After GAFA 分散化する世界の未来地図

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  • KADOKAWA (2020年2月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (316ページ) / ISBN・EAN: 9784046043863

作品紹介・あらすじ

「インターネット草創期から、その可能性を信じ続けた著者だから書けた、GAFA支配の先にある未来地図」
松本 大氏(マネックスグループCEO)推薦!


その出自から、インターネットは「分散」に向かって進んできた。インターネット黎明期に『ワイアード』アメリカ版に掲載された「サイファー(暗号)パンク」という思想のキモは、「暗号」によって権力から個人の自由を守り抜くことにあった。


しかしいま、GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)に代表される巨大プラットフォーム企業が隆盛を誇るなかで、個人の情報は「中央」に吸い上げられ、情報流失からフェイクニュースに至るまで、世界から「トラスト」が失われている。


その一方、「中央集権」のビジネスモデルに対抗できる技術としてのブロックチェーンは、バブルの様相を呈したあと「幻滅期」に入ったといわれるが、その裏で巨大な胎動が起こっていることを、ご存じだろうか?


本書では、ほとんどの人がインターネットの実相を理解していなかった1994年、『ワイアード』日本版を創刊して初代編集長を務め、その後もインターネットの歴史と歩をともにしてきたビジョナリーが、ヨーロッパやアジアなど最新のイノベーション事例を踏まえ、「After GAFA」の世界を描き出す。


まだ誰も見たことのない、しかしそれほど遠くもない次世代を歩んでいくために携えるべき、未来の「ガイドブック」。


【目次】
第1章 「信頼」が失われたインターネット
第2章 ブロックチェーンの本質を見誤るな
第3章 After GAFAのビジネスモデル
第4章 デジタルはすでにピークアウトした
第5章 「オルタナティブな価値」のつくり方
第6章 「重ねる革命」と日本の選択

みんなの感想まとめ

テクノロジーと人間の幸福を探求する本書では、GAFAに代表される巨大企業の影響力とその先にある未来を深く考察しています。著者は、ブロックチェーン技術を通じて、情報の主権を個人に戻し、信頼できる社会の実...

感想・レビュー・書評

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  • 富と技術が過集中した4巨大企業に対する批判が起きているということから始まるIT世界と今後の潮流について述べられた本。正直なところ読了しても詳細に100パーセント理解しているかまだ分からない。
    ブロックチェーンというと仮想通貨のことぐらいの結びつきの認識しかなかったのでトークンの新たな価値については刺激的でもある。量子コンピューターの発達によることで安全性に揺らぎが出そうなのが気にはなるけど。
    チャレンジャーバンクN26についても知らなかったので勉強になった。
    日本は課題先進国だからこそ活路があるという筆者のメッセージは熱く素晴らしいと思う。既存の価値にしがみつくのでなく独自性を個人個人が磨いて世の中に提示することがAIには出来ない「人間」としての強さだとしたら自分はどうしていけば良いのか。改めて考えさせられた。

  • 「GAFAをはじめとしる現在のインターネットの潮流に否定的とはいえ、テクノロジーを放棄して自然に帰れと言いたいわけではない。なぜなら人間が幸福感を得られる生き方を実現するのもまたテクノロジーだと信じているから。」

    小林さんの葛藤や想いが一番詰まってるいい言葉。

    ウルグアイのムヒカ大統領の国連スピーチにも通じるものがある。
    本当に大切なことは幸せになること。
    進化や成功が=幸せではない。
    世界中の国が先進国のように消費と浪費をするようになったら世界は滅びる。進化することは果たして幸せなんだろうか。

    この本の私なりの解釈。

    GAFAによって我々の生活は進化した。
    でもそれで失ったものもないか。インターネットは皆平等に情報共有できる仕組みを目指したんじゃなかったか。それが企業情報を掴むようになった。
    フェイクニュースや個人情報悪用など情報への信頼が揺らいでしまった。

    テクノロジーが進化するのは悪なのか?
    否そうじゃないはず。
    テクノロジーは人々に幸せを与えるために使われるべきだ。人類の進化のためでなく。

    ブロックチェーンはそういった技術だ。
    情報の主権を情報元に戻し、人々が信頼を持って情報を活用できる、価値に応じて対価が平等に分配される社会。そういった使われ方をされればテクノロジー進化は人々幸せするのではないか。

  • GAFAはプラットフォームビジネスであり、集客ありきの錬金術によって時価総額を上げている。大切なのは中央集権的な体制ではなく、トラスト(信頼)。ビットコインに代表されるブロックチェーンの技術はフィンテックや保険、引いてはマッチングアプリの世界でも利用されている。ブロックチェーンは各国が標準化に動いているが、信頼できる第三者を必要としないという時点で破綻している。インターネットに変わる可能性がある。
    ネットの社会はリアルをコピーしたデジタル。

