神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046043979

作品紹介・あらすじ

11万部突破のベストセラー『神メンタル』待望の続編!

『神メンタル』を読んで、「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする生き方」を実現する人が続出中!

今回のテーマは、どんな相手でも自分の思い通りに動いてくれる新世界へ!

心理学・脳科学に裏付けされた「科学的に人の心を動かす」伝え方を誰でも実践できる形でわかりやすく紹介しています。

人間関係、仕事、お金、恋愛、会話・雑談、SNS、子育て、コミュニケーション、リーダーシップ、人見知りなどすべてに効果抜群!

「なぜ、あの人は私の言うことを聞いてくれないのか」がこれ1冊で解決!

◎「他人の悪口を言わないほうがいい」
  科学的な根拠

◎誰からも好かれてしまう
  「好意の返報性」をフル活用する

◎価値観の対立を超越する
  「最強の質問」とは

◎どんな相手にも
 「神対応」できる4つのルール

◎相手の「ミス」を「成長」に変える
  新基準の会話術

◎異なる意見の相手とも
  同調できる「魔法の言葉」

◎一瞬で相手の信頼を勝ち取る
 「話を聞く姿勢」とは

◎なぜ「好きと発言する回数」と
  「信頼度」は比例するのか

◎簡単に人生を好転させる
  「ポジティブ・ゴシッキング」

◎「痛み」が即断・即行動を生み
  「快楽」が継続を生む仕組み

◎相手の人生さえも変える
  「究極の神トーーク」トレーニング

◎誰でも会話の主導権が握れる
  「チャンクサイズ・コントロール」 ほか

本書は、ゼロの状態から起業する経営者の月収を6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率、驚異の90%を誇る著者の再現性の高いプログラムを書籍化したものです。

感想・レビュー・書評

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  • この人が書いた書籍「神メンタル」の書評でボロクソのレビューを書きましたが、今回もまた強烈な批判になりますので、そういう書評が苦手な方は読まないようにして下さい・・・












    なぜ、前作をあんなにもボロクソにこき下ろしたのに、この筆者の本を読んだのか?
    答えは簡単です。
    前作「神メンタル」と同じ日に、勢いで2冊まとめてネット購入しちゃったからです。
    「せっかく買って読まないのも勿体ないし、もしかしたら何か新しい発見があるかもしれない!」
    僕のそんな淡い期待は、もろくも崩れ去りました。


    結論から申し上げますと、この本もゴミでした。
    前作同様、この筆者の回りくどすぎる文章にはウンザリしました。
    「何を伝えたいの?」「結論は何なの?」
    筆者がこの1冊で読み手に伝えたかったこととは、一体何だったのでしょう。
    少なくとも僕には理解できません・・・


    そもそも、エビデンスを謳うのは筆者の勝手なのですが、いちいち無駄な引用や例文だったり、読者への問い掛けが多すぎて、長ったらしいわりに何も内容のない文章がただただ羅列されていました。
    読み手に取って分かりにくい文章は、それだけで「悪」、そして「害」だと僕は思います。

    また、これも前作同様ですが、青のマーカーラインがところどころに乱雑に引かれており、読み辛いったらありゃしません。
    本当に重要な箇所や伝えたい箇所をマーキングするのは親切だと思いますが、これだけべらぼうに引かれると、単純に読みにくいんですよね。
    そういったページレイアウトのセンスのなさに、イチ読み手として怒りがこみ上げてきました。


    全体的に、本の内容だけでなくページレイアウトがゴミのような1冊ですね。
    筆者も筆者だけど、編集している出版社「KADOKAWA」の担当者のセンスを疑います。こんな本、世に出しちゃいけませんよKADOKAWAさん・・・


    はぁ・・・久しぶりに時間とお金を無駄にした2冊でした。
    内容がないだけならまだしも、読んでこんなにイライラさせられる本は、中々ないのではないでしょうか?


