目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと 全盲の世界を超ポジティブに生きる
- KADOKAWA (2022年2月2日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784046055088
作品紹介・あらすじ
音声入力で1冊書き上げました!
Twitter「浅井純子(じゅんじゅん)全盲の世界を超ポジティブに生きる人」で話題、浅井純子さんの初エッセイ!
みんなに知ってほしい、視覚障害者の本音と盲導犬のこと――
パピーウォーカーとしても知られる、俳優・椎名桔平さん推薦!
<目次>
第1部 はじめまして。ポジティブ全盲ウーマン、浅井純子です
「私は病気なの?」/初めてのオペ/感謝の気持ち/心の中の神様/新しい主治医との出会い/拒絶反応/鍼灸やあん摩の国家資格を取りたい/的中した私の予想/ヘルスキーパーとしての会社員生活/デザイナーさんの言葉/真っ白な世界/私が活動的になれた理由/新たな始まり
第2部 全盲の世界が教えてくれたこと
・性別、国籍、年齢、すべてがボーダレス
・「執着心」が「不安」を生み出す
・安全をつくる「つぶやき」の力
・全盲が生み出した「五感」の変化
・盲導犬ヴィヴィッドと私のコミュニケーション法
・見えていた頃の習慣はいまも健在
・父が教えてくれた「壁」という安心感
・全盲の私は片づけ名人、そしてミニマリスト
・生活を一変させたiPhoneの登場
・見えないからこそ「継続」できる
・私は見守られて生きている
・やるっきゃない人生を選ぶ
・「全盲」と気づかれない私
・現実を受け入れるためには「時間」も必要
・視覚によって生まれる「悲しみ」の感情
・全盲の世界は真っ暗じゃない
・全盲になると「夢」はどう見えるのか?
・「白杖」=「全盲」ではない
・「朝・昼・夜」はヴィヴィッドが教えてくれる
・私が人の助けを断らない理由
・目が見えなくなって分かったエスカレーターの危険性
・「あっち」「こっち」は「どっち」?
・成功の秘訣は「ゴール」を「妄想」できたとき 他
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
視覚を失った後の新たな人生を描いたエッセイは、全盲の世界をポジティブに生きる著者の体験を通じて、読者に深い気づきを与えてくれます。著者は、全盲になることで自由を手に入れ、不安から解放される過程を率直に...
感想・レビュー・書評
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本を通して、知らない世界を知る。
私じゃない他人の感覚を知る。
私じゃない他人の知識を得る。
そういうのをしっかり感じられる一冊でした。
全盲になるまでの心境を含めた数年間、
全盲になってからの人生。
もともとポジティブな方だったんでしょうが、病気を通して考えることをやめず、今やスーパーポジティブに。
心に残った文章(覚え書き)
全盲になって自由になった。
不安と視力への執着から解放されたから。
…漠然と心にある「自由になりたい」って気持ち、不安からの解放か〜。
全盲というのはゼロからのリスタート
新しい人生を歩ませて貰えるなんて、素晴らしいこと。
…言葉で言うのは簡単だけど、実際持っていた視力がなくなったことを「人生をゼロから始められるなんてついてる!」と思えるのはすごい。
全盲になるという人生のローンを15年で返済した。
利子すら払えない時も、繰越返済することもあったけど、人生にはそういった課題や試練がある。
今も小さなローンを組んで返済している。
…面白い考え方。ローン、返してる間は辛いけどいつか返し終わるし、終わったら何かを得られるんだよね。
いくら最初から掛け算しようとしても、ゼロになにかけてもゼロ。
まずはゼロからの足し算をスタートさせる。
1,2,3…10まできたら掛け算したら一気に成長できる。
…ついめんどくさがってゼロから掛け算しようとしたり、1しかないのに掛け算したり。
まずはコツコツ、その後には絶対飛躍できるチャンスがある。
通して書かれているのは、「出来ることはやる!どうしても出来ない時はちゃんと人に頼る!甘える!」
出来ることを甘えたり、出来ないのにやろうとしたり、しちゃいます。
ポリシーとして決めておられるのは気持ちいい。
口語で書かれており、人柄も前面に感じられて話しかけられているように一気に読めました。
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30歳で視力を失った筆者がどのような日常を送っているか、目が不自由ということはどういう世界なのかを、健常者である人たちに伝える一冊。
中途失明した筆者であるからわかること、感じることを描き、私たちにはなかなかわからない世界を知ることができる。
また、筆者が明るく前向きに生きていく人であるゆえに、この著書を著すことができたのだと思う。 -
SNSで素敵な発信をされているじゅんじゆんさん。YouTubeでは盲導犬ヴィヴィットとの生活の他、満面の笑顔で大阪弁解説のメイク動画を見ることができる。拝見してはポジティブな気持ちのお裾分けをもらっていたがそんなじゅんじゅんさんが全盲になるまでにどのような経験をしたか初めて知った。タバコの支配や見えることへの執着から自由になった時に感じた幸せは、どう生きるかに真剣に向き合ったからこそ得られたものだと思う。見えないことで、年齢や国籍や人種でなく一緒に楽しめるかという人と関わることの本質が大事になったという。人は想像以上に目からさまざまな情報を得ているが、その情報が人の生き方やあり方に良くも悪くも影響を及ぼしているということに気付かされる。視覚情報から分かった気にならず、人任せにせずにじっくりと考えて決断する姿勢を学びたい。
初めて視覚障害者と盲導犬に会ったのは小学校二年生の時の社会科の時間での講演会。盲導犬は色が見えず、音や動きを察知して指示を出していると初めて知った時の驚きを今でも覚えている。小学校六年生の頃まで将来の夢が盲導犬の訓練士だったのを思い出す。じゅんじゅんさんの講演、聞いてみたいなぁ。 -
知らない感覚を知るために、想像するきっかけにしたく。
悲しい気持ちにはならず、すごく元気をもらえた。 -
全盲は真っ暗な世界だと思ってたので題名だけで驚き1。盲導犬は機械みたく完璧だと思ってたので更に驚き2。全ては自分の思い込み。そこから抜けるためにこの本を強くオススメする。その思い込みは自分を弱くしてるかも。
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人生の喜びや楽しみを見つけたかったらどうすればいいのか?
行動するのみです。
出来ない理由よりもどうやったら出来るかを考える。
全盲でも歌やウクレレ、社交ダンスなどやりたいことは何でも挑戦している著者。
気持ちが前向きになる本です。 -
知りたかったことがひとつ、わかった。
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全盲、なのに超ポジティブ。
なんでこんなにポジティブなの?と思うほど。
目の見えない世界は暗いかと思っていたけど、白い世界ということは初めて知った。(これも人によって違うらしい。紫や青の人もいるとか…!)
嫌なことや悲しいことも「自分の経験値が増す」という考える思考は見習いたいと思いました。 -
副題の通り超ポジティブ。
中途失明でこんなに前向きでいられるのは確かにすごい。
著者がもともと物おじしない外交的な性格だったのが大きいのだろうけど、どんなに明るい人でも「一生何も見ることが出来ない」という事態になったら絶望して当然だと思う。
絶望したって何の得にもならない!さっさと切り替えて楽しいこと出来ることを探す!という強い意志があるのだなあ。
でも、きっと本がなくても生きていける人なんじゃないかしらとも感じた。