    「いまや、全世界で共通に使われている唯一のプロトコルは「いいね!」です」がクスッときました。GAFAと呼ばれる巨大な組織。創業当時は当然、夢見る成長企業。企業もひとも時代にフィットしたものだけが生き残っていく。

  • 中央集権になっているインターネットに対しての分散に関する書籍。
    「信頼」「倫理」というものをどのように取り戻す(確保する)か?に対しての考察がまとめられていて、非常に面白いです。
    明日の仕事に役立つ訳ではないが、半年から1年後以上を見て、持っておくべき考えについての書籍だと思います。

  • 2024年8月4日読了。2020年刊、「フラット化する世界」の幻想が崩れGAFAに支配された現代の「その次」を、「分散化」の技術・思想を手掛かりに読み解く本。非常に刺激的でわかりやすい本で面白かった、ブロックチェーンは「改ざん困難な証明を提供する技術」にとどまらず、「中央集権的な管理体制なし・人間の善性への依拠なしに信頼性を担保できる仕組み」であるところに希望があり、各種のテクノロジーも参加者が分散して参加しつつ必要なリソースを社会に提供しあう、という方向性に動きつつある・それはすでに発生しつつある変化である、ということか…。危機感・変革への意思がなければ淘汰されてしまうということ、自分も心がけねばな。

  • 帯が気になって購入した本。
    中央集権的なGAFAを越えて行くのは、分散化された価値の共有かもしれない。
    それを実現するのに必要なのがブロックチェーン技術。GAFAも全力でブロックチェーンのプラットフォームになろうとしてくるだろう。

    中身としては少し期待外れ。
    引用が多く、それで?っという印象。

    第6章『重ねる革命』の章は具体的なイメージを持って読めた。
    2回目読むと腹落ちするのかもしれない。

  • ・スマホなどのデバイスの分散化からGAFAへの中央集権化→ブロックチェーン
    ・WEB3.0のキーワードはトラスト(信頼)
    ・インターネットの課題である信頼を取り戻す事がブロックチェーンの意義
    ・世の中は中央集権化と分散化を繰り返している。中央集権は効率的だが形骸化する・腐敗の温床になる、分散化は個人の自由度が増すが負担がかかる
    ・テクノロジーが変化してきたことで社会のフォーマットをリフレームする時期
    ・こどもという概念は中世から
    ・学校にいく、会社にいく、ピラミッド組織などは産業革命から200年経ってない

  • 「internetでビジネスしたい人にとっての教科書」として2冊上げるなら、20年上半期でこの本と「ネットビジネス進化論(尾原さん)」になると思う。

  • インターネットはフラット化する世界だったはず。
    しかしインターネットが世に出てから20~30年。
    世界が予想したものとは大きく異なる様相となってしまった。
    誰にでも開かれた世界がインターネットではなかったのか?
    それが、実際にはGAFAがネットの世界を牛耳り、国家の力よりも強大となってしまった。
    今ではインターネットの世界でGAFAを外して生きていくことなど出来ない。
    つまり我々はGAFAに完全に人生を握られている。
    そんな閉じた世界が今のインターネットなのだ。
    そうした中で、ネット世界では大きく格差が広がってしまった。
    GAFAに対抗するように欧州各国ではAfter GAFAを目指し戦っている。
    GDPRの法施行は一つの例だ。
    ベンチャー企業の金儲け主義からの脱却もしかり。
    社会にとって役に立つ事業の創出。
    分散型のブロックチェーンを活用した、中央集権型からの開放。
    この辺の人間の尊厳を大切にする辺りが欧州らしい。
    欧州の中でも国によっても特徴的だ。
    ドイツやエストニア、スイス、そしてイギリスなどが特に活発だ。
    (本書では、フランスやイタリア、スペインなどの例は出て来なかった)
    かねてより歴史は中央集権が起これば、次は反動で民主化という分散方向に行く。
    分散がひと段落すると、また中央集権に収縮していく。
    積み上げた業態は、いつか制度疲労を起こし、新業態によって駆逐されるのが常だ。
    しかし完全に破壊されて駆逐されるのか。
    あくまで旧業態を土台として、層のように積みあがって行くのか。
    要は時代の状況を見ていく中で、日本の舵取りはどうするのか?
    答えは当然に一つではない。
    ただ今の状態と同じでないことは確かだ。
    何らかの大きな変化は必ず起こる。
    それも天地がひっくり返るくらいの大きな変化だ。
    (もしGAFAが消えてなくなったら、それは確かにひっくり返るような話だ)
    我々に出来ることは、状況を早く正確に把握すること。
    そして、速やかに正しく対応することだ。
    そのためには、もっと普段から情報感度を上げて、日々対応力を養うために準備するしかない。
    正解が常に変化していく世界に対応するしかないのだ。
    (2020/8/11)

