネに 情報とスピード(時間)が
加わっている。
ローカライズしなくても済むような
グローバルスタンダードづくり。
じつに ドラスティックな展開が おもしろかった。 -
イノベーションとリスクに挑戦しろ。国内大手ライバル・バリューマックス社との市場競争を生き抜いた宮前久美と駒沢商会だったが、ついにグローバル企業の黒船が襲い掛かる。しかも、そのトップはかつての仲間であり師匠の与田誠だった―。彼女はグローバル競争のハリケーンが吹き荒れる日本企業で「新たな成長となるイノベーション」を起こすことができるか?シリーズ完結!現状維持は破滅。新たな顧客と市場を創り出せ!イノベーションからM&A、グローバル競争戦略まで1冊でつかめる!
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シリーズを通して初心者にとても理解しやすくまたストーリー仕立てなのでわかりやすい。
マーケティングのことをもっと勉強したくなった。理論がわかると、社会でニュースになっていることもわかるようになる。
物語は、目的が小説とは異なるので仕方ないかもしれないが、急ピッチで話が進みすぎる感じはした。しかし各々がどんなビジネス展開をしていくのか、こからもずっと続きを読みたい。恐らく死ぬまで現役というタイプの人たちだから終わりはないのかもしれないが。 -
『100円のコーラ』シリーズ第3作にして最終話です。
第1作は「顧客中心主義への回帰」をテーマにマーケティング戦略を、第2作は「成功体験からの脱却」をテーマに競争戦略や仮説思考・論点思考を取り上げてきましたが、第3作では「イノベーションとリスクへの挑戦」をテーマにグローバル化、デジタルマーケティング、M&Aについて語られています。
過去2作に比べ、ストーリーの中で様々な理論を説明していくというよりは、純粋にビジネスの読み物として非常に面白かったというのが印象です。
もちろん内容として軽いというわけではなく、テキストとしても読み応えのある一冊です。
特に印象的だったのは、過去の成功体験もあって自分たちのコアコンピタンスに過度にこだわってしまった結果、使いもしない機能がてんこ盛りの過剰サービス=オーバーシューティングになってしまった点、そしてイノベーションのジレンマに陥っている隙に破壊的イノベーターによって一気に顧客を奪われていった点で、多くの日本企業が経験してきた事例だと思います。
「既存の顧客と向き合っているだけでは新たな課題は出てこないし、新たな課題がないということは新しい価値を提供できていないということなのに、現状に満足してしまう。」
「失敗を恐れず、自らリスクをとって新しいことに取り組まなければ、イノベーションなんて起こせない。他社にやられるのを待つのではなく、自ら過去の栄光を乗り越えていく。」
著者は登場人物の一人にこう語らせています。
一般的なケーススタディに対して、本作品は小説としても優れたストーリーの中で様々な戦略やキーワードが語られていく構成のため、非常に理解しやすく、その分考えることにもエネルギーが回せて、非常に有意義な読書になりました。 -
既読の『戦略は一杯のコーヒーから』を読んで面白かったので
著者の少し前のベストセラーを読んでみた。
(レビューは①~③を総括)
正直最初の方は物足りないなと感じていたけれど、最終的にはなかなかよかった。
真のサービス、新商品、販売戦略、事業転換などなど、実務的というかシンプルで分かりやすく、
なるほどこうやって企業や社会は成長していくものなんだなーと感心しきり。
(もちろん現実にはそのままスライド&トレースはできないのだろうけど)
最後の方はマーケティング的要素よりも小説要素が強かったか。
久美とロンロン母のケンカの件なんて要るかな(笑)。
著者プロフィール
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