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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784046049629
作品紹介・あらすじ
グロテスクなのになぜか心地いい。
酒テロクリエイターとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。
人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望なんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。
既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは?(「口紅の弾丸」)
ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは?(「 」)。
地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」)
嵐の夜、偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚がたどり着く未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす)
最後のどんでん返しに息を呑む! 「まさかこんな展開になるなんて!」と、新鮮な驚きに包まれる!
日々の痛みを和らげる「お酒」のような恍惚と同時に、酔いが醒めたときの筋肉痛や頭痛のような痛み、それでも現実に立ち向かう一人ひとりへのエールのような余韻が残ります。
みんなの感想まとめ
心地よいほろ酔いの感覚を与えてくれる短編小説集で、登場人物たちの憎めない愚かさや独特な視点が魅力です。物の視点から語られる物語は、普段の生活では気づかない感情や思考を呼び起こし、読者を引き込む力があり...
感想・レビュー・書評
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ほろ酔いで無意識に紡がれた物語たち。だからなのか、少し疲れた淡い心に、口当たり良くすっと馴染んだ。登場人物たちの憎めない愚かさが、穴ぼこだらけの私の心を砂糖のようにさらさらと補修してくれた
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タイトルが面白いので読んでみたら、凄く面白かった!
ゆっけ、さんをまったく存じ上げなかったけど、とても興味津々。
タイトルにもなってる話が1番面白かったかな~
あと主人公が口紅だったり、牛丼だったり、クリームソーダだったり。
物目線で進んでいくお話、面白い! -
キャッチーなタイトルとオシャレな表紙に惹かれて読んでみました。
『世にも奇妙な物語』『笑うせえるすまん』のような、少し不気味な雰囲気が漂う短編集。不気味だけど軽い読み心地で、たまにはこんな一冊も悪くないなと思いながら読了しました。
酒系インフルエンサーが妄想を小説にしたそうです。モノの視点で語る章が多かったので、普段から何か目についたものに命を吹き込んで想像を広げているのかなと推測しました。
大体の小説は作者による妄想なんでしょうから、酒で痺れた脳が生み出した妄想といえども、ここまでまとまった文章になっているのは大したものだと感心しました。 -
YouTuberとしても大好きなゆっけさん。
初めての小説作品!短編10作品が収録されてますがどの作品も人間臭さやどこか寂しさだったり
だけども美しいストーリーで面白かったです!
「くまのくぅーちゃん」と「酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす」が好きです
シラフの時に読んだから、今度はお酒と共に読み返したい -
ユーチューブなどで活躍するネオニート「酒村ゆっけ、」のショートショート、かな?
彼女が酩酊したときの妄想が書き出されている、らしいが
酔ってるときにこんな上手く妄想できるんかなって思うぐらい
全部の話がちゃんとしてるw -
妄想を続けることでストーリーになる。確かに。
ゆっけさんはどこか「欠落した人間」に魅力を感じるのでしょうか。
そんな印象を持ちました。
僕が妄想で物語を作る時は「救いようがないほどの不幸」を後天的に背負わせるのが好きです。
理不尽や不条理が続き、追い込まれた人間が、自分より僅かに状況が良い人と思える人に事情も伝えず力を貸す。
その自爆とも取れる善意にキュンとします。
そして物語はそこで終わります。そこに救いはいらない。
そう考えると、僕は「生き様」よりも「死に様」も方が好きなのかもしれませんね。
あくまで妄想の話ですが。
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物語のタイトルと世界観、言葉選びが独特で好きでした。
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視点が好き。
文体も好き。
口紅の視点とか酒飲みさんの人魚とか好きです!