  • GAFAほかプラットフォーマーの企業倫理

    ギグワーカー=フリーランス シェアリングではなくただのエコノミー

    ヘルステック スタートアップ失敗ランキング2018 datavase.io
     1位Theranos 13億6850万ドル 小型診断機「エジソン」詐欺

    アルゴリズムによるユーザー嗜好の先鋭化の問題点、検証の不足 
    「エルサゲート」Youtube
    「編集合戦」ウィキペディア
    「リツイート」=弾をこめた銃 2006年

    2000年前後 readからwriteへ WEB2.0
    2005年 リアルタイム化 PubSubHubbub
    2007年 iPhone、Android Eyeball driven=目玉の数でおカネが生まれる
      
    スタートアップの「上がり」はプラットフォームへの買収 
    acqhire =優秀人材確保目的の買収

    アジャイルに動く:まずサービスインして修正していく、自分たちが正義
    テクノクラシー =テクノロジーによる民主主義
    瞬時の対応 時間の浸食 マイクロ遮断

    ーー
    ブロックチェーン 公開鍵暗号
    ハッシュ関数 SHA-2 2001年

    量子コンピュータ ハッシュ化された暗号の解読
     →格子暗号の誕生
    ーー
    FinTech
     銀行のオープンAPI 2018年 日本 改正銀行法
     チャレンジャーバンク N26「世界一愛される銀行」
    KYC=Know You Customer
     GAFAに勝る銀行の顧客本人の身元確認技術
    ID2020
     全ての人へ法的アイデンティティー ;SDGs 
     生体認証とブロックチェーンで実現?

    InsureTech
     保険を互助のしくみに戻す
     平安保険(中国)1988年
     取引コストが低いほど小規模事業者が市場開拓できる

    トレーサビリティ 偽物判定 
     ブロックチェーンにタグ,ID情報書き込み
     ワインICタグ付きコルク
     ダイヤモンドIDレーザ加工
     デーティングアプリ 経歴詐称
     アート

    ーー
    デジタルのピーク2017年 驚きがない デジタルで十分
    →自分だけの体験へ
     時間のかかる手の込んだこと、一周して昔に戻る

    中央集権化の歪と分散化のコミュニティ
    合意形成
     社会のフォーマットを「リフレーム」
      行うことの枠組みを考えなおす。
      ユーザーとは?
     
    監視資本主義
     インターネットのビジネスモデル
     「物販」・「広告」・「課金」 
     新たな価値「信頼」?
     見えない触れないintangible資産の証券(トークン)化

    TRUST/2030 日立+Method
    信頼の方向性
     1.特定の企業に集中
     2.分散化と透明化
     3.独自のコミュニティ

    ーー
    「課題先進国 日本」
     バックヤードの刷新
     自社にしか導き出せない解
     体験的豊かさ
     黒字リストラ オルタナティブな生き方

    インターオペラビリティ 相互運用性の標準化

    転覆ではなく、重ねる革命へ

  • 東2法経図・6F開架:KW/2020//K

  • 2020年47冊目。満足度★★★☆☆ タイトルのイメージと中身が合っていないので、私が読みたいものとは違った。ところどころ、メモしておくべき箇所はあったので姉妹ブログにメモを残す。

  • After GAFA、ポストデジタルを単なる希望や嫉妬だと思っていたが考えが変わった
    通信やオイルメジャーなど同様に、産業が生まれ・成熟する過程におてい起こる必然なのだと思った
    そして、After GAFAにおけるブロックチェーンのポテンシャルがよく理解できた
    さらに、イノベーションの拠点がシリコンバレーや深センから香港やベルリンなどに移りゆく可能性を感じた

    Before having read, I thought "After GAFA" or "Post Digital" is just buzzword.
    But after, I changed my recognition.
    I believe "after GAFA" is inevitable phenomena like a telecom indusry or Oil indusry had experienced.
    And I deeply understood the potential of block-chain "after GAFA" era.
    I felt the central are of innovation is being shifted to Hong, Berlin... from silicon valley.

