20代で得た知見

著者 :
  • KADOKAWA
3.80
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本棚登録 : 9465
感想 : 495
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046047991

作品紹介・あらすじ

友達は軽蔑していい、しかし彼らの美点はすべて盗め
盗めないなら、近くに置いて、とことん可愛がれ
本当の友達かどうかは、十年経ったら判断できる
だからいま、友達がいないと思うのは必然である
本当の友達は、五人もいれば十分である
投資というみみっちい概念を捨てろ、小さい試みで大きなものが返ってくることはない
荒野を歩け、その分野は「まだ分野になっていない」可能性がある、その勉強は「まだ学問になっていない」可能性がある
自分にできないことをいとも簡単にできる奴に対しては「尊敬するか、侮蔑するか、利用するか」の三択だ
親が許せない間は、許せなくていい。ただし、「許せない」にも時効はある。
なにもやらない奴がなにもできない奴になるのは当然だ
言葉を粗末にする者は、仕事も人間も粗末にする
死んだ時、勝ち負けが決定する
二十代の敗北は、生涯の敗北を意味しない
薄っぺらい合格体験記より、電話帳並みの不合格体験記
虫歯は一本放置し尽くすと、最大四十万円の出費を導く
学歴は無意味と知ってから、血の通った勉強が始まる
学歴をひっくり返す方法は、幾らでもある
待っている時に限って「それ」は来ない
人の好きなものをディスる時は、一生憎まれる覚悟を持て
通信制限は自分の人生を生きてない烙印
自分のことばかり考えてたら自分が嫌いになるのは当たり前
数字を見るな、数字の先にある感情を読め
それが無駄かどうかは、未来の自分が決めること
歳上は歳下のように、歳下は歳上のように扱え
話す価値がないと思われることが人間関係に於ける最悪の敗北
手に入っても好きなものが本当に好きなもの
親は突然死ぬ、四の五の言わず年一は実家に帰れ
三万以下のアウターを買うな
経験に金をケチるな
このリストのすべてを疑え

感想・レビュー・書評

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  • Fさんが様々な人にインタビューを行い、それと自分の考えや感じ方を織り交ぜながらエッセイとして纏めた作品。
    仕事・恋愛など人生で一度は訪れるであろう場面をFさん独自の視点で読み解いていくところがとても面白かった。長いものから短いものまで、矛盾しているようで真理をついたようなものまでどの言葉も、その中に熱さやハッとさせる発見など読んでいて全く飽きずに最後まで読むことが出来て良かった。
    読書は、人生の先読みであると誰かが言っていた。この本を読んだことで20代をしっかり、前を見ながら歩き出せるなぁと感じました。只今23歳、人生の予習本の一冊として頑張りたいです。

  • 9月21日テレビドラマ「半沢直樹」の録画を観終えTwitterで感想をエゴサーチしていると気になるツイートを見つけました。
    「半沢直樹に勝ちました。現場からは以上です」実際の書店ランキングの写真とそのひと言。「え!?あの半沢直樹の新刊を上回る本!?F!?一体誰だ!?」お恥ずかしながらその時はまだFさんを知りませんでした。とにかく「20代で得た知見」どんな本なのか調べ、まず「男性である」。こういうジャンルで男性は珍しいですよね。
    そして普段SNSで人気が出て発売される本は全く買いません。個人的に「メンヘラ」「サブカル」そういったイメージが強いからです。
    ではなぜ購入したのか?
    その決め手は「20代で得た知見」このタイトルでした

    私は今21歳です
    世間で言う「大人」を1年と半年過ぎました。
    「子供の想像していた大人」
    みなさんはどんな大人を想像していましたか?
    私は「自由で毎日楽しくキラキラ華やかしい大人」
    そんなイメージを描いていました
    実際の生活では「時間に追われ、友達と遊ぶ機会が減り、お金も限られ、彼氏をつくる余裕もない。そもそも出会いもない」
    毎日なんのために生きてるのか。正直わかりません。
    全然『キラキラ』した時間を過ごしていません。
    「大人ってなんなんだろう」
    そんな疑問の中「20代で得た知見」と出会いました
    出会うなんて素敵な言葉を使いましたが半沢直樹のお陰です。笑

    実際手に取って読んでみると心が少し軽くなりました。
    「大人なんて存在しない」
    確かにみんな見た目は大人で中身は子供のままなのかもしれませんね。そう考えると日常生活多少は生きやすくなりませんか?
    読み続けると普段私が考えている世界がどれだけ狭かったのか痛感しました。

    読み終え「よかった!」「つまらなかった。」とすぐには感じられないと思います。
    ただ21の私からして言えることは
    「読む、読まないでは人間のおもしろさが変わる」
    と思います。
    大袈裟に聞こえるかもしれませんが読み終えるときっとわかっていただけるんじゃないかな?そんな気持ちです。
    Fさんの言葉を鵜呑みするのではなく「ひとつの意見として」「考え方として」軽い気持ちで受け入れてみる。そうすることによってそれぞれの人間臭さが生まれるのではないでしょうか。

