常識やぶりの天才たちが作った 美術道

  • KADOKAWA (2023年10月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784046061706

作品紹介・あらすじ

「ふざけてる!」「美しくない!」「どうかしてる!」
時にそんな評価を受けることもある現代美術家たち。
彼・彼女らは、何を考えて作品を生み出しているのでしょうか?

本書では、「意味がわからない」と評されがちな現代美術作家を
中学生から読めておとなも楽しめるよう、わかりやすくユーモアたっぷりに紹介するものです。
マルセル・デュシャンや岡本太郎など、
常識破りな思考法で美術の歴史を変えたアーティスト23人の解説を
絵と漫画とともに解き明かします。

★作家からみると、作品と流れがよくわかる
現代美術と言うと、「難しい」。
そのようなイメージを抱く方も多いかもしれません。
そのような方にお勧めしたいのは、作品からではなく、作家から現代美術を見てみること。
作家からたどることで背景にある文脈や作品の意図がつかみやすくなります!

★完全書き下ろし、大充実のボリューム!
◎難しい美術を終わらせるのは、わかりやすい「ポップ・アート」/アンディ・ウォーホル
◎作品の価値は価格に現れる!? 「資本主義のバグを突いたハッカー」/ジェフ・クーンズ
◎「わびさび」日本美術をぶっ倒す!「アナーキーな大スター」/岡本太郎
…など23組を紹介!

★読むだけで、現代美術の歴史が楽しくわかる
「物議を醸し、ときに人を不愉快にさせることもある現代美術は、
もしかしたら常識はずれだと感じる人もいるかもしれません。
それでも、知恵を絞って新しさを模索する作家たちの姿には、
必死さと葛藤があり、願望と欲望があり、汗と涙がありで、勇気づけられることもあります。

この本は、そんな変革を求める変わり者をご紹介するものです。
滅茶苦茶なのに目が離せない。
そんな作家たちが作る美術道を、ぜひ一緒に見ていきましょう!」

感想・レビュー・書評

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  • SNSで話題のパピヨン本田氏最新刊! 歴史を変えた天才アーティストたちの頭の中を解き明かす、現代アート解説本『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』発売! | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/topics/10660/

    パピヨン本田 | CINRA
    https://www.cinra.net/contributor/782

    「常識やぶりの天才たちが作った 美術道」パピヨン本田 [生活・実用書] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001398/

  • なんだか、うんちくを楽しく語れる友人がいて新しい世界を教えてくれるような本だった。
     ブグログの本棚で紹介されてて興味を持った。自分だと選ぶことのない本だから、出会えてとても嬉しい。
     私が名前も知らない芸術家のほうが圧倒的に多かった。
     バンクシーは話題になって、美術展にいったことがある。それなりに楽しかったのだが、背景を知ることで、メッセージもより深く受け取れることが出来るように思う。
     今、恐ろしいほどのスピードでAIが台頭してきている。CHATGPTで簡単に音楽や本、AIのモデルさえ、作れるようになった。スーパーコンピューターの富嶽は1秒間に約41京5530兆個の計算ができる。ただ単に成果と正解を求める世界なら人が勝負することさえできないだろう。
     では人の強みは何なのか?この本を読んでいて独自性かなあと思った。冒頭のマルセル•デュシャンはひっくり返した小便器を芸術として展示した。
     誰も正解を知らない世界、試したことのない世界へ踏み出す勇気、意志が人の人たる所以かもしれない。
     エジソンは電球の発明をするのに約20000回の失敗をした。だけど、上手くいかない方法が一つ分かっただけだと言う。偉人を尊敬するべきだろうけど、私には凄い変人に見える。何故なら普通の人が試すであろう失敗の数を遥かに超えているから。
     今まで、様々な発明で社会が便利になっきたようにAIの便利さを生活に活かしながらより良い社会になることを願う。
     変化のスピードが一段と早まる社会だが、人として、小さくまとまるのではなく、突き抜ける楽しさがあっていいのではないか?なんか、それぞれの芸術家さんに生きる勇気をもらった気がする。
     

  • 現代美術って、端的に言うと、面白い!(端的すぎるわ!)
    あの便器を逆さまにした「泉」って作品さ、最初は、「何コレ!こんなん美術品って言いますか!?」
    って思っとた。でも、あれ実は(多分だけど)女性またを開いた様子らしいのです!あっひゃー、こりゃやられましたねー。さっすが、現代美術、私の想像をはるかに超えておりました。はぁー、マジですか。驚きですよう。
    …、はるかに超えていた…。

  • 岡本太郎とバンクシーが印象に残った。
    岡本太郎が万博