  • これからの世界がどうなっていくか、トレンドや事例も交えながら可能性を示していて、界隈知識がないのである種SFのような読み応えでおもしろかった。

    ・GAFAのもたらした功罪 
    中央集権から分散化の時代へ
    その根幹となるのがブロックチェーン技術
    どのようなものに使えるか 半歩先の未来の提示の仕方がうまい
    ・後半のビジョンの話は痛快 
    └企業レベルでも組織レベルでもチームレベルでもそうだと思う
    =====以下、自分用の読書メモ(内容にがっつり触れてます)======
    【読了メモ】After GAFA
    ■インターネットに「信頼」を取り戻す
    ・GAFAの勃興がもたらしたもの
    圧倒的な投資、人材選抜によって自社サービスの利便性を究極に高めて、人々はそれを享受した。
    一方で、裏側でユーザーの個別的な瞬間に同意することなく、また、あるときはグレーとも言える手法でユーザーの個人的なデータを収集し、活用し、お金を生み出してきた。

    <個人データ>
    ・執拗なリターゲティング、セグメント配信広告、
    ・アメリカ大統領選挙におけるケンブリッジ・アナリティカの事件
    <デマ拡散ツール>
    東欧発のフェイクニュース
    日常的なデマ拡散など、
    <監視ツール>
    バックドア問題
    など、利用されれば利用されるほど、またGAFA自体の力が個人から国家レベルに至るまで影響力が増すにつれて、
    次第に、「信頼」が損なわれていった。今やだれもが、個人情報を抜かれまいと利用に注意を払いながら利用している。
    ・カウンターパートとしてのブロックチェーン
    インターネットの出自が「分散」であったが、それを取り戻すものとしてみなせる。
    ブロックチェーンといえば、暗号通貨を生み出す技術と日本では捉えられがちだが、本質はそこではない。
    中央集権的な世界に「分散」をもたらすもの。主権をGAFAや果は自治体、政府などから個人の手に回復させる。
    監視資本主義を破壊しうる、21世紀の主権回復運動といえる。
    ■ブロックチェーンの根幹は「人を介さないこと」
    ビットコインを例に> ブロックチェーンにより生み出されるものとして最も重要なことは、人を介さないで「信頼」が生まれること
    P2Pネットワーク(端末同士が対等につながり、互いのもつデータや機能を相互に利用しあう) 多対多の関係
    クライアント サーバ型:サービス提供のサーバがあり、それを受けるクライアントがある 一対多の関係
    ・ビットコインのソフトウェアがインストールされたノードがネットワークを構築し、相互につながる
    ・ネットワーク上には「台帳」が存在し、通貨の発行や売買といった取引の記録(トランザクション)が全て記載され共有される
    ・改竄されないよう、トランザクションをまとめたブロックを形成し、それをハッシュとナンスという仕組みで形成し、鎖状のつなげていく
    ・ナンスの計算が終え正しいことが証明されると、P2Pネットワークに共有され、新たなトランザクションブロックの計算に取り組む こうして連鎖上に処理が続いていく
    ・そのため、改竄しようとすると一つのブロックを変える処理が大変なものを鎖状でつながっているがために過去にさかのぼって膨大な計算をしないといけない。それが現実的ではないため、実質改竄できないと言われている。
    ・ネットワーク上の計算能力だけでその正当性を証明することを「プルーフオブワーク」と呼ぶ
    ■パブリック型、コンソーシアム型のブロックチェーン
    パブリック型:文字通りだれでも参加できる アノニマスな参加者のため本来の「分散」的な考え方
    コンソーシアム型:承認されたノードだけが参加できるネットワーク
    プライベート型:特定の組織などに権限が集中するもの
    という分類がある
    コンソーシアム型は、たとえば金融機関や生産物の取引のトレーサビリティに活用できる
    運用が旧来の中央集権的なものになるので、本来的なブロックチェーンの「分散」の考え方とは異なる
    旧来の社会や政府、国のあり方を根本から覆してしまうような存在がパブリック型
    これまでの社会のあり方を踏襲しつつもそのなかにブロックチェーン要素を取り入れて共存、発展させていく、ソフトランディングできるものがコンソーシアム型と分類できる
    ■ブロックチェーンにより何がもたらされるか
    <自己主権型ID、 DIDs(分散型ID)>
    本人証明のためのもの 
    どこかの企業ではなく、ユーザー自身がプライバシーを所有し、コントロールできるようにすること
    改竄できないようにするために、ブロックチェーンが注目されている KYC(Know Your Customer:顧客本人の身元確認)の実現手段となりうるためFintechで注目されている考え方
    銀行などの金融系企業の強み=与信反社チェック=信用があるかないかの調査