    今後どんだけベストセラー作家になろうが、星渉の本はもう2度と読みません。

  • 人間は全て自分の感情によって動いていて、『安心感』と『自己重要感』を満たすことが、人を動かすために大事な要素であることがよくわかった。

    話の中で、無意識に腕を組んでしまっている場面があるなぁと思い当たるところがあったので、この本を読んで変えていきたいと思った箇所です!

    また、伝え方によって、相手の受取方も変わることが実例(会話)によって例示されているので、わかりやすかった。スムーズに物事を運ぶ人は、この伝え方が上手いんだなと理解することができた。
    同時に言語化能力も必要になってくると感じたので、また別の本も読んだ後で、再読してみようと思います!


  • ・正直な人
    ・行動力がある人
    ・失敗から逃げない人
    ・人の悪口を言わない人
    ・思いやりがある人
    ・言っていることが変わらない人
    ・約束を守る人
    ・噓をつかない人
    ・誤りを素直に認めて謝罪できる人

    こういう人から、お話を聞きたいと思いませんか?

    コミュニケーションスキルうんぬんの前に
    信頼される人であるべきです。

    私たちは理論で人付き合いを選んでいません。

    感情で選んでいます。

    感情を満たす事は絶対条件なのです。

    キーワードは、「安心感」と「自己重要感」。


    嫌いな上司の特徴圧倒的第1位は
    コミュニケーションを取らないです。

    これには、コミュニケーションを取りたくないも含みます。

    「絶対に否定をしない」+「最後まで話を聞く」
    さらに
    「他にもっと話したいことはありませんか?」


    好意が持てる上司の特徴第1位は
    責任を持って部下を守ってくれるでした。


    人は何を目にするかで感情が変わる。
    人は「どんな表情」を目にするかでその人への印象が変わる。

    安心感を与えるには、笑顔が重要である。

    目を見て話す、うなづく。
    感情を表現は豊かに。
    周囲の変化に気づく。
    最近、元気にしてる?
    落ち込んでいるときに心配できる。
    人は反応を待っている。
    ありがとうを言い忘れていませんか?
    褒めの陰口。
    相手を否定しない。
    本人に気づかせる声かけ。
    人は理由添えられると要望を受けやすくなる。
    しっかりと伝える。
    本人以上に本人を信じる。
    決めつけや断定を行わない。


    などなど、表面的なテクニック集という印象を受けました。
    一つだけ言わせてもらうとしたら、表面的なテクニックだけでは、いずれ本心は見破られ短命なその場しのぎの関係で終わってしまうと感じます。

    学生のときに出会えば、色んな気づきが得られると感じるため星5点。
    社会人であれば、基本的に出来ている人、気づいている人が多いため星4点評価です。

    伝え方というのは、確かに重要です。
    一方で伝える「人」は最重要です。
    この人なら信頼できる、この人からなら話を聞きたい。
    そう思われる事が小手先のテクニックより大事なのではないでしょうか?
    表面上だけを取り繕っても、いずれ化けの皮は剥がれます。

    コミュニケーションを上手く取るには、根本的に自己理解と他者受容できる能力を高める事が僕は大切だと思います。

    そのために必要なのは何でしょうか?
    傾聴したふりですか?
    理解したふりですか?
    知っているふりですか?

    相手を動かしたいなら、まず自分と向き合い、変えていかなくてはなりません。

    本書は、これから人間関係を良くしていきたいと初めの一歩を踏み出す人に良書となるかもしれません。

  • 本書の学びノート

    【人の心を動かす三つの絶対条件】
    ①日常的に友好的な雰囲気を持つことで信頼されること
    ②相手に「安心感」を与えられること
    ③相手の「承認欲求」を満たせること

    人の心を動かすにはまずはここから理解することを始めるべきです

    難易度は順番に高くなっていきますが①であれば今すぐ築けるもの。
    一つずつクリアしていきましょう

    【①日常的に友好的な雰囲気を持つことで信頼されること】
    ①を極めるには以下のことに心がけます。
    ・約束を守る
    ・噓をつかない
    ・行動力がある
    ・思いやりがある
    ・正直・誠実である
    ・失敗から逃げない
    ・人の悪口を言わない
    ・言っていることが変わらない
    ・誤りを素直に認めて謝罪できる

