- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046046833
作品紹介・あらすじ
冴えないアラサー女性の「ミホ」。長らく付き合っていた彼氏といよいよ結婚かと思っていたら、彼氏にふられてしまう!
でも新しい恋愛をしようにも、恋愛のしかたがわからない……。合コンもうまくいかない。会社の同僚には「残念」と言われ、意中の男性に出会ってもLINEは既読スルー……。途方に暮れたそのとき、「ベニコ」と名乗る謎の女性と出会い、「恋愛認知学」というベニコ独自のメソッドから恋愛のいろはを学ぶことに。
ベニコが教えるあらゆるテクニックを実践して、イケメンモテ男子を仕留めよう! さあ、果たしてミホは運命の恋に出会えるのか?
恋は待っていてもつかめない。ベニコの授ける「恋愛認知学」は、恋愛テクニックを学ぶことを通じて、人生にどう立ち向かっていくべきなのかを教えます。
書籍限定で恋愛認知学の各種メソッドを網羅した「恋愛認知学SPECIAL LESSON」を掲載!
感想・レビュー・書評
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今まで誰も教えてくれなかった恋愛を教えてくれるバイブル。
物語形式で書かれているので実践的です。
・基本的に人間は「子孫を残す」という生物学的本能に従って恋愛する
・男性は「浮気できる男性」「できない男性」の2種類に分けられる
・モテる男性は1人の女性に留まる必要がないため浮気をする。(野生の虎は一夫多妻制)
はじめは「こんな駆け引きめいたことで身の丈に合わない恋愛が一時的にできたとして、果たして楽しいのだろうか」と疑問でしたが
最後は納得のラストで良かったです。
主人公が、恋愛認知学を通して逞しくなっていく姿がいいなと思いました。
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今まで自分が好きになった人からは好かれずに、嫌いな人からばっかり好かれてきた。
この本を読んでみて気付いたけれど、好きな人の前では自分のポジションを下げてばかりいた。そして、さらに嫌いな人に対して、ありとあらゆるメソッドがなぜか行われていた。不覚にも。
恋愛は、特にこの年になると、ドキドキするためのものではなく、幸せになるためにしなくてはいけないことに今気がつけてよかったです。
そして、恋愛も大事だけど、それ以上に自分磨きが大事なこと。みんな頑張ってる人が好きですよね。
この本は全部納得。
友達にも勧めたいと思いました。 -
これを読んでから、他人の目を見て話すようになった。本当に思ったよりみんな目を見ていないし、すぐ逸らすのを実感した。恋愛だけじゃなく、友人関係、家族との関係でも言えることが多いんじゃないかなと思った。参考にしたい。
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主人公が夢見る少女気質でイケメンに固執するのがちょっと共感できなかった。けど、本として妥協しろなんて言えないもんね。
とっても有益な情報が沢山。ハッとさせられたり。
もうパートナーがいる人も参考になるかも。
フィッシュとタイガーの例えはちょっと残酷。
私はもちろん非モテ女子で私の彼氏もフィッシュ。なんだかんだそんなもんじゃないかなって。
やっぱり倍率高いと精度が上がるというか…モテガールにはタイガーな彼氏がいる!
恋愛ってタイガーにこだわり始めたら、格段に難易度上がるよね。
恋愛にそこまで労力は割けないけど安定・安心のパートナーが欲しい私はいわゆるフィッシュな男性で落ち着きました。(何様だって感じだけど普通の幸せってまぁこんなもんよ)
だからこそチャレンジャーな主人公尊敬するし、少し憧れる。
彼氏モテ目指します(ง •̀_•́)ง
与えられるいい女になるぞ! -
恋愛がうまくいかないミホは恋愛テクニシャンのベニコさんから恋愛認知学を用いて愛される女になるべく、実験を開始する。
【よかった点】
・ストーリーが重くなく読みやすかった
・どんな人が読んでも理解しやすいような言葉選びがされており、例もわかりやすい
・女性が自分の人生の主導権を持つ意識を持てる話だった点
個人的に私は、恋愛がうまくいかない相手とはそういうものなんだと思っている。
欲しいものを手に入れることに燃える人もいるが、頑張って手に入れるものというのは
頑張らないと維持できない関係が続くだけなのだ。
人は所有物じゃないのだから、根本的に「手に入れる」という価値観も微妙なのだが。
小手先の恋愛テクを手に入れるくらいなら、それを活かして仕事なり根本的に自分の価値を上げるべき。
この恋愛認知学を用いることで自分に自信をつける、コミュニケーションツールの一つになれば最高だ。
恋愛認知学より私は恋愛工学の方が好きなのは、男脳なんだろうか? -
恋愛小説であり恋愛の教科書。
確かに恋愛って学校では教わらないのに、恋愛するのが当然みたいな空気感もあって。
なくても人生楽しめるだろうけど、あればより楽しくなる気もする。
恋愛の重要性は人それぞれですが、読めば自分の中での位置付けもわかるかもしれません。
これだけ恋愛だけを教えてくれる存在なんて、現実にはそういないでしょうし。
ベニコさんの言葉はグサグサ刺さりますが、だからこそ響きます。 -
「確かに…」と思うような恋愛の進め方が書かれているが、当たり前のことをずっと言っているような印象。
恋愛なんて何が正解なのか分からないからこそ、普遍的な原理を見つけていくのは難しいかもしれないけど…。
でも、読みやすくて、共感はできる!!
なんとなーく、表紙と題名に惹かれて買った1冊だが、たまにはエッセイもいいなと思った!