ふるさとの手帖 あなたの「ふるさと」のこと、少しだけ知ってます。

  • KADOKAWA (2020年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784046048363

作品紹介・あらすじ

新聞やテレビ、ラジオ、様々なメディアで話題。
「日本の市町村1741をすべて巡る」
そんなとてつもない目標を達成した著者が見て、聞いて、感じて写真におさめたわたしたちのふるさとの絶景を詰め込んだ1冊。
今まで知らなかった、知ろうともしてこなかった日本のこと、わたしたちのふるさとのこと少しだけ見つけられるかもしれません。

みんなの感想まとめ

日本の1741の市町村を巡る旅の記録は、著者が見、感じ、撮影した美しい風景や人々の生活を通じて、私たちのふるさとの魅力を再発見させてくれます。日常の中に潜む懐かしさや、故郷の風景が持つ特別な意味を感じ...

感想・レビュー・書評

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  • 日本の全ての市町村1741を巡る旅の記録。

    つい先日「母の待つ里」を読み、私のふるさとを振り返りたくなった。
    これは、最高の一冊である。
    あたりまえの景色や日常に生活の息吹を感じ、懐かしいと素直に思える。

    どこかの路地。
    誰かの通学路。
    どこまでも続く道。雨に濡れた道。
    田んぼに映る夕焼け。
    誰かの笑顔。誰かの後ろ姿。

    今住んでいるところも愛着はあるが、故郷は四国の香川県。
    まだ瀬戸大橋もない時代は、宇高国道フェリーで岡山まで渡り、新幹線で大阪へ向かった。

    今でも透き通ったエメラルドグリーンの海を目にするとあぁ、帰ってきたなぁと思う。
    温暖で島も多く、海水浴には最適で、真夏は真っ黒になったっけ。
    20歳までしか住んでいないけど…
    原風景が、浮かんでくる。

    いつまでも見ていたくなるほど素敵な一冊。
    そして、旅したくなる一冊でもある。

  • 著者のかつお(仁科勝介)さんが大学生の時にスーパーカブに乗って全国47都道府県を巡って撮った写真がまとめられたふるさと手帖。広島大学在学中にしっかりと計画を立ててこの旅を実行している。卒論も「地域の人々の心の潤いは観光からうまれるのか?」と旅の経験をまとめた内容、そして屋久島を最後に旅を終了し、同年大学も卒業。素晴らしい計画性と実行力だと思う。ものすごーく大変だったろうと思うけど、読者はなんの労力もなくこんなに素敵な写真を眺めることが出来る。本当に感謝しかない。

    全体的に青空や緑の写真が多くて、ページをめくるたびにとても清々しい気持ちになる。写真に写っている人も素敵な笑顔だし、ちょこっと写る動物や魚など生き物もかわいい。街並みは素朴で、観光地は観光地らしくきらびやかで、日本って素敵な国だなと誇らしくなる。移民やオーバーツーリズムでこの素敵さが損なわれないことを祈るばかり。神社やお寺が身近にあって、宗教という重い縛りでなくそこにあるものとして尊重されていて、自然とお参りする、いろんな神さまを受け止めていて神社やお寺があれば分け隔てなく参拝する。日本人のその神様仏様への大らかさはすごく良いと思う。

    まずは自分の故郷の県を見て、次にゆかりの深い県を見て、次に旅行で行ったことのある県を見て、まだ行ったことのない県のページをめくる。市町村の一番多い北海道は見開き10ページにまとめられていて、他の県は見開き3ページ。でも1ページごとに写真がたくさんあるし、その写真の説明とてらしあわせながらじっくり読むととても読み応えがある。

    著者を検索するととても素敵なホームページがあるのでぜひ見てみて欲しい。

  • 自分は夜に散歩している時に、明かりがついている家をついつい見てしまう。そこに「誰かが生活している」という事実、同じ世界に生きているということになんとなく安心感を感じるからだ。旅も一緒の感覚がある。観光地を旅するのも嫌いではないけれど、そこで生活している人々が普段どのような生活をしているのか、旅をしながら思いを馳せることが好きだ。

    この本にはそんな「感覚」が至るところに感じられる。たくさんの人が自分と同じ時代を生きているということ。それぞれがそれぞれの生活をしているということ。それが写真から伝わってくる気がする。自分が印象に残っているのも、そういう写真だった。(もちろんきれいな景色や建造物の写真も多かった。)

    1日1都道府県ずつ読んで、じっくり味わおうと思う。

  • 日本にある市町村をすべて回った方のフォトエッセイ。そういった企画を考えることが面白い。
    観光地だったり、その土地の方々の暮らしだったりが写真とエッセイで記録されている。
    ちょっと行った気になるし、自分が訪れた時の記憶を思い出したりして日本各地に想いを馳せる。

  • バイクで走れなかったのは佐賀と沖縄。少しの写真と地図に通った市町村をマーカーして…スマホもデジカメもなかった遠い思い出が一冊の本として舞い降りてきたようです。
    有名な観光地もあれば、何気ないのに心地よい風景。様々な天気を感じながらふれた空気。人との出会い。この本に出会ってたくさん思い出しました。私もみなさんのふるさとをほんの少し知っているようです。

  • 淑徳大学OPACリンク
    https://x.gd/sVdEK

  • その土地への愛情が、たくさんの写真と簡単なコメントからヒシヒシと伝わってくる。

    景色だけでなく、その土地の人々との出逢い、旅人とのその土地での偶然の出逢い。

    著者が楽しんでるのが伝わってくるし、眺めてて、そのワクワク感が伝染してくる。

    私も行ってみようかなと、思わせてくれる。

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著者プロフィール

写真家。1996年岡山県生まれ。広島大学経済学部卒。在学中に、日本の全1741の市町村を巡った。『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。2023年春より、平成の大合併時の旧市町村一周や、政令指定都市の区を巡る旅に出る。【Twitter/Insutagram】@katsuo247

「2023年 『エミューちゃんと二人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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