    【話を聞いてもらえる人の特徴】
    人間はどんなに論理的に正しいことを言われたとしても「感情」が同意していなければ、あなたの言葉を受け入れることはありません。

    あなたが信用に足る人間か、居心地のいい人間かであなたの話を受け入れるかどうか決めています。
    そのうえで、説明上手だともっと有難いですけどね(笑)

    【言葉に一貫性を持たせる】
    ある友人グループに対して 日常での発言や行動に「一貫性を持たせること」を増やすように指示したところ、グループ(対人)間の親密度と信頼が増した、という研究結果があります。

    これが何を意味するか。
    あっちではこう言ってたけど、こっちではこう言ってた。
    これマジで嫌われます。

    あなたはその場に合わせて発言しているだけだと思っているでしょうが、それはどんどんあなたの信頼を下げている行為だと気づくべきです。

    【本は読む前の儀式が一番重要である】
    本を読むときは、読む前のメンタルセットがいちばん重要です。
    なぜこの本を読むのか?本を読む際に「読書の理由」を明確にします。

    そうすることでその本に対する知識の入り具合が圧倒的に増えます。
    心の中に「なぜ?」という疑問符を常に持っておきましょう。


    【安心感を与える極意】
    あなたは過去に「どんな人に」「どんな場面で」「どんな言葉によって」安心感を得たでしょうか。
    おそらくこういった人が挙がってくるのではないでしょうか?
    ・ノリがいい人
    ・本音を言える人
    ・絶対に否定してこない人

    「ノリが良くて話しやすい人に」
    「人生の選択についての話をした場面で」
    「絶対に否定されず、むしろ優しい言葉で背中を押してくれた」

    惚れません?←


    【否定的な人の末路】
    相手を否定するような発言を普段からしていると、もうあなたのもとには、誰も相談やアドバイスを求める人が来なくなります。

    人は、むやみに”傷つけられること”を嫌います。

    もし、上記に該当するなら、今すぐ
    「あなたの言葉の辞書を肯定語に総入れ替え」してください。


    【安心感を与える人の絶対条件】

    相手の安心感を満たす最強の原則が
    「絶対に否定をしない」 というものです。

    「絶対に否定をしない」=「相手の意見をすべて受け入れる」という意味ではないです。

    これはあくまで、自分の意見は持ちながらも
    「相手はこういう意見や考えを持っているのだ」と受け止めるだけでいいのです。

    「受け入れる」のではなく「受け止めてあげる」
    結論、否定をしないで最後まで聞く姿勢を保つことで、相手は安心感を覚えてくれるわけです。

    絶対に否定をしない+最後まで話を聞くが最強

    【人の話を最後まで聞く】
    「人の話は最後まで聞きなさい!」
    という言葉を言われたことはありますか?
    この言葉の真意を解明しました。
    それは、人間の本質的な部分に
    「自分の考えていることをすべて吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができない」
    というものがあるからです。


    【人の話を最後まで聞く2】
    相手のコップに新しい水を入れたいのであれば、コップの中の水を減らしてあげましょう。
    このコップの水を減らす方法=話を聞く ということなの です。

    「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」 が魔法の言葉。

    コップの中をまずは空っぽにしてあげましょう。

    【人の話を最後まで聞く:まとめ】
    まとめますと、相談やアドバイスを求められたら、
    「絶対に否定をしない」+「最後まで話を聞く」のコンボで実行する。

    そして、最後に「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」という魔法のフレーズを使おう。

    すると、あなたといると安心感を覚えます。

    【とりあえず聴く】
    たとえば、子どもがイタズラをしたら
    普通は、理由も聞かずに否定をしたり怒ってしまうことでも
    「なぜ、相手がそうしたのか理由や背景を聞く」 こと。
    そうすると、子どもはあなたに信頼感と安心感を覚え、態度を大きく改めるでしょう。