作者さんがお酒好きな方なだけはあるなぁって思いました! -
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酒村 ゆっけ、
酒を愛し、酒に愛される孤独な女。新卒半年で仕事を辞め、そのままネオ無職を全う中。引っ込み思案で、人見知りを極めているけれど酒がそばにいてくれるから大丈夫。たくさんの酒彼氏に囲まれて生きている。食べること、映画や本、そして美味しいお酒に溺れる毎日。そんな酒との生活を文章に綴り、YouTubeにて酒テロ動画を発信している。気付けば、画面越しのたくさんの乾杯仲間たちに囲まれていた。
酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす
by 酒村 ゆっけ、
フラワーボーイは世界中の誰よりも花を心の底から愛していた。いつでも花を持ち歩くことはもちろん、花への愛が故に突拍子もない行動を繰り返していた。 フラワーボーイは、花に対して桁外れの思いと熱量、そして並々ならぬ知識を持つので、花たちとのこぼれ話を綴る彼のSNSにはそれなりのフォロワーがついていた。 普通に生活していればモテるんだろうなというくらい目鼻立ちがはっきりしているので、花と戯れる写真を投稿すれば、すぐにそこそこの数の反応があった。彼に会いたいとメッセージを送るファンやインフルエンサーも少なくなかった。 しかし、一度会ってしまうと最後。その後、彼ともう一度会おうという人は現れない。
実は彼には、通りすがりによさそうな土を見つけたら花の種を植える習慣があった。公園の花壇、人の家の庭、そんなことはお構いなしだ。 こんな調子だから、人と会うたびにフォロワーはぽつりぽつりと減っていくが、一方で花言葉の知識や花と彼の写真を投稿するたびに増えていくので、誰もその実態に気付かないのだった。 そうそう、フラワーボーイの誕生日会のときの、あの凍りついた瞬間は今でも忘れられない。 フォロワーであるファンたちが、彼の誕生日会を開きたいから来てほしいと言うので、彼は快く受け入れた。
当の花たちは彼の異常な愛に怯えていた。 花たちにとって彼は不気味だった。嫌悪すらしていた。彼の数々の奇行のせいで、花に対するマイナスイメージを抱く人たちが確実に増えているからだ。 フラワーボーイは、特に美しく咲いた好みの花を、お気に入りの白い花瓶にいけることにしていたが、花たちはそれを「地獄行き」と呼んでいた。
「わかっていたけど、僕はきっとそれを忘れていたんだ。どちらかというと、これが、今僕の目に映るこれが本当の世界なんだね。僕って人間の社会に長くいすぎたけど、やっぱりここが僕の居場所だったんだ」 フラワーボーイは、ひたすらに空を眺め続ける。太陽と雲の流れがいつもよりとても速く感じられる。
──僕は、彼女の一番の理解者。誰よりもそばで彼女のことを支えている(つもり)。動くことも話すこともなにもできないけれど、彼女に愛を与えることは可能だ。言葉はなくても愛は存在するんだって、どこかの誰かが言っていた気がする。 くぅーは、今日も暗闇で彼女の寝顔をじっと眺める。 『君はきっとトップアイドルになれるヨ。絶対ニネ』 彼女の願いが叶いますようにと、くぅーは毎晩星に願うのだった。 ぬいぐるみには、不思議な力が宿っているといわれる。くぅーもそのうちの一つかもしれない。彼女の「トップアイドルになりたい」という願いはすぐに叶えられるものじゃないけれど、些細な願いならくぅーが祈れば不思議なことに、すぐに叶うことが多かった。 少しは彼女の支えとして役に立っているだろうか。 『ゆっくりおやすみネ』と、今日もつぶらな黒い瞳で平和に感謝した。
父親のことはなにもわからない。 父親の名前を出したことが過去に一度だけあったが、その名を聞いた瞬間、母親は今まで見たことがないくらい悲しげな、触れてはいけない扉を開いてしまったかのような表情を浮かべた。彼はそれから二度と、父親について尋ねることはなかった。 すがれるものも頼れる人もなにもなかった母親は、聞いたことのない宗教にのめり込むようになった。それでも母親は彼女なりに精一杯、まだ幼かった石田に愛情を注いでくれていたのを彼は知っていたし、責める気にはならなかった。
「最初ありえないと思っていたけど、こういう生き方もありなのかも」 「嫌なことばかりの人生を断ち切るためにも参考にしたい」 「怖いもの見たさで再生、気付けば片手にゴミ袋握ってた」 -
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何も考えずに一気読みできる面白さがあった。
10編どれもハズレなしだったが、特に「口紅の弾丸」が好きだった。
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新たなる酒文学、ここに誕生。
グロテスクなのになぜか心地いい。
酒テロクリエイターとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。
人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望なんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。
既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは?(「口紅の弾丸」)
ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは?(「 」)。
地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」)
嵐の夜偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚が見つけた未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす) -
幻想?現実?予想つかない角度から展開する短編集。
「 」凄く面白かった。この発想とても良かった。 -
酒呑みゆっけちゃんの本。
お酒の話ばっかりじゃなくて
ゾッとするような話もあっておもしろかった。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00617484
新たなる酒文学、ここに誕生。
グロテスクなのになぜか心地いい。
酒テロクリエイターとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。
人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望なんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。
既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは?(「口紅の弾丸」)
ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは?(「 」)。
地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」)
嵐の夜偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚が見つけた未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす)
最後のどんでん返しに息を呑む! 「まさかこんな展開になるなんて!」と、新鮮な驚きに包まれる!
