一人だけど孤独じゃない 中二病クリエイター、世界でバズる

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 28
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046051806

作品紹介・あらすじ

TikTokでフォロワー170万人を超し、
今、最も注目されるクリエイターの一人であるケチャップ。
そんな華やかな姿とは対照的に、
これまで躁うつ病・パニック障害・自律神経失調症を患い、
決して理解されることのないさまざまな悩みや葛藤とともに生きてきた。

2020年2月、TikTokにて初めてトランジションの動画を発表。
ちょうどコロナ禍の自粛と相まってフォロワー数は日に日に増加した。
そして、自分のやりたい表現ができる生活になると、不思議と病気の発症も抑えられた。

「もっと普通の生活をしなさい」
「派手な浮く格好はやめなさい」
「精神疾患は普通じゃない。心が弱いだけ」

そうした「間違った正義」を押し付けられた、これまでの日々。
誰もが憧れる大人気クリエイターとなった今、
そうした「普通」の価値観に悩まされるすべての人に贈る
自身初の自伝的エッセイ。

他人に合わせて群れるのではなく、正しいのはいつも自分。
本書でありのままの人生を赤裸々に告白し、悩める人々の未来を拓く。

感想・レビュー・書評

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  • 自分はtiktokをまったく観ない為、この本を読む前にYouTubeで作者のケチャップの動画を少し観てからこの本を読んだ。まず動画がカッコよすぎてびっくりした。トランジジョンというジャンルらしく、編集がうますぎる!音楽のセンスもいい(自分がEDM好きであるから余計に)、そして青の世界観で統一されどこか現実離れした世界にも感じる。初めて観たし、自分にとって新しい体験だった。

    動画の感想ばかりになってしまったが、本の感想に移ろう。内容は躁鬱病やパニック障害、自律神経失調症を患っている人がtiktokと出会い、現在の地位を築くまでの自伝個性を大事にしたいと思いながらも、嫌われないようにすることも同時に意識して生活していた作者の気持ちがすごい理解できた。幼少期に体験した出来事が自分も同じような体験をした事で親近感を持ったのかもしれない。または、自分も意識していないが、自分自身も個性を大事にしつつ嫌われたくないとどこか感じているのかもしれない。途中読んでいて辛くなる場面もある。特にリストカットの話はすごく身の毛がゾワっとした。しかし、筋金入りのオタクの心の内を読めたのは面白かった。偏見だが、不登校の子はオタクが多いと思っている。何故、不登校になってしまうのか、その心のうちが見れたのは少し勉強になった。心の病気と向き合う上で大切な事を作者の実体験を基に書かれている。好きな事に出会い、自分を大切にすることの大切さ、何かを追求する面白さがこの本には詰まっていた。この本を読んでから自分も何かしてみたい!という欲求に駆られる。同じ病気に苦しむ人、ケチャップのファンの人は一度読んで欲しいと思う本だ。

  • TikTokで190万人のフォロワーを持つトランジション系クリエイターの
    彼女がかいた1冊。過去に躁うつ病・パニック障害・自律神経失調症を患った経験から自分らしさ・個性を発信していくことの重要性を感じ、2020年2月からTikTokでの動画投稿を開始。そのきっかけを描いた本。

    彼女が大事にする”青の世界観”が表現された本の装飾。
    表紙、本編も白地に青文字、青の写真と自分自身も青色大好きなので
    すごくわくわくした!

    彼女と同じ病気の人のために書かれたメッセージがたくさん詰まっている
    けども、対人関係や、SNSの付き合い方、ネットからの情報が
    たくさんあふれている現代社会での考え方など凝り固まった自分の
    考え方をほぐしてくれるメッセージが溢れていて、色んな人が共感できる、
    自分の苦しい気持ちがすっと軽くなる、
    新しい発見のある1冊になっていると思った。

    中でも”多様性社会への理解”について、彼女の”ケチャップ”という
    名前に対して表現される”青の世界観”。人は、「ケッチャプなのに
    青いんですね?」という言う。この言葉が”普通=当たり前!”の世界で
    あり、多様性が認められている社会になりつつあるはずなのに、
    その言葉が自然と自分の中からも浮かんでいた。
    ”普通=無難、人と同じにみられることの安心感”みたいなものに
    自分の中にあるんだって気づかされる。
    それも全部悪くないけれど、どこかで個性を認めないって言ってる
    双極にある考え方をしている自覚がなかった。そのことで、どこか
    他人を傷つけてしまっていたのかもしれないと感じた。

    人間関係があれば言葉の行き違いはきっと修正出来るけど、
    顔が見えないネット社会での言葉の重みって本当に大きいし、
    それを意識しながら、苦しみすぎず、自分らしく生きていきたいと
    思えた。

    自分自身が感情の波が一定じゃなくて、すごく不安定な時に
    この本を読み始めたらすごく刺さりすぎて、受け止める容量が
    なさすぎたので、もしかしたら同じように、刺さりすぎる人には
    ちょっと苦しいのかもしれないと思ったので、★1つ減らして
    います。

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著者プロフィール

TikTokクリエイター。2020年2月、TikTokにてトランジションの動画を発表。これが世界的に大ヒットし、2021年4月現在、フォロワーは190万人を超す。YouTubeで自身が躁うつ病・パニック障害・自律神経失調症であることを発表、多くの反響を得た。夢は世界一のトランジショナーになること。

「2021年 『一人だけど孤独じゃない 中二病クリエイター、世界でバズる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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