    【説得術】
    人はどんなによくないこと、間違っていることでも、その行動に至ったその人なりの理由があるということを理解しましょう。

    そのうえで、絶対に否定をせず
    「どちらがいいか?」
    「どうすればよかったか?」を問い、

    相手に自ら「自分の今回の行動は改めたほうがいい」という結論に至ってもらう。

    【第一印象の重要性】
    人は「何を目にするか」で感情が変わる。
    初めての印象で、あなたが怒っていたり、無表情だったりしたのが記憶されると
    今後あなたと関わりを持とうと思うことはほぼないでしょう。

    人と仲良くしたいなら、訓練で笑顔を身につけましょう。



    【悪い癖を利用する】
    相手が話しかけてきた時に、自分がもし足や腕を組んでいる状態だった場合は、あえて相手にわかるように組んでいた足や腕をほどき「どうしたの?」と返事をすること。

    こういった無意識にしていた癖を逆に利用することで、「あなたには敵意はないよ」という意思表示ができます。


    【好きという言葉】
    好きという言葉はもっと使っていきましょう。

    なにも恋愛感情に限った言葉ではありません。
    「最後まであきらめない姿勢が好き」
    「好きなものは好き、嫌いなものは嫌いだと言えるところが好きです」
    「そういうふうに先回りできるところが好きだな」
    「事前にしっかりと準備できるところが好きなんです」
    「前に言ったことをしっかりと覚えてくれているところが好きです」

    あなたは、1日の中で何回「好き」という単語を言っているでしょうか?
    「好き」という言葉を遣う回数はわりと相手の自分に対する好感度に比例します。


    【心理術】
    相手の話の最後の言葉2~3語を「繰り返して」相槌を打つ。
    親密度が簡単に増すテクニックです。

    【禁忌】
    「人の心を動かす」影響力を手に入れるためには、人の悪口を言うことは絶対NGなのです。

    しかし、悪口を日常から吐いている人がかなり多いです。
    この悪習をやめるためには
    「なぜ、私は人の悪口を言わないと決めているのか?」
    と自分に問いかけて、理由を明確にするのが一番です。

    つづく

    【禁忌2】
    この問いかけがなぜ重要なのか。
    それは、「何の目的もなく努力を続けるには、超人的な精神力が必要でかなり難しいから」

    いっぽうで、大きな目的や続ける理由さえあれば、信念を持って頑張ることができてしまうのです。

    【NGワードの設定方法】
    質問します。
    Q.あなたがこれまでに相手に言われた言葉や反応で、イラッとしたのはどんなものですか?

    その答えは「相手の自己重要感を傷つけないためのNGワード」 として設定しましょう

    自分が言われて嫌なことは総じて、人も言われて良い気分にはならないということを肝に銘じてください。


    NGワード例:
    ・それは違う
    ・全然ダメ
    ・何言ってんの?
    ・間違っている
    ・絶対に、こっちだ
    ・でも(間接否定)
    ・ありえない
    ・バカじゃないの
    (存在を蔑む言葉)  
    まずこれらは、口にするのを今すぐやめてください。



    【自己重要感】
    人は自分の名前が呼ばれることで、自分が〝その他大勢〟ではなく、自分個人として認識してもらえていると実感します。

    挨拶をするときは
    「おはようございます」ではなく
    「○○さん、おはようございます」と言ってみましょう。

    あなたはその毎日の挨拶だけでどんどん信頼できる人に生まれ変われます。


    【褒めるときは大胆に】
    誰かを褒める機会があれば、あえて大勢の前で褒めよう。
    イッキにその人の自己重要感はピークを越えます。

    【コーチングの極意】
    人は”自分で気がついた時”に初めて継続して動くようになります。
    なので、一方的な指示・命令をするかわりに「アドバイスを求める」を実践してみましょう。

    あなたが意図する答えが返ってくるように「質問」を繰り返したり、ヒントを与えるのがポイントです。
    つまり、「あなたの話を聞く姿勢」しだいで、相手の信用を得ることも、失わせることもできるわけです。


    【コミュニケーションの盲点】
    「どんなに忙しくても手を止めて、目を見て、うなずいて話を聞いてくれる人」 ってあなたの周りに何人いますか?

