家事なんて適当でいい!

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 298
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046043634

作品紹介・あらすじ

無理をしない、肩の力を抜いた家事・育児の情報を発信し、
ママたちの支持を集めるインスタグラマー、ボンベイさん初の著書。

「育児中、ママは常にギリギリのラインに立っていて、
もしかしたら、毎日のようにニュースを賑わす虐待だって他人事じゃない!」

そう感じたボンベイさんは、
「死なせない」育児を最重要ミッションに掲げました。

そのために、試行錯誤しながら実践してきた、暮らしと子育ての工夫・考え方は
いつのまにか自分の毎日を楽しく、さらには家族みんなを笑顔にしていきました。

「週に4日は豚汁とごはんだけ」
「泣き声にはイヤホンを」
「パジャマで寝なくてもいい」

一見インパクトのある提案の裏には、
ボンベイさんなりの子どもたちへの思いがあったのです。

ストレスを感じながら、何となく続けていた毎日の当り前や思い込み。
思い切ってやめてみたら、家族の笑顔が増えました。

子どもとの暮らしが楽になる! 楽しくなる! 工夫がいっぱいの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 「ママなんだから、育児も家事も完璧にやらなきゃ…」
    そんな呪いをかけられている、まじめなママに贈りたい1冊。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「最重要ミッションは『死なせない』」(20ページ)

    ママはいつも「完璧」でいないといけないと思いこんでいませんか。
    または、そんな風に思う人たちから、「ママなんだからしっかり」と、呪いの言葉をかけられていませんか。

    わたし自身、特に第1子生んだときは、そう思いこんでいました。
    「育児休暇をとって家にいるんだから、育児も家事もしっかりやらなきゃ」
    そんな風に思っていました。

    でも育児なんて、予測不可能な出来事の連続です。
    どれだけ入念に段取りを組んでも、予定通りになんてまず進みません。
    なのにそれがすべて自分のせいに思えてしまい、できない自分はダメなママなんだ…と、日々おちこんでいました。
    その頃にこの本を読んでいたら、どれだけ気持ちが軽くなっていたことでしょう。

    きっとその頃読んでも、ルンバや乾燥機つき洗濯機は買えなかったと思います(苦笑)。
    でもレトルトを使うこと、ひとりの時間をもつこと、夜中に携帯と財布だけもって飛び出すこと(実際にしてました)への罪悪感は、とても軽くなっていたでしょう。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    子どもがとても小さい頃は、すこし目を離しただけで、命の危険にさらされることもしばしばでした。
    なのに、ママになっただけで「ママなんだからそれくらい当然でしょ」と言われてしまうことが、とても多いように感じます。

    特に真面目な人ほど「ママなんだからできて当たり前」という言葉を素直に受け入れてしまい、できない自分を責めてしまいます。
    わたしも自分で言うのもアレですが、例にもれず「ド真面目なママ」でした。

    でも本当に大事なことは「最重要ミッションは『死なせない』」(20ページ)なんです。
    本当にそうなんです。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「家事なんて適当でいい!」には、疲れきってしまったママにオススメしたい「子どもを一番に考えたゆえに、家事はほどほどにする方法」が書かれています。

    正直、読んだ方のなかには「ルンバも乾燥機つき洗濯機もすでに使ってるし、なんでこんな当たり前のことを書いてるの」と言う方や、「そんな家電を買える余裕、うちにはない」と余計悲しくなる方もいると思います。

    でも、この本の本質は、そこではありません。
    「完璧なママになんてならなくていい。まわりの押しつけるママ像と比較して、自分を責めないでほしい」ということを伝えたいから、この本はここにあるのです。

    ルンバ使ってもいいじゃない!
    レトルトに頼ったっていいじゃない!

    24時間365日、常に起きて気を張って子どもを守りながら生きれる人なんていません。
    ママも1人の人間なんだから、休まなきゃ死んじゃうのです。
    そんな24時間闘い続けろ!なんて自分にできないことを、「ママ」にはやれ!と言う人なんて、無視していいんです。

    この本は、ママが休む時間を作るための本であり、理不尽なママのイメージを押しつけてくる人からママの心を支えてくれる本です。
    育児家事がしんどくて、でも弱音を吐けなくて、ひとり静かに家で泣いている…そんなママへ、この本を贈ります。

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    こちらもすごくオススメ!ママの気持ちを支える本
    ・「ははがうまれる」宮地尚子(福音館書店)

  • 産後うつだった時にSNSで見付けて救われた方。今でも大好きです。

  • SNSで話題のボンベイさんの著書。元々SNSをフォローしているので思ったことですが、この方の良さはSNSでみんな見てほしい!ってこと。
    確かに、本にするにあたってお部屋が綺麗な写真だとかこの人はそれでも頑張ってる方だとか色々感想も見たけど、
    「本当に死なせない育児」をリアルタイムに発信してる方なんだよ、と言いたい。
    確かに本を読む方に伝わるように色々と全体的な考え方なども書いてあるので、具体的なことは伝わりにくいかもしれませんが、わたしは実際SNSの投稿でホッと安心したことがありました。

    本としては、読みやすい文体文章量を心がけたとのことで、するっと読めた印象でした。
    具体的なスキル、というよりは考え方だったり意識の持ち方だったり、という内容が多いです。
    ぜひ、これを読んで入門した方々はSNSで実践編のボンベイさんを見てほしいと思います。

  • これから結婚予定で家事をくることになるため読んだ。

    ここまで楽していいんだというのがわかるのがよい。
    料理が苦手なので、週4豚汁のところは、別の料理でも下げられる基準が紹介がほしかったな。

    家事で大変な時にまたら読み返したい。

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11441137

  • 元気がでるしそのままでいいんだと思える本!

  • 省エネ

    子育ての反省から著者が行き着いた答え。
    「子どもも親も「死なせない」が最重要ミッション」「家事できなくても死なない」

    悪しき完璧主義を脱して。「鳴き声にはイヤホンを」

    ● もっとも効率的で無駄のない育児
    最低限の食事、洗濯、赤ちゃんの清潔さだけ保てればOK

    離乳食は全食ベビーフードでOK
    宅配、レトルト、冷凍食品もフル活用

    赤ちゃんの入浴は2日に一回

    お金で解決できることは惜しまない
    「今」をなんとか生き抜かなきゃ「明日」もない

  • タイトルを見て、家事について期待していたのですがそれについては第1章のみでした。
    また、テレビで見たことがある、誰かが言ってたレベルの情報が多いように見受けられたので、内容の精査は自分自身でする必要があるように感じます。
    おおまかな考え方としては共感できました。

  • 生きていればあとはなんとかなるという作者さんの考え方が好き。

  • もっと手抜きしよう!と思えた。自分の時間ももっと、大切にしよって。子供との関わる時間ももっと大切にしよって。次は、奮発してドラム型洗濯機にしよう

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著者プロフィール

5歳の長女と2歳の次女と三女の双子の子育てに奮闘する働くママ。「死なせない」を最重要ミッションに掲げ、無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSで発信している。その投稿が子育てに悩むお母さんたちの共感を呼び、インスタグラムは2か月でフォロワーが4万人以上増加。現在も精力的に子どもとの暮らしについての情報発信を続けている。

「2019年 『家事なんて適当でいい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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