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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784046056924
作品紹介・あらすじ
孤高の天才ミュージシャンの脳内を解く―。
ロックバンド、凛として時雨TK初の書き下ろしエッセイ。
独創的かつ繊細、静と動、狂気的だけど芸術的etc.
多様なイメージが共存しているのが、凛として時雨というバンド。
その源を生み出しているフロントマン・TKが綴る、不完全の哲学。
「永遠に曲が作れないと思っている状況こそが完成」
「完璧主義であるからこそ、満足することはない」
「制作における根本は、“見たことない”“触れたことがない”ものを探す」
「自分の首を絞めていったときに、呼吸の感覚を思い出す」
TKは、20年のキャリアと齢40を経てもなお、悩み、もがき、苦しみ続けている。
作品作りは、毎回自分を一番底まで掘り下げて、
その先にあるものを掴みとってまた何もない状態に戻る。
家族や生い立ち、バンド結成からソロ活動に至るまで、
謎に包まれた人間・TKを解き明かす。
なぜ人は、彼の作る音楽の虜になるのか?
その答えが、この本にあります。
ファンのみならず、企画やクリエイティブに携わる人間に読んでほしい一冊です。
■出版社からのコメント
「バンドの持つ普遍的な世界観は残しつつ、革新性も感じられる」、凛として時雨の音楽を聴いたときに抱いた感想だ。守るべきものを守りながら、新しいものを取り入れる。我々編集者はもちろん、世に出す作品作りをする人間において、これは永遠のテーマではないだろうか。TKさんと接するなかで見えた、誰よりも葛藤し、紆余曲折を繰り返す様。どのように、そしてなぜその思考に至ったのか。ファンのみならず、多くの創作者たちをも魅了する理由とは? 彼のクリエイティブの根源に迫りました。
みんなの感想まとめ
創作に対する深い思索と葛藤が描かれたエッセイは、音楽家としての独自の哲学を鮮明に伝えています。著者は、自身のルーツやバンドメンバーとの出会いを通じて、音楽制作における完璧主義や不完全さについて語ります...
感想・レビュー・書評
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凛として時雨、ギターボーカルTK氏による初エッセイ。時雨の核たる部分が鮮明に綴られている。TK氏の音楽の話は勿論、メンバーとの出会いが印象的でした。天性の才能に恵まれず血の滲むような努力を繰り返し、側から見れば天才でも本人は天才と程遠い凡人と語り尽くす。“時雨の音楽は0で始まり0で終わる“全ての扉を開けないと気が済まない。凝り性なのか完璧主義なのかさておき、曲が出来上がる頃にはもうからっぽだという音楽に対するエネルギーの使い方が異次元に感じました。不完全な哲学と内に秘めた狂気が凛として時雨の魅力だと再確認できたエッセイでした。私はこれからもずっと時雨が大好きです。
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青春を凛として時雨に捧げた様な日々を過ごしたので、TKさんのエッセイが読めて至福の時間でした。
3時間で読めちゃったということは面白かったという事だ。次は345さん、ピエールさんと狂気的な交換日記でもして書籍化してほしい。 -
TKがとても好きなので読みました。
触れ込みに「彼のファンのみならずクリエイターなら読んでほしい一冊」的なことが書いてあったけれど、本当にその通りだと思う。
凛として時雨を知ったのは2012年、アニメ「PSYCHO-PASS」のOP「abnormalize」。やたらハイトーンなツインボーカルでジャキジャキしたギターな楽曲かと思ったら場面の切り替えが突然やってくる、メチャかっこいい曲、バンドやなという印象だった。
その後、2017年に「es or s」というミニアルバムをたまたまTSUTAYAで借りて「SOSOS」を聴いてどハマり。シングルからアルバムまで全部網羅して、2017年後期からのライブは、コロナになるまで全部参加した(さすがにツアーはどこか一ヶ所のみの参加にした)。
「DIE meets HARD」という楽曲が収録されているシングルの特典にDVDが付いていてその中にラジオが収録されているのだけれど、その中でTKが、自分が想像していたより喋ることと、曲への解釈、考え方が深くて面白いなと思っていた。又吉直樹との対談もやっていて、文字起こしを読んだけれどこれがまた頭の中どうなってんのと思うような話し合いで面白い。
そんなTKの頭の中やバックボーンがわかるような一冊。しかも文体も平易で、するする入ってきて読みやすい(文才もあるのかと驚く)。
彼の紡ぎ出す言葉を忘れたくないな、見返したいなと思い、初めて本にドッグイヤーをつけた。10ヶ所くらいつけたのだけれど、その中の一つが彼の原動力であり、「大人」になりすぎてしまった自分にとても響いたので紹介。本当に面白いし読みやすいので読んでほしいし、また時間が経って読み返したい。その時はどんな感想を持つだろうか。
「目標や行き先のない時間の過ごし方は、年齢と共にいつからか削ぎ落とされてしまう。先の見えない時間が何よりも意味を持っていたあの時代を、人は青春と呼ぶのだろうか。」 -
2025/06/15 2025年8冊目。TK from 凛として時雨のエッセイ。かなり読み易い文体で、旅行中の空き時間でサクッと読めた。自身のルーツや、不器用だけど、自分の中の音楽を納得いくまで作っている姿は尊敬しかない(それであんな素晴らしい音楽で人を感動させてるんだもん。)
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TKが大好きで、TKの頭の中が見てみたくて購入。天才でもなく才能もないと言ってて、やってる事は他の色んなクリエイターがやってる事とそんなに変わらなくって。
納期があるから多少生まれる妥協。そうならない様にその世界にドップリ入り込んで制作してる。。それで心折れない所がすごいしそれが才能だと思う。何度も読み返したい一冊です。
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