    意外なほど少ないと思います。

    この誰でも実践できるイージーな技術で、得られるリターンはハンパないです。


    【オーバーリアクション】
    「感情表現が豊かな反応」は、相手の自己重要感を満たすことに絶大な効果があるのです。

    あなたが「感情表現が豊かな反応をする人」になると、
    あなたをもっと喜ばせたいという人や、
    いい報告をするために頑張ろうという人が増えて、
    あなたの影響力や人を動かす力は絶大なものになるのです。




    ・「他人の変化に気がつく人」になる
    これだけでじゅうぶんに人に好かれます。
    具体的な例を挙げるとすると、

    ①相手が触れてほしくないことには触れない
    ②相手が褒めてほしい、気にかけてほしいところにフォーカスして気づき、褒める



    【お礼は速攻】
    お礼には『鮮度』があります。
    なにかしてもらったならなるべく早く感謝を伝えよう。

    人は気にしてないように見えて実はかなり「反応を待っている」のです。
    反応上手は喜ばせ上手!

    今、この時点で誰かに「ありがとう」を言い忘れていることはありませんか?


    【答えはいわない】
    何かを教えるときはなるべく、答えは言わないで欲しいんです。
    あくまで、答えに導くためのヒントや質問を忍耐強く繰り返すこと。

    相手に気づかせる質問を忍耐強く繰り返す。

    なぜなら、自分で気付くのが一番腑に落ちるからです。

    【答えをいわない:注意点】
    相手がなかなか答えにたどりつかないからといって感情的な対応をしないこと。
    冷静に「否定をしない」「気づかせる」「答えを言わない」「正さない」という「人を動かす魔法のメソッド」をやりきりましょう。それらを実践すると、自分の自己重要感も満たされますよ。


    【やらされ感を感じさせずに人に頼む方法】
    なにか頼み事をしたとき、相手はやらされ感を感じます。
    それを防ぐには『期限』は相手に自分で決めさせるのが効果的です。

    そのときに、こちらの意図した通りの答えが返ってくるように誘導するのがポイントです。
    自分が意図する期限を相手に答えてもらえるような聞き方を考えてみましょう。



    【ありがとうの使い方】
    あなたは「ありがとう」を口癖にしていますか?

    口癖にするなら「名前+ありがとう」がより良いです。
    なぜなら、これをやっている人が少ないから。

    少ないということは、それだけで差別化になります。
    あなたのありがとうが特別なものになります。
    お試しあれ。

    【ありがとうの数】
    「ありがとうを伝える回数」=「味方の数」です。
    反射的に〟「ありがとう」が出てくるようになれば、あなたの人を動かす影響力は絶大なものになります。

    感謝は言ってる側も言われている側も気持ちい不思議な言葉です。
    どんどん言っちゃいましょう。


    【決めつけない】
    物事の捉え方は人によって違いますし、
    人によって正解も違うということを肝に銘じておきましょう。

    そのうえで、相手が「なぜ、そう思ったのか?」の背景を理解しようとする姿勢は、
    相手の信頼を勝ち取るには重要な儀式です。

    「相手の立場で考える」を習慣化しましょう。

    【相手の立場で考える練習法】
    といっても相手の立場とか難しいって人もいると思います。
    そういうときは、あえて「なぜ、そう思ったのか、教えてもらえますか?」
    とダイレクトに聞いてみるといいですよ。

    相手が「そう思った理由」を聞こうとしてくれる姿勢は、わかろうとしてくれようとしているサインを伝えれるので一石二鳥の効用があります。


    【お悩み解決法】
    悩みを言われるとアドバイスをしたくなるのが人間の性です。
    しかし、実際悩みの解決法は悩んでる本人が一番知っていたりします。
    なので、ここでおすすめしたいのが、その悩みを「紙に書かせる」のです。