日々の痛みを和らげる「お酒」のような恍惚と同時に、酔いが醒めたときの筋肉痛や頭痛のような痛み、それでも現実に立ち向かう一人ひとりへのエールのような余韻が残ります。(出版社HPより) -
作者が言っているとおり、まるで酔っ払っているかのようなお話。
さくさくと読みやすい短編集。
え?!そうなるの?!という展開もあり。
それにしても装丁が可愛すぎる!! -
食べ物視点、化粧品視点など、ものから人を見るのが面白い。
人は何にでも勝手にイメージとか、理想を押し付ける。
純粋、不純、綺麗、汚い、高い、安い。実際は違うかもしれないのに、それらしさを求めてる。
クリームソーダは青春の味?万人に当てはまるわけがないのに、そういうものと思い込んでる。
ものはただそこにあるだけ。客層や利用者をイメージして会社はものを作って、お金を得るために売るけど、誰がどう使うか決められていないものが殆どのはずだ。
食べ物はできるだけ美味しく、完食するのがいいこと。でもこの思考も、もしかしたら食べ物にとっては見当違いなことなのかもしれない。
どれも面白いけどちょっと不穏な予感がする結末が多い。『くまのくぅーちゃん』はゾクっとした。 -
ほろ酔いで紡がれた短編集。どの話も味があって好きやし、最後に現れる話を表したカクテルも好き、そうそうこの比率と納得する。人間のドロドロした部分があっさり書かれててやけに軽快に読めた、それこそこちらもほろ酔い気分で。
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短編集ですがそれぞれ個性的で擬人化多めです。
①口紅の弾丸
さすが1番手!物語に引き込まれて泣いた
②外の世界を知らない猫
この瞬間はやっぱり辛いよね
③フラワーボーイ
結局他人と分かり合えるわけないよ
④酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす
表題作
私はこのお話が一番好きかも
⑤くまのくぅーちゃん
なんか…ダメだ
⑥深夜のOL牛丼
卑下しすぎだよ
私はあなたが一番好きだよ
⑦本当にあったビデオカメラ
怖い話
⑧あの頃のクリームソーダ
なんか、ごめん
⑨ショートケーキの空襲
気持ちがわかる
きっと仲間
⑩「」
こんな終わり方結構ありかも
結構頻繁に泣ける
私は是非オススメしたい -
最近よく動画を観ているネオ無職YouTuberの酒村ゆっけ、さんの本。お酒と本と映画が大好きな彼女らしさがたっぷり詰まった物語ばかりだった。
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物語は九つの短編集となっていて、様々な人や動物、物など色んな視点から発想が面白くて、
読んでいて楽しかったです。ユーチューバーとしてだけではなく文才にも長けてこんな物語が描写されていて尊敬です。
著者プロフィール
酒村ゆっけ、の作品
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