運動能力が10秒で上がるサボリ筋トレーニング 体幹やウエイトより効果絶大!

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 92
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046051837

作品紹介・あらすじ

走力・跳力・投力・蹴力・振力・泳力
自己ベストを次々更新!
トップアスリートも実践する「上達の限界を超える」メソッド。

運動科学の専門家が発見・考案した
全身12個の「サボリ筋」を鍛える簡単10秒ポーズで、
スポーツのパフォーマンスがみるみるアップする!

「飛距離が80ヤード伸びた!」
「球速が10km/hアップ!」
「フルマラソンで20分もタイム短縮!」
「水泳で自己ベストを更新しインターハイに!」
など、プロアスリート、スポーツ愛好者、子どもの部活の実例も満載。

今まで眠っていた潜在能力を、
サボリ筋トレーニングで目覚めさせよう!

感想・レビュー・書評

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  • 「サボリ筋」とは著者の造語。

    一義的には、文字通り、「サボっている筋肉」のことだが、その意味するところは、関節を支えていて、運動能力アップに直結する重要な筋肉のこと。

    人は普段の動作や姿勢のクセ、加齢などの影響で、脳から「働け」という指令通り働けなかったり、筋力そのものが落ちていたりする。

    体のどこかにサボリ筋があると、そのそばにある関節が大きく動いて行く過程で、「これ以上大きく動かすと関節が外れてしまう」という限界点がすぐにやってきまい、体はケガをしないよう動きをセーブしてしまう。
    逆にセーブできないとケガをする。

    いずれにしても、その人本来の力をフルに発揮できないから、あらゆる運動能力・パフォーマンスが停滞してしまう。

    また、サボっている筋肉がある一方で、過剰に働く筋肉も存在し、著者はこれを「ガンバリ筋」といっている。
    本来、サボリ筋が果たすべき役割を、そばにある複数の筋肉が頑張ってフォローしているのである。

    そして、そのガンバリ筋は緊張して硬くなりやすく、それもまた運動能力向上の妨げになる。

    サボリ筋トレーニングを行えば、サボっていた筋肉を集中的に鍛えて筋力アップができるうえ、関節周りの筋力のアンバランスまで解消されるので、制限のかかっていた動きに多様性が取り戻される。

    つまり、関節を柔軟に動かせるようになって可動域が拡大し、その一方でカチッと固まって強いパワーを引き出す事も可能になって、動きやプレーの幅が大きく広がる=パフォーマンスアップに直結する。

    本書では、このサボリ筋をどのように鍛えればよいかが、写真などを交えて具体的に書かれている。

    また、実際のところ、トレーニングの内容を文字で理解するのは結構面倒くさく、そんな人のために、ご丁寧にQRコードから著者出演の動画を見ることができ、これがとても分かりやすい。
    具体的なトレーニングの際は本書よりもこの動画を観ることをオススメする。

    そして、1つのサボリ筋トレーニングにかかる時間は10秒。

    とは言っても、著者は1種類につき3セット行うことを推奨しているため、実際はインターバルも含めて40秒弱。
    ただ、それでも、上半身・下半身とも5分以内で終わり、全身をくまなくトレーニングしても約10分で終わる。

    本書で紹介されるサボリ筋トレーニングは、下記のとおり。そして各部位とも2つの筋肉を同時に鍛えることが重要(筋肉のバランスを保つため)。

    (1)走力を高める(腰・股関節周りの強化)
    →①腸腰筋、②多裂筋・腹横筋のトレーニング
    →陸上(短距離・中距離)、野球・サッカーなど走力が必要なスポーツ

    (2)跳力を高める(足首周りの強化)
    →①後脛骨筋、②腓骨筋のトレーニング
    →陸上(走り幅跳び等)、バレーボール・バスケットボール、バレエ、トランポリン

    (3)蹴力を高める(ひざ周りの強化)
    →①内側ハムストリング、②内転筋のトレーニング
    →サッカー・ラグビー、格闘技

    (4)投力を高める(肩周りの強化)
    →①肩甲下筋、②上腕三頭筋のトレーニング
    →野球

    (5)振力を高める(手首・指周りの強化)
    →①橈側主根屈筋、②尺側手根屈筋のトレーニング
    →野球、テニス、ゴルフ

    (6)泳力を高める(肩甲骨周りの強化)
    →①前鋸筋、②菱形筋のトレーニング
    →水泳

    そして、私が本書を読んだ動機は、野球の能力向上であった。

    上記トレーニングを見ても、(1)走力、(4)投力、(5)振力は野球の能力向上に直結することは分かると思うが、下記の通り、その他のトレーニングも野球には通じるとのことで、ほぼすべて私には必要なトレーニングであった。

    特に(2)跳力トレーニングでは、助走なしでワンアクションでトップスピードに乗る力が鍛えられるので、盗塁、守備など、止まった状態から一気にスピードアップする際に役立つ。

    また、(1)走力トレーニングは、ただ速く走れるようになるだけでなく、ピッチングの際などに、軸足の安定・スムーズな体重移動・高いリリースポイントを保つなどの効果がある。

    このほかにも、(6)泳力トレーニングは、首こり・背中の突っ張るような痛み・腕のしびれや痛みの解消にも役立つ。

    これは、前鋸筋がサポっていることにより、その周りの筋肉(小胸筋)が過剰に働き、その結果肩甲骨が外側に引っ張られ、肩が前方に位置する「巻き肩」になっていき、さらにその結果「ストレートネック」になりやすやすくなるからである。

    また、菱形筋(その名の通り、菱形をしていて、肩甲骨を内側に寄せ、腕を下~後ろの範囲に動かす時に主に働く)がサボっていると、肩甲骨を内側に寄せる動きが出来なくなり、そこで別の筋肉(肩甲挙筋)が頑張るが、その結果肩甲挙筋の緊張・硬化を招き、首の付け根~肩の後ろの範囲のコリ・痛みにつながる。

    このように比較的負担のないトレーニングで色々なメリットを享受できるようだ。

    あとは実践あるのみ!!!

  • サボリ筋、ガンバリ筋という表現はとてもわかりやすい。
    参考になりました。

  • さぼり筋をサーキットトレーニングする

  • こちらの電子書籍を借りるには以下のURLをクリック!
    https://www.d-library.jp/eiyo/g0102/libcontentsinfo/?cid=JD202106001932


    はじめて利用する方は、以下URLをご確認ください。
    https://www.d-library.jp/eiyo/g0108/infodetail/?iid=2

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著者プロフィール

理学療法士。一般社団法人 日本身体運動科学研究所 代表理事。教育学修士。剣道六段。日本大学文理学部体育学科卒、日本大学大学院(教育学)卒。整形外科で多くの高齢患者や慢性疼痛患者のリハビリを担当する。臨床経験や独自の研究を経て、サボリ筋を鍛える「関節トレーニング」を考案。体の動きが劇的に変わると評判を呼び、関節痛の改善・予防のほか、アスリートの運動能力向上にも貢献している。ボディコンディショニングのセミナーも多数開催。「関節の痛みのない世界をつくる」をビジョンに、セルフケアの普及や治療家の育成に尽力している。

「2022年 『腰の痛みが10秒で解消!サボリ筋コンディショニング 体操やストレッチより効果絶大!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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