    今私たちは「SNS」と生活する毎日。
    周りからの目、評価、見えない何かと戦う日々。
    他人のために生きているような真っ暗な世界。
    そこに本当の幸せはあるのか
    もしくはSNSの中に本当の幸せはあるのか
    そんなことも考えました

    長くなりましたが最後に
    この本とともに年を取る人生も悪くない
    ふとした時に思い出す
    無責任だけどFさんの優しさがあり憎めない
    それが『20代で得た知見』
    私はそう思います

    一人でも多くの方が自由に楽しい毎日を過ごせますように

    P.S.
    数年後にきっと、星5になるはず

  • 20代をとっくに通り越した私に、もう少しで20代に手が届く10代にすすめられた本。
    ご丁寧にお気に入りの文章に付箋まで付けてくれていた。
    圧倒的な言葉の数々・・・・。
    昔、会社の上司や、先輩や、親に言われたような、納得したような、しないような、そんな若い時に酔っ払った勢いでやらかしたような気分になる読後感。
    でも「これは私のバイブルなんです!」とすすめてくれた彼女は、きっとキラキラした20代を過ごすことでしょう。
    専ら小説ばかりの自分には凄く新鮮な本でした。

  • 2020.9.26
    26歳の私。
    学ぶことが大いにある本でした。

    社会人に慣れてきだした今。
    生活に余裕のない今。
    将来と過去の狭間にいる今。
    物事を一方方向からしか見る経験がない今。


    多くの人の考え方で沢山の方向から一つの物事を紐解いてくれているようなそんな感覚でした。
    使える言葉は全部使って、私たちに伝えてくれている本だと心から感じました。

    ここで得た知見やものの見方や考え方を最大限にします。
    一歩を踏み出します。


    3.6.7.8.10.12.14.21.22.36.40.52.59


    何を言ってるかわからないでしょう。私もです。

    二十代について語る者は、二十代についての後悔が多すぎると考えられないでしょうか。

    良い本とはなんだろう。何度も読み返すに値する本です。ではそんな本にはなにがあるか。謎が、意味不明が、ある本だと思う。

    人は自分に欠けているものほど、それを持っている振りをしようとする。

    これまで敗れたあらゆる夢や目標の中に、己が本当に成しとげたいことは一貫して変わらずそこにあり続ける

    あなたがいなくなっても生きていける。でも、あなたがいると、もっと楽しい。あるいは、もっと楽しかったかも知れなかった。

    醜いとされているもの、不快と感じられるもの、一見役に立たぬように見えるもの、歪と感じるものを「なぜそうなのか」「なぜそこにあるのか」「意図的なのか、あるいは単なる失敗なのか」という考察とともに不断且つ客観的にに見つめなければならない。
    豊かさとはつまり、目の前の貧しさから、どれだけの教訓を雑巾絞りのように絞り出すか。

  • 1.この本を選んだ目的 
    何かで紹介されているのを目にして手にしました。
    よく考えたら、人が考える『20代で得た知見』を知ったところで、『だから?』となりそうだと思いましたが、せっかく手にしたので、読むことにしました。

     
    2.あらすじ
    筆者のFさんが20代で得た知見というものを書き綴っている。
    大きく3章にわかれていて、その下に全183もの知見とするものが並んでいます。
    ページ数が285ページだから、ほぼ、1ページ、300文字〜1000文字で1編という構成です。
    『20代はこれでいいんだ!!』という感じです。
    一つのことに対して想いを語るという感じではなく、日々の生活で感じたことを書き殴った感じでした。


    3.感想
    このFさんは30代ということだから、また、10年後に同じタイトルで本を書けば、まったく違う内容になるかもしれない。時間の経過の中で、経験や、出会う人など、多くのものに影響を受けて、その時だした答えが、まったく別の答えになることは往々にしてあるから。

    このFさんは10代、20代に絶大な人気があるとのことなので、10代、20代向けの本として、良い本だと思いました。

    それから、片面赤色ページがあって、驚いた。読みずらかったけど…

    なかなか、よい言葉が含まれていると感じました。
    詩集みたいな感じ。
    これを20代で得ることができるのは素晴らしい。

    『自分の心を動かしたものだけが、真のインプットである。誰かの心を動かしたものだけが、真のアウトプットである。』なんて、なかなかいいね。

    ぜひ、20代で得た知見を40代で語り直してほしいと思いました ^_^

  • 読み終わった直後の、ほんとに、ほんとに悪気はない素直な感想ね。
    何も得られん。

    そう、この本からは何も得られない。それが得た知見。
    まだ20代でみえる世界なんて極狭も極狭。学校というばかちいせぇ世界から毛が生えたくらい。それをすごく痛感しました。
    正解なんてない。
    恋も愛も結婚も離婚も死別もぜんぶいっしょじゃない、
    どれがいいとか、どれが悪いとかねぇんだって気付きます。

    なにか学ぼう!真似しよう!はない。

    今のわたし、これでいいやぁって思うようにする。

  • エッセイみたいな感じだった。私には余り共感できる部分は無かった。なんか少しズレていて天邪鬼みたいな印象を筆者から感じた。ポイントで買ったが軽く目を通して900円で売り飛ばした。得た金でラーメンを食って満足したので星5とする。そんな感じの内容の本

