- KADOKAWA (2019年2月1日発売)
本棚登録 : 43人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784046040749
作品紹介・あらすじ
サッカーをあきらめたとき、私は22歳でした。いまの私が当時の私に話しかけることはできません。
ただ万が一、それが可能なら、そこで私は何を話すのか。その内容を、余すところなく、本書に詰め込みました。
当時の私のようにもがいているすべての人に、「前向きな撤退」という考え方が少しでも人生を照らすヒントになるなら、これ以上の喜びはありません。(「はじめに」より)
なぜ、22歳でガンバ大坂を戦力外になった著者は、起業から7年で、東証マザーズ上場企業であるSOUをつくり上げられたのか?
「自分の力をどう見極めるか」「発する言葉は現実になる」「『自責思考』が不可欠な理由」「個性と個性を掛け算せよ」……。
最注目の天才経営者が自らの歩みを踏まえて初めて明かす、人生と経営でいちばん大切な「見切り」と「コミットメント」の極意。
【本書の内容】
トライアウト後、はかなくも消え去った望み/手放すことは、新しい何かを始めるきっかけ/「つらい」という言葉を口に出さない効果/ポジティブ思考がクリエイティビティの源/山手線の広告を「自分ごと」として捉えてみると/失敗したら自分のせい、うまくいけば環境のおかげ/前代未聞だった「キューブ型シュークリーム」/オープン時に訪れてくれたガンバのサポーター/成功数を増やすには、チャレンジ数を増やすしかない/家電リユースからの「前向きな撤退」、そして東京へ/「焼き方を選べるチーズケーキ」というイノベーション/長兄がアレンジした提携の話を断った理由/元Jリーガーの経歴を「特徴」ではなく「強み」に/個性の軸を複数つくりあげる生存戦略/ガンバのユニフォームで上場の鐘を鳴らす/めざすは「遊んでいるかのように働ける会社」/現状維持とは、その時点でもう「後退」だ……ほか
みんなの感想まとめ
人生の転機を経験した著者が、自らのサッカーキャリアから得た教訓を経営に活かす姿を描いた一冊です。元Jリーガーとしての挫折を経て、著者は「前向きな撤退」という考え方を体現し、成功へと導く力を培いました。...
感想・レビュー・書評
-
元Jリーガー(ガンバ大阪)で、引退後に起業した会社を上場した著者が、そこまでの来し方を振り返る一冊。
Jリーガーとしては大成しなかった(3年で引退)ものの、当時の経験をすべて経営に生かしている点がすごい。
たとえば、いわゆる「見切り千両」の姿勢だ。
Jリーガーとして大成する見込みがないと冷静に判断して引退を決めた著者は、経営者としても「前向きな撤退」(副題の一節)をくり返す。
売上の9割を占めたブランド品のネットオークションから、伸びしろがないと判断してあっさり撤退したり。
アスリートのセカンドキャリアを考える上でも、示唆に富む一冊だ。
元アスリートの経営者という自分の強みを、著者は最大限に生かしていく。そのセルフブランディングにも見るべき点が多い。
著者自身も書くように、この人はアスリートより経営者向きだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人は賢いと感じた。
人に伝える文章力も有るし、思考力もある。
全ては糧。
捉え方次第でチャンス。
自身起業を考えているので、参考にしたい -
思いどおりにいかない世の中で、自分なりの工夫をする、ということを、言葉を変え一表現すれば、めざす姿を描き、その実現のための問題が何であるかを明らかにし、克服Jていく、ともいえるでしょう。つまり、「自分を主語にして、自分を成長させるための問題文をつくる」必要があるのです。そしてその問題文がつくれたなら、あとはそれを解↑だけです。
自責思考が大切。 -
面白かった。
戦力外になったのは、一言でいえば慢心となる。自責でなく他責というか。もちろん環境もあるのだが、とはいえ言い訳しては話は始まらないのは常にある。
一方で著者のビジネスとしての才覚は、リユース家電をネットに、ネットをさらにBtoBオークションに、家電をブランド品になどどの事業においても、常に先を考え、手を打っている。
これをJリーガー時代と比較すると、対照的に読める。
つまり、
Jリーガー時代の著者:他責、次の手を打ててない
ビジネス時代の著者:自責、次の手を打つ
もちろん、自責で次の手を打てば必ず結果が出るわけではない。とはいえ、前提として、状況認知と何をするか、つまり自分を変えていく、成長させていくには、自らが動くか、動きやすい環境を得ていくしかない。
本書には「商売人」という言葉が出てくるが、これはビジネスとしてというのとほぼイコールとは思うが、お客のため、関わる従業員のためなど、三方良し的な視点は「なにわの商人」であり、まさに商売人だと感じた。
プロサッカー選手のセカンドキャリアのモデルになるかはおいておいて、どんな状況や環境でも、どう取り組めるか、取り組んだかの自分の内省は改めて大事だと痛感した。これが出来てないと後悔するし、やりきれないのだろうと。
そういう意味では読者としては、仕事を高めていく、現状どうだろうか?という疑問や見直したい人向けの本だと感じた。 -
●株式会社SOU ブランド品を個人から買取、リユースショップ業者などにオークション形式で販売する。
●父がリユースの会社を経営していた。ネットオークションで売れる事に気づいた。
●ペレは世界一シュートを外した選手!成功数を増やすには、チャレンジ数を増やすしかない。
●ガンバ大阪のユニフォームを着て、東証マザーズ上場の鐘を鳴らす。
-
Jリーグでの挫折経験を経営にフルに活用した著者の言葉に説得力があります。チーズケーキのPABLOを手がけたのがこの人と知って驚きました。