    口座開設や融資など、違法行為に活用されないかを厳格にチェックする必要がある。それには膨大な手間と時間がかかる。
    仮に、自己主権型IDが整備されると、信頼を基盤とするブロックチェーン上の情報をもとに判断できるので、KYCの一手が簡単になる。新たな金融プレイヤーの登場の可能性が生まれてくる。
    その他>
    ID2020=2030年までに、すべての人に出生証明を含む法的なアイデンティティを提供するプロジェクト
    複数の生体認証と組み合わせ、イーサリアムを活用したブロックチェーンでデジタルIDを開発している
    その他自己主権型IDがあると、
    これまで、「信頼」を得ることができなかった人も、福祉・融資、家を借りる、起業をするときのハードルが下げられることになる
    <スマートコントラクト>
    あらかじめ契約内容に定義されたイベントをトリガーとして、自動的に契約が実行される仕組み
    このスマートコントラクトをビジネスモデルに仕込んで保険サービスを考えると、農業や自動車保険などに応用できる可能性がある
    農業:天候や気温、農作物の状況をIoTで検知しておき、○日○℃が続いたので自動的に保険ができようされる
    自動車保険:これまでの走行記録などをもとに、ある一定以上の距離を走ったら自動的に契約が発生するなど
    人が介さず、手間も一切発生しない保険商品が誕生する
    <ワインの適切な管理>
    ・E&Yが提供しているワイン管理ブロックチェーン「TATOO」
    偽物が多いので、きちんとトレーサビリティされたり、「信頼」できるものだという情報を付与できる
    凸版印刷 ICタグ付のワインのコルク
    開栓を検知する仕組みにする それによりワインが適切に管理されているかがわかるようにすることも可能
    ■ブロックチェーンの本格稼働における最重要課題は「合意形成」
    テクノロジーによって、これまでの社会のあり方が変わるかもしれないが、
    そういうときだからこそ、社会にとって良いか、暴走しないか、倫理的に良いか、ビジョンは何かについて合意形成が必要
    トークン発行量、期限、どういう仕組で、古参ユーザーの優遇する?しない?等
    テクノロジーを前提とした合意形成をこれからはしていかないといけない 未知の領域
    主権を人間に戻す運動なので社会のアーキテクチャをどうするか、アーキテクチャデザインに関わってくる
    ■欧米と日本企業の違い
    日本:何かおもしろい技術はないか? → なにかにつかえないか? 新規事業おこせないか?
    欧米:ビジョンはなにか? → それに必要なテクノロジーはなにか
    ■その他おもしろかったもの
    ・ロンボク島のブロックチェーン 見えない価値の可視化
    サービスしてくれたホテルマンにトークン 宿泊客は地元のイベント(ゴミ拾いやパーティなど)に参加するとトークンもらえる
    それを滞在先で使える 地元経済に落とすためのものとこれまで見えていなかった無形のサービスの可視化と報酬
    ・個人への投資
    ・ESG投資
    ・社会変化に伴い変化する若者の価値感 安定雇用の終わり ビジョンが必要
    ・テンプレコピーキャット
    模倣者:コピーキャット
    同じ考え方、フレームワーク、用意された雛形、同じシステムを使えば出てくるものもだいたいおなじコモディティで価値はない
    資本主義社会が要請する効率化の先に、価値はない
    ■あとがきの最後の文章の抜粋
    革命は確かにおこりつつあるが、それは「転覆」する革命ではなく、「重ねる」革命だ。
    そしてあなたや私が知らないレイヤーで、それらはすでに始まっている。
    いずれ、それぞれの異なる活動は価値交換を始め、それらがつなぐ「価値のインターネット」が世界を変えていくだろう

  • 海外でのGAFAの立ち位置というか世論は日本とはだいぶ違う印象をうけた。
    次に来るものの話をしているが、ブロックチェーンの具体的な話も多く、カタカナも多いため、落とし込みをするのが難しく感じた。

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著者プロフィール

1965年長野県生まれ。株式会社インフォバーン代表取締役CEO。
1994年、雑誌『ワイアード』日本版を創刊。1998年、インフォバーン設立。月刊『サイゾー』を創刊。ブログ黎明期から著名人ブログのプロデュースに携わり、眞鍋かをりを筆頭にブログ出版の先鞭をつけた。また、数多くのウェブサービスを立ち上げ、IT業界の仕掛け人として知られる。2007年、全米で著名なブログメディア「ギズモード」の日本版を立ち上げる。
著書に『新世紀メディア論』(2009年4月/バジリコ)がある。

「2010年 『【電子書籍版】デジタルコンテンツをめぐる現状報告』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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