  • 8年前、私が高校生の頃TwitterでFさんを知りました。Fさんの紡ぐ言葉が本当に好きで、ツイートや書籍の内容に私の価値観はかなり影響を受けていると思います。当書「20代で得た知見」もFさんの感性が溢れ出ていて素敵でした。
    「二十代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」この言葉を心に留めて残りの5年を生きていこうと思います。

  • まじでわけわからんこと言ってるなって思うこともめっちゃわかるって思うこともあったとさ
    180の言葉が1番刺さった

  • 本屋で見かけ、何となく無く手に取る。
    少し読んで先が気になり購入、読了。
    作者のFさん、ネットで調べると何やら有名?な人らしい。

    うーん、読み始めたときの期待感には届かなかったかな…

    極端な言い方をすると、よくあるそれっぽい教訓をただ羅列してある自己啓発本ポエムverっていう気がしなくも無いですね。

    秀逸なフレーズであったり、独特な語り口であったり…光る部分は所々あるものの、説得力に欠けている感が否めませんでした。

    そもそも、この人を誰だが知らない(かつ説明も無い)から実績による説得力はありません。
    かつ、それぞれの言葉に対する説明、根拠もありません。
    テイストとしてそこは野暮なのかもしれませんが…まあ、そこが説得力が欠ける要因なのかと。

    新たな視点を得るというスタンスでは無く、漠然と考えていたことを言語化、整理してくれる。
    もしくは、読みながら自分はどう思うか?を考えるきっかけにする。

    そういった読み方をすべき本なのかな…
    と、残り30ページでやっと気が付き絶望しました。

    以下、読みながらざっくり考えたこと。

    「20代(というか今までの人生)で得た知見」

    ・幸福を決定するのは「自らの感じ方」のみ、楽しんだ人が勝ち

    ・夢や目標は無くても良い、ただあるとすれば人生はよりドラマチックになる、そしてそれは人からの見え方を通して感じることよりも、自分自身が純粋に好きだと思えるものの方が良い、軸はブレない

    ・人生なんてしょせん暇潰し

    「友人とは」

    ・休日に自分の時間を使って会いたいと思える人

    「親友とは」

    ・自分が嫌われてまで、その人の人生に対して意見を述べようと思える人

    <印象に残った言葉>
    ・(継続こそすべてだと仰る人は、継続することでのし上がってこられた一人です。)「継続すれば、努力すれば報われるという世界線に偶然運良く生まれ落ちた人」です。(P48)

    ・「おまえのために生きてやるつもりはねえよ」という考え方の方が、一人の性として、一人の人間として、明らかに揺るぎなく頼りになると私は思うのです。(P60)

    ・流行よりも百年先も成立するクラシック(P69)

    ・「誰か」を行為の中心に置かないこと(P113)

    ・元々そこにあったものがなくなると「悲しい」。なくなったはずのものぎそこにあるように感じると「切ない」。元々なかったものがやっぱりないものだと分かると「寂しい」。(P469、ジョージ)

    ・幸せになるために不幸になる必要は一切ないだろ。死に急いでるつもりなら、もっと格好良く死ね(P245)

    <内容(「BOOK」データベースより)>
    人生は忘れがたい断片にいくつ出会い、心動かされたかで決まる

    一人の人間の人生は、出会った言葉でも、預金額で決まるとも、恋愛だの結婚で決まるとも思えない。
    ある夜友人が電話で語ってくれた台詞、または恋人がふとした瞬間吐き捨てた台詞、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話、なんの救いもない都会の景色、あるいは、夜道で雨のように己の全身を貫いた、言葉にもならない気づき。そういったものによって人生は決定されたように思うのです。
    私はその断片を「二十代で得た知見」と名づけることにしました。
    (本文より)


    第1章「不完全からの出発」では、絶望するな、しかし生き急げ/期待しない方が楽だが、退屈は生活の毒である/好きってなに、など普遍的かつ実践的な50の断片を収録。

    第2章「現実に関する幾つかの身も蓋もない事実」では、才能と呼ばれるものの正体/社会人一年目から五年目までの教訓/不条理な世界と戦うための武器一式/審美眼とは違和感のことである、など、この時代を生き抜くのに必要な44の断片。

    第3章 「アンチ・アンチロマンチック」では、もし我々が冬の星座に機関銃を撃つことができたら/ちょいとした堕落論/大人の悲哀、子供の悲哀など、心をえぐる50の断片。

    最終章 「愛に関する幾つかの殴り書き」では、愛とは、本人が振り絞ることのできる全力のこと/同棲なんて軽率にしてしまえばよい/結婚は恋愛の墓場だが、墓場からは星が見える、など、愛に纏わる41の断片を収録。

    「眠れぬ一人の夜を支えてくれる」「二十代を生きる上で大変参考になった」
    「もっと早く知りたかった」といった反響多数。

    著書累計30万部。F、待望の最新刊。

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著者プロフィール

1989年11月生まれ。神戸出身、新宿在住。男。著作に『いつか別れる。でもそれは今日ではない』『真夜中乙女戦争』。

「2021年 『真夜中乙女戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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