その悩み「9割が勘違い」 科学的に不安は消せる

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046045775

作品紹介・あらすじ

現代はさまざまな葛藤や悩みが尽きない社会です。その悩みの原因は何だと思いますか?

人は地球に誕生してからこれまで、より生き残りやすいように、実はさまざまな遺伝情報がインプットされています。
けれど、現代の社会は高度に発達しすぎており、その遺伝情報との乖離が生まれ、それが悩みにつながっているのです。

そんな悩みを解決するには、遺伝情報にもとづいた「ホットハート」と、理性判断が得意な「クールマインド」という
二つの心を使い分けることが大切です。
本書では、遺伝と心の関係を解き明かす進化心理学の観点から、石川幹人氏が悩みの解決方法を紹介します。

・遺伝を知って人付き合いがラクになった
・見栄をはらずにいつも「自然体」になれた
・後悔する癖ががなくなりポジティブになれた

そうした感覚が身につき、生きるのが少しラクになる一冊です。


目次
序章  悩みの原因の多くは「遺伝」で説明できる
第1章 【サル以前の時代の遺伝がもとになる悩み】
     マイナスな気持ちは科学的に抑えられる
第2章 【森に棲むサルの時代の遺伝がもとになる悩み】
     理性を使って「競争」を乗り越える方法
第3章 【狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み その1】
     「協力」という束縛から解放されよう
第4章 【狩猟採集時代の遺伝がもとになる悩み その2】
     創造力は役に立つけど害もある
第5章 【文明の時代の遺伝がもとになる悩み】
     「人間関係」が劇的に変わる考え方
第6章 【グローバル時代で生じる悩み】
     未来を見据えたホット&クール思考
終章  「二つの心」を使い分けて賢く生きよう

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとイメージと違った
    生存本能をもとにして、進化の過程で人間に備わったホットハート(恐怖を感じる、集団の上に上がりたい、協力したリターンは公平にわけるなど)は、現代文明の急速な変化についていけていないため、瞬間的、自動的に発動するホットハートに違和感や矛盾を感じてしまう。
    ホットハートとして定着するには長い年月が必要で、今の時代にそくした衝動、感情が確立するにはまだまだ時間がかかる。

    ホットハートに囚われて悩みと感じているが、意図的、理性的なクールマインド(新しい脳)で本当の問題は何なのか?分析し、解決につなげるという事か。理性で行動、経験する事でホットハートに定着させる。

    進化の過程に沿って章立てしてあり、その時代に育ったホットハートとは何か、それによって今生じる具体的事例において、なぜそう感じてしまうのか、どうしたらよいのかが書かれている。
    解決法がいまいちピンとこなく、自分には難解であった。

    幸福な時は幸福になろうとせず、マイナスを作らないようにうごく(現状維持)ので、情熱もわきにくい

    脳は新しいことから忘れていく
    クールマインドを使い続けて老化を防ぐ

    脳の仕組みなので、そう思ってしまう事は仕方ないのだけど、解決法が実践的ではなく思考法に近くてうまく活用できなかった。

  • 所属意識をもつ集団の最大人数が150人というのが参考になった。

  • こじつけ

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著者プロフィール

1959年、東京都生まれ。進化心理学者、明治大学情報コミュニケーション学部教授、博士(工学)。
東京工業大学理学部応用物理学科(生物物理学)卒。パナソニックで映像情報システムの設計開発を手掛け、新世代コンピュータ技術開発機構で人工知能研究に従事。専門は認知科学、遺伝子情報処理。
・生物進化論の心理学や社会学への応用
・人工知能(AI)および心の科学の基礎論研究
・科学コミュニケーションおよび科学リテラシー教育
・超心理学を例にした疑似科学研究
などの生物学や脳科学、心理学の領域を長年、研究し続けている。
「嵐のワクワク学校」などのイベント講師、『サイエンスZERO』(NHK)、『たけしのTVタックル』(テレビ朝日)ほか数多くのテレビやラジオ番組に出演。
主な著書に、『職場のざんねんな人図鑑』(技術評論社)、『その悩み「9割が勘違い」』(KADOKAWA)、『なぜ疑似科学が社会を動かすのか』(PHP新書)ほか多数。

「2021年 『生物学的に、しょうがない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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