リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」
- KADOKAWA (2023年2月25日発売)


- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046061058
作品紹介・あらすじ
メンタリストDaiGo推薦!
習得スキルを絞り込めば、「キャリアの選択肢」が広がる!
ライフシフト専門家と国際金融のプロが総力提言。
序 章 DXより重要な「戦略的学び直し」
第1章 世界の変化と立ち遅れる日本
第2章 ビジネスパーソンのレジリエンスを高める
第3章 「シナリオ」を身につける~不透明な未来を見通す力~
第4章 「スピード」を身につける~世界に通用する速さを生む決断力~
第5章 「サイエンス」を身につける~決断を支える合理的思考力~
第6章 「セキュリティ」を身につける~自分の土俵を創り、守る力~
第7章 人生100年時代を生き抜くために~世代別のリスキリング方法
感想・レビュー・書評
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サイエンスマインドやセキュリティ感度の必要性を説く超入門書。
30〜40代は無意識の自己限定を外し、自分の領域を広げる。
【関連書籍】
#多様性の科学#地頭力を鍛える#地頭を鍛えるフェルミ推定ノート詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本文中にもあるように「リスキリング」という言葉は、アナログ的なものからデジタル化への変化に乗り遅れないための、IT関連などのスキルアップみたいな印象が強いように思う。今まで持っていなかったスキルを身につけて、複数の軸足でπ型ベースの考え方が重要になる。それは以前から分かっていたことで、今まで目を背けて見ないようにしていたことが、そうも行かなくなってきたということ。自分がどうありたいか、そのためには何が必要かを考えて、行動していくことが大切。
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ビジネスパーソンは シニアに限らず読むべき。
キーワードは 4S 、3G➕3G
スピード感もスキルである。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067055
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ミニコメント
メンタリストDaiGo推薦!社会人の学び直しには戦略があった!
「4つのS」(シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティ)の習得を軸に、人生100年時代を賢く、豊かに生き抜く方法の全てがここに。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1328309 -
変化の激しいこの時代に一つの事に固執していると簡単に淘汰されてしまう。そんな社会で生き残るにはリスキリング「戦略的学び直し」が必要になる。
この本を読むと何か新しいことを始めたくなり、始めた結果自分の新たな可能性に気づくことができると思います。
情報コース1年 -
リスキリングについて理解を深めようと手に取ったが、端的に著者と肌が合わないと感じた。
以前の本で著者達が出した4Sの考え方で、デジタルにとどまらないリスキリングについて述べられていく流れだが、1章から正直あまり納得できず。
日本(人)がシステムなど遅れているという面についてデータ含め全否定はしないが、あまりにも欧州の都合の良い部分を挙げたり、Felicaの話など同じ話題が短い間に繰り返されてくどく感じてしまい、本題をじっくり読む気になれなかった(メインの主張もこの前提で書いている訳で、受け入れられるかと疑問)。
別の本であらためてリスキリングの理解を含め、どのように自分は進むかを考えていきたい。 -
最近よく話題になるリスキリング。
学び直しといっても、なんかそれ自体が目的になっているような言われ方ばかりでそれでいいんだろうか?と思う。
(行政でありがちだが)例えば、デジタル化やDXと言ったら、それ自体が目的になって、それらを手段として、どうしていくのかがおそろかになりがちに感じる。
本書は、リスキリング(学び直し)を手段の自己目的化で終わらせず、リスキリングの目的は、「人生のレジリエンスを高め、イノベーションを創出していく力を身につけること」として、4つのSという軸から戦略的なリスキリングを提案している。
4つのSとは、シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティのことで、
シナリオとは、未来を描き、そこにいたるまでの道筋をバックキャスティングすること。
スピードとは、世界標準のスピード感を意識して、リーダーシップを発揮し行動していくこと。
サイエンスとは、データや論理的な思考をベースとしていくこと考え、実験的に試し工夫すること。
セキュリティとは、自分自身の立ち位置を確認し、自分を取り巻く様々なリスクを念頭に置くこと。
本書では、これら4つのSの視点から、学び続ける方法が提案されている。
読んでみて、社会人になってから、学生の時よりもはるかに勉強する重要性は感じていたけれど、
勉強するときに、ただ自分の興味のあることだけになりがちだったので、こうして、今までとは別の視点から勉強を考え直すいい機会になったと思う。
また、本書の冒頭では、勉強しなくなっているという面から日本が、かなりまずい状況にあることが書かれているのだけれど、
こういうのを読むと本当に勉強しない人は既得権益に居座らず、さっさと退場してくると思うのだけれど、
できることは、まず自分が学び続け、学び続ける仲間を探し、行動するしかないのだろうなと思う。
著者プロフィール
徳岡晃一郎の作品





