- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046050489
作品紹介・あらすじ
まだまだ世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。ワクチンが開発されたとしても完全に撲滅するのは難しく、「いかに感染を防いで共存するか」が大事です。これまでのコロナウイルス(のど風邪と鼻風邪を引き起こす)と同様の性質を持つとすれば、まずウイルスは上咽頭から侵入するはず……。マスク、手洗い、密を避ける、換気といった従来の予防策に加え、上咽頭のウイルスを洗い流してくれる「鼻うがい」こそ、感染予防の新定番になるはずです。さらに、上咽頭をケアすると慢性副鼻腔炎(ちくのう症)やアレルギー性鼻炎など、さまざまな体の不調を改善することもできるのです。本書では、鼻うがいのチカラを科学的に説明し、「痛い」「大変」などと敬遠されがちだった鼻うがいの「痛くない」「手軽な」やり方をていねいに解説。withコロナ時代における、注目の一冊です。
感想・レビュー・書評
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やってみました。1週間くらい。すこぶるいいです。かなりおすすめです。濃度や質問などつまっててすぐ実践できます。
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やってみよう
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喉の痛みは、上咽頭が炎症を起こしているから。
ウイルスは、口の奥の中咽頭より、上咽頭にたまる。PCR検査をそこでやる理由。
潜伏期は、ウイルスがレセプターと結合し、増殖を始めるまでの期間。インフルエンザは1日程度、コロナは4~5日。発症前後が一番ウイルスが多い。
鼻うがいは風邪の症状を軽くする。喉風邪も鼻かぜも。
食塩水濃度が高いほうが効果が高い。普通は1%、風邪をひいたら2%。海水は3.5%。
新型コロナウイルスの特効薬は登場しないかもしれないというのがWHOの公式見解。コロナ風邪の特効薬もない。
アレルギー性鼻炎は、副交感神経から交感神経に切り替わるときに、過敏になる=モーニングアタック。就寝前に鼻うがいをすると、軽減が期待できる。
ガラガラうがいは、水が効果的。うがい薬は、常在細菌叢を破壊する。
注入圧をかけて、上咽頭まで届かせる。
上咽頭洗浄=斜め上を向いて、食塩水を2~4MLくらい注入する。
本格的鼻うがい(副鼻腔も洗える)=100~250ML必要。最初は入浴時に。ドレッシングポットとスポイトで作る。
市販の鼻うがいを利用する。
ハナノア、ナサリン、ハナクリーンs、ハナオート(電動)、
一日2回朝夕。制限はない。
急性上咽頭炎と慢性上咽頭炎。急性は風邪。
歯周病菌に振kまれるLPSは、サイトカインストームの引き金になる。新型コロナウイルスのレセプターのACE2は、下の粘膜に豊富にある=舌ブラシが効果的。
風邪の引き始めは、高張食塩水の鼻うがい、首湯たんぽ、口テープ。アイウベ体操。