大学入試 世界一わかりやすい英語の勉強法 改訂第2版

  • KADOKAWA (2022年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784046059574

作品紹介・あらすじ

カリスマ講師・関正生による「大学入試のための英語勉強本」が再改訂!国公立・難関大大学の英語や、TEAP・TOEICに加え、大学入学共通テストにも対応。これ1冊で志望校合格へのノウハウが着実に身に着く!

感想・レビュー・書評

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  • 2022/08/26発行(改訂第2版)。

    (共通テストについて)「また、「双子」が出たときに、その双子が男女だったこともあります。「同じ性別」だと思い込むと、試験中に混乱してしまうわけです。」(p.53)

    双生児、双子(twins)は、一卵性双生児と二卵性双生児に大別される。

    一卵性双生児は性別が一致し、二卵性双生児は(普通の兄弟姉妹と同じように)性別が異なる場合もある。

    一卵性双生児は、人種に関わりなく、1000組(1000分娩)に4組の割合(0.4%)で誕生する。「日本の」二卵性双生児出生率は、かつては0.2%程であったが、現在は0.6%程度になっている。

    男女の出生比が、1:1と仮定すると、簡単な確率の計算から、日本において、(概算で)かつては「双子で性別が同じ:性別が異なる=5:1」だったところ、現在では「双子で性別が同じ:性別が異なる=7:3」となる。

    著者の指摘は、「双子は性別が同じことが多いが、性別が異なることもある、という知識」は、(父が男であり、母が女であることと同様に、)双子(twins)という言葉の定義の一部として、(共通テストでは)必要とされている、ということであろう。

    英語に限らず、読解・聴解や、広くコミュニケーションにおいて、(前提となる)知識、常識を欠くと、支障が生じることがある、という話でもある。

    アンコンシャスバイアスを指摘する小話としては、「父親とその息子が外出中に交通事故に遭い、別の救急病院へ搬送された。
    息子が運ばれた救急病院の手術室で、運び込まれてきた少年を見た執刀外科医が「この少年は私の息子だ」と言った。」が有名である。

    では、(共通)テストで必要とされる知識、常識の限界はどの辺りだろうか。現在の日本では、医師は男女いずれでもありうるが、助産師は(法律により)「女子」に限られている。また、将棋の棋士は男女の制限・区別はないが、事実として現時点では全員男性である(将棋の女流棋士は、将棋の棋士とは別制度であり、将棋の女流棋士だからといって将棋の棋士とは限らないし、現時点では将棋の棋士である将棋の女流棋士はいない)。一方、「brother」と「sister」はそれぞれ男性と女性だが、類義語の「sibling」(siblingが(共通)テストの単語レベルを超えているか否かは別問題として)は性別を問わない単語である。

    「onceやthe momentまで載っている縦続接続詞の一覧表は、あまり見つからないのと、語法に比べれば数は少ないので、168・169ページに重要なものを一覧で載せました。」(p.165の注01)
    校正ミス。載っているのは、169・170ページ。

    「そもそも添削してもらえる環境とは限らない
    個人的にはこれが一番大きいと考えています。受験生の中には大検からのルートで、高校に通っていない人もいますし、宅浪(予備校に通わない浪人生)もたくさんいるはずです。」(p.187)

    「大検」(大学入学資
    格検定)--->「高認」(高等学校卒業程度認定試験)

    大検(大学入学資格検定)は、2004年度で廃止された。翌2005年度からは、現行の高認(高等学校卒業程度認定試験)に引き継がれている。

    「大検からのルートで、高校に通っていない」--->「高認からのルートで、高校を卒業していない」

    高認は 「高等学校等に在籍されている方も受験が可能」だが、「
    高等学校卒業者や大学入学資
    格検定・高等学校卒業程度認定試験合格者など、既に大学入学資格を持っている方は受験できません。」
    (https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/)

    「世界一わかりやすい英語の勉強法」(2011/06/14)が、「大学入試 英語の勉強法 改訂版 世界一わかり
    やすい」(2016/05/11)となり、更に「大学入試 世界一わかりやすい英語の勉強法 改訂第2版」(本書)(2022/08/26)となったという経緯なので、初版「世界一わかりやすい英語の勉強法」(2011/06/14)の時点で大検は廃止(高認に移行)済み。

    TEAP(Test of English for Academic Purposesの略語)
    https://www.eiken.or.jp/teap/schedule/

    「TEAPは年に3回開催されます(7月・9月・11月ごろ)。」(p.243)

    「もしこの9月の試験で基準点を超えなかった場合、12月の試験を受けます。」(p.243)

    「12月の試験」--->「11月の試験」

    なお、「受験案内 | TEAP | 公益財団法人 日本英語検定協会」
    https://www.eiken.or.jp/teap/schedule/
    によると、TEAPの2025年度の試験日程(試験日)は、
    第1回 (2025年)7月20日(日)、
    第2回 (2025年)9月14日(日)、
    第3回 (2025年)11月23日(日)。

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著者プロフィール

1975年東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICテスト990点満点。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」講師。スタディサプリでの有料受講者数は年間20万人以上。今までの予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座200名全講座で満席など、数々の記録を残した英語教育業界の革命児。著書は『世界一わかりやすい英文法の授業』(KADOKAWA)など累計300万部突破。英語を学習する全世代に強力な影響を与えている。

「2023年 『大学入試問題集 関正生の英文解釈ポラリス[1 標準~応用レベル]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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