考える力が身につく社会学入門

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 11
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046028716

作品紹介・あらすじ

「社会学」がわかれば「今」がわかる。「人間関係」「婚活」「少子高齢化」「ニート」。世の中の流れ、仕組みが見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 第一章が理論社会学における「近代社会」と「自己」を解説した文章として、非常にわかりやすくありがたい。

    ・伝統や慣習を疑わない。なぜそれをするのかという根拠は「習わしだから」で説明ができる状態が前近代社会。
    ・一方で、近代は伝統や慣習を疑い、より良いことを提示する(ことができる)再帰性が高まった時代である。
    ・背景として、特定のコミュニティに帰属することなく、様々なソサエティに要所要所で参加をすることが一般的に。
    ・すると、特定のアイデンティティ(自己)というものは、なくなり、参加するグループによって複数のキャラの使い分けが発生。

    複数キャラが存在してしまうことは、社会学的には再帰的近代が加速しているから仕方ない事象として説明できる。流動化が進んだとも言える。その中で、そのキャラがいかに自分から乖離していない状態でやりくりできるかが大事という所が悩ましい。

  • 現代社会に起こっているさまざまな現象を、「社会学」を通すことによって、どのように見えるのかを解説(眞次先生)

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著者プロフィール

浅野 智彦(あさの ともひこ)
1964年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授。主著『検証・若者の変貌』(編著, 2006年, 勁草書房)、『「若者」とは誰か』(2013年, 河出書房新社)

「2016年 『〈若者〉の溶解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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