    悩んでいることをとりあえず紙に書き出してみると……
    意外と「これだけのことか」と実感することができるのです。  
    さらに、 紙に書き出すことで悩みを客観視することができるようになります。

    悩んでいる人がいたら、話を聞いてあげてそれを紙に書き出させてみよう。書き出したことを客観的に見させて、どう感じるかを聞いてあげよう。相手はもう自分で答えがわかっているはず。

    【人柄・存在の扱い方】
    ネガティブなことをした時も、「人柄・存在」を否定してはいけない。
    褒める時は、相手の「人柄」「存在」に結びつけて褒めてみよう。

    【目標とご褒美】
    目標を達成には、「目標に近づくたびに自分にご褒美を設定すること」が大事です。
    目的地の前に、小さな目標(通過地点)をいくつも設定して、その小さな目標を突破するたびに自分にご褒美をあげる、というやり方はとても理に叶っていて、なおかつ成功確率が高いです。

    【夢コーチング】
    相手が大きな目標の前に設けた小さなゴールを突破するたびに、その人のことを必ず褒めましょう。
    これが相手にとっての「ご褒美」とさらなる「原動力」になります。

    目標の設定レベルは「これくらいの目標ならできるかも」くらいのほうがいいです。

    この小さなゴール、小さなステップを「本人に決めさせる」ことができれば、相手はさらに「やれる!」という気持ちが大きくなります。

    小さなゴールをいつまでに達成するかの「期限を自分で決めさせる」ことも忘れずに!


    【問題解決】
    「どうすればいいでしょうか?」と聞かれたら
    「どうすればいいと思う?」と逆に聞き返して、相手の意見を「発表」させてみましょう。

    相手はその時点ですでに、どうすべきかを理解していることが多いものなのです。
    なんでもかんでも教えようとせず、考える能力を身に着けてもらうことで、あなたも相手も更なる成長の可能性の幅が広がります。


    【相談者の責任】
    「もうダメだ」とあきらめかけている相手を「また頑張ろう!」と奮起させるためには、
    「相手の話を否定しない」「最後まで話を聞く」「どこに向かっているのかを明確にする」ことが重要です。

    そして、話を最後まで聞いて相手の気持ちが収まった時に、「今回のことでラッキーだと思う部分があるとしたら、どんな部分?」と聞いてあげてみてください。

    その人は、あなたのおかげで一皮むけます。
    〝私はあなたの味方である〟とはっきりと意思表示していることも重要ですよ

  • 【感想】
    「自分の人生を思い通りにする」ために「人を動かす会話術」を教える本書。

    「神トーーク」というずいぶん大げさな表現とは裏腹に、「相手の心を動かすには、まず自分が好かれる人間になる」「1日5回、意識して笑顔の練習をする」「『ありがとう』が口癖になるまで言い続ける」など、なかなか愚直で泥臭い方法論が多い。ワンステップで環境を変えられるようなライフハック本、として読むとやや遠回りに感じるかもしれないので注意。

    他人を動かすための要点は2つ。
    「相手の自己重要感を傷つけない」
    「自分の意思で決定したと相手に思い込ませる」

    果たしてそう簡単に人を乗り気にさせることができるのか、という疑問が起こるし、そもそも人を動かせば、本書が目的とする「自分の人生を思い通りにする」ことに結びつくのかという疑問もあるが、まぁ、当たるも八卦当たらぬも八卦の心持ちで読むのがちょうどいいかもしれない。

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    【本書のまとめ】
    1 人の心を動かすには、何にテコ入れをすればいいか?
    人の心を動かすための大原則は、コミュニケーションの取り方やテクニックではなく、自分自身の日常の姿がすべての土台になっているという事実を認識すること。「話を聞くに値する振る舞いをしている」ことこそが、すべての「人の心を動かすメカニズム」の土台となる。

    私たち人間は、どんなに論理的に正しいことを言われたとしても、「感情」が同意していなければ、真に受け入れることはできない。よって、多くの人が「満たしたいと思っている感情」を満たすことができる人に私たちがなれれば、自然と人が集まってくる。

