猫語の教科書

  • KADOKAWA (2024年7月20日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 9
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  • 本 ・マンガ (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046059260

作品紹介・あらすじ

!!約20万部の(猫界の)大ベストセラーが初のコミカライズ!!

ある編集者のもとへ届いた原稿は、文字や記号がまぜこぜでまるで暗号のよう!
相談を受けたポール・ギャリコが解読すると、それはなんと、猫の手によって書かれた猫のための“人間支配の教科書”だった!
いかにして居心地のいい家に入りこむか。思いどおりの環境、食事を手に入れる方法。人間を虜にし快適に過ごすための乗っ取りテクとは?
それは、人間の本質をついた巧妙な手口。人間の弱さ醜さも冷静に分析する猫の鋭い眼差しと聡明さを知れば、人間は猫にひれ伏すしかありません。

コミカライズ版では、主人公(猫)のツィツァに指導を請いながら、かわいい猫たちが理想の環境を手に入れるべくニンゲン相手に大奮闘!
【解説:金原瑞人(翻訳家)】

感想・レビュー・書評

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  • どこかで聞いたことのある本が、漫画となって書店の平台に載っていた。ここしばらく、漫画は電子、と決めていたが、こういうものはなんとなく実物が良いな、と買い求めた。ネットでよく言われる猫さま的な言説の元祖、がこの本なのかなあ、と感じました。機会があれば原作も読んでみたい。

  • いつか家でねこを飼う機会に恵まれたなら、もしこんな風に思われていたとしても何の文句もありません。
    喜んでお仕えさせていただきますっ♡って感じだったわ。
    むしろそう思っててほしいと思ってしまう。
    表紙の猫さんよりも本編の猫さんの方が何倍も可愛い!

    あとから気付いた。
    この本2220番目のレビューだわ。
    にゃん、にゃん、にゃん、おー…??
    おしいっ!

  • 『猫語の教科書』ポール・ギャリコ 2024年⑰|小野町子 もの書き
    https://note.com/machico0428/n/n3c5734c40b5f

    世界と日本の名著を漫画で!「KADOKAWA Masterpiece Comics」より第1弾『猫語の教科書』7月20日(土)発売 | 株式会社KADOKAWAのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000015036.000007006.html

    沙嶋カタナ - コミックナタリー
    https://natalie.mu/comic/artist/101240

    筑摩書房 猫語の教科書 / ポール・ギャリコ 著, 灰島 かり 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480034403/

    著者「ポールギャリコ」 復刊リクエスト一覧 (投票数順) | 復刊ドットコム
    https://x.gd/thjyk

    子どもたちが必要としてくれる本を作りたい。児童文学の魅力を美しく楽しい日本語で伝える|TRANSLATOR's
    https://www.fellow-academy.com/translators/persons/haijimakari/

    猫語の教科書 | 出版書誌データベース
    https://www.books.or.jp/book-details/9784046059260

  • 『猫語の教科書』を原作としたコミックです。原作は読んでいませんが、日本の猫もほぼ同様の仕草をしますので、猫語は世界共通語なのかもしれないですね。
    いつか、猫とともに生活をしてみたいと思いながら読みました。

  • 私も1匹猫を飼っていますが、実は支配されていたのかと!
    猫が書いたということで、とても気持ちがリアルに伝わってきました。
    イタズラ(人間にとっては)してきて頭にくることもありますが、猫にとっては全く悪気がなかったり、人間の勝手で置き去りにしてしまう場面では、つい嗚咽が‥。
    これからも可愛い猫に支配されまくっていきます笑。

  • 私は猫が苦手なのに、家人が弱った子猫を拾ってきてウチで飼うことになったので購入。
    以前文庫本の方だと猫の尊大さを強く感じた事があったため笑、幾分緩やかに感じる漫画の方を選んでみました
    今や猫大好きですが、うちの猫は多分この教科書を学ばずに来たため、ひたすらに乱暴です。でもまあそれでも良いのです。
    どの猫さんも人と良い関係を築けて幸せでありますように!

  • 読み応えバッチリです。

  • 我が家にも猫が2匹いるが、もしかしたらその脈々と受け継がれている本能で家を支配しようとしているのかもしれない。我が家は既に猫によって支配されている。人間は一生猫の下僕なのである。

  • オリジナル?小説版は読んでるんだけど、コミック版を改めて。
    絵で見ると、語り手にゃんこの貴婦人然とした様子がいっそう魅力的。近所の猫さんたちに、ヒトの家を乗っ取るやり方を伝授する姿ときたら、もう。
    仏頂面の難しい顔をしたパパさんたちだって、ころっととりこになってしまう。
    クリスマスシーズン、楽しそうだー。
    サイレントニャーは、もう、最高すぎるでしょ。
    小梅さんが入院してた時、面会に行って、ケージの向こうでこれをされて、ぶわーって泣いたもん。
    原題がこれなのも、日本語タイトルが『猫語の教科書』なのも含めて大好きな1冊。

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