    マズローの欲求から見える、「伝え方」で満たせる相手の欲求は、「安心感」を与え、相手の「自己重要感」を満たすことである。


    2 安心感を与えるコミュニケーション術
    1で見たように、人は安心感を求める生き物である。
    相手に安心感を与えるためには、絶対に否定しないことが大切だ。
    人は、自分の考えていることをすべて吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができない。そのため、絶対に否定しない+最後まで相手の話を聞く、というプロセスが大切。
    否定せずに安心感を与え、その後アドバイスを与える。そして最後に、「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」という魔法のフレーズを使う。そうすれば、あなたのもとに自然と人と情報が集まるようになる。

    ●相手に安心感を与えるコミュニケーション術(実践編)
    ・相手がその発言、行動に至った理由に関心を持ち、聞いてみる。「なぜそう思ったのか教えてもらえるかな?」の一言を日常で活用してみる。

    ・笑顔で反応する習慣を身につける。
    一日に5回、意識して笑顔で反応する。職場で声をかけられた時、自宅で家族から呼ばれた時、カフェで注文したものを受け取るとき……など。

    ・相手のことを「好きだ」と言う。ただ何もなく「好きだ」というと恋愛感情と勘違いされるため、集団、相手の行動・モノなどを好きと言う。

    ・他の人の悪口を言わない明確な理由を決め、信念とする。

    ・人にアドバイスするときは、「褒める」→「アドバイス」→「褒める」と、最後に必ず褒めて印象を良くする。
    相手がミスをしたときも、まずは褒めて、最後に「●●したほうがいいよ」と指摘する。

    ・相手を動かす時にはあえて「アドバイスを求める」。
    指示したい事柄に対して、「この場合はどうすればいいだろう?ちょっと教えてもらえるかな」と伝える。あなたの意図する答えが返ってくるよう「質問」を繰り返したり、ヒントを与えたりして、「自分で気づいた」という意識を植え付けてあげる。
    →自己重要感を満たし、「自分でこうするべきだ」と考えることを促すことになる。

    ・どんなに忙しくても手を止めて、目を見て、うなずいて話を聞く。


    3 自分で考えて動くようにさせる
    人の心を動かす。その理想の完成形は、相手が「自分で考えて動く」ようになること。日常の何気ないコミュニケーションの中で、こちらの意図を相手が自分で気が付くように会話をして、自らの意志で自然と動いてもらう。そうすれば、あなたの負担は驚くほど軽くなる。

    重要なのは、答えをすぐ教えるのではなく、答えに導くためのヒントを出すこと。
    「否定をしない」+「気づかせる」+「答えを言わない」+「正さない」。
    これによって、相手の自己重要感を傷つけず、自らの意志で動くよう動機づける。

    自己重要感を傷つけないためには、「決めつけない」ことが重要。
    どんなに常識と食い違う主張であっても、人によって正解は違う。否定するのではなく、「なぜそう思ったのか?」の背景を理解しようとする姿勢は、相手に安心感を与え、自己重要感を高める。


    4 相手の人生を変える
    人を動かすということは、相手の人生に影響を与え、人生を変える動機づくりをすることである。そのためには、会話によって相手がどうなるべきか?をイメージすること。そしてそれを不断に実行することが大切だ。

    ・相手を効果的に褒める。
    褒められたという事実が記憶となり、相手はまた行動を繰り返す。
    効果的に褒めるためには、相手の行動を褒めるよりも、相手の「人柄・存在」を褒める。そうすれば相手により大きな影響を与えることができる。

    ・自分の弱さを隠さない。
    人間らしい弱点を見せれば、相手との心の距離を近づける効果がある。

    ・今やっていることが辛そう、つまらなそうな人がいたら、「今どこを目指しているの?」と質問し、もう一度目的地に目を向けさせる。なぜそれを実現したいのか、なぜそれをやりたいのか。その理由を聞いてみる。

    ・やる気のない、自分にはできっこないと思っている人を、「自分ならできる!やってみよう!」という気持ちに変える
    →相手の自己効力感を高める。自分にもできるんだ、と信じる力をつけさせればいい。そのためには、シンプルに、相手ができたことを褒めるだけでいい。

  • 青くチェックされた部分だけ読めば充分だった。
    正直内容が薄い。
    少なくとも職場においては
    本書に書かれている心がけは最低限だろう。
    例え出来ていなくても、心がけは。
    そして、この程度の心がけがない人がいるから
    パワハラというものがあるのだなあと感じた。

  • 伝え方、話し方に関する本を見たいと思ったところ目に留まり、購入。

    読んでみて、確かに伝え方について確認することはできたのだが… 正直予想以上に自己啓発臭が強く、戸惑った。
    感情にフォーカスして、ということから来ているのかもしれないが、冒頭からワークの内容などが完全に自己啓発のそれで、自分は何を読んでいるのか…と思えてきた。

    このようなスタイルが大丈夫な方には、役立つことが多いと思う。自分にとっては、自己啓発の強さに食傷気味となった。

  • 「人の心を動かす」3つの絶対条件
    ①話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い
    ②相手に「安心感」を与える
    ③相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす
    そうですね
    無意識でするようにしてますがなかなか難しいですね

    できたことを褒めることで「自己効力感」を高める
    子供への対応も同じです。
    とにかく褒めます。
    大袈裟なくらい
    「ママ、勉強しに行く言うてるで‼️」とか

    「相手のゴールのイメージを先に描く」
    子供に関しては何をしたいかをキャッチするようにしてます。
    先回りにならないようにバランスが難しいですが

    「味方であると言葉にして伝える」
    子供に対してはできてます。
    あとは部下に対してかなあ。
    でもスピード感が違う人と合わせるのはホンマ難しいです。
    それは上司部下同僚関係なく僕が乗り越えないといけないハードルなんやと思いますσ^_^;

  • 生活する上で特に働く上で、より気にした方がよさそうなことがまとまってる。
    ⚫︎否定しない
    ⚫︎最後まで話を聞く
    →このセットでまずは姿勢が伝わる
    ⚫︎褒める
    ⚫︎影でも褒める
    ⚫︎悪口を言わない
    ⚫︎名前で呼ぶ
    ⚫︎うなずくなどのしぐさ
    ⚫︎変化に気がつく
    ⚫︎お礼には鮮度がある
    ⚫︎ありがとうを言い忘れてることはないか?
    ⚫︎褒めることの習慣化

    できてないことありそう。感謝する気持ちを持って、人と接することだな。

  • 相手の自己重要感を傷つけないようにする
    相手が自分で気づけるようにする
    最後まで話を聞く

    なるほどと思う部分もあったが
    自分の意図しているように人を動かすのは
    どうなのかと思う部分もあった

    相手に気づいてもらえるように誘導尋問を
    繰り返しているように感じてしまう部分もあった

    物事バランスではあると思うが
    受け取る相手によっては
    思ってること言ってよ!と思いかねない

    ただ、自分の意見を伝える前に
    相手の話をよく聞く

    そうすることによって自己重要感が満たされる
    というのはとても納得した

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著者プロフィール

株式会社Rising Star代表取締役。1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが、東日本大震災に岩手県で被災。生死を問われる経験を経て「もう自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め、2011年に独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学び始める。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」をコンセプトに活動し、わずか5年間で講演会、勉強会には7200人以上が参加し、手がけたビジネスプロデュース事例、育成した起業家は623人にものぼる。ゼロの状態から起業する経営者の月収を、6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率は、日本ナンバーワンの91.3%を誇り、その再現性の高い、起業家のためのビジネスコンサルティング手法が各方面で話題となる。コンサルティングの申し込みは倍率92.1倍を記録。書籍『神メンタル』『神トーーク』(ともにKADOKAWA)、『神モチーベーション』(SBクリエイティブ)など著書累計48万部突破。

「2023年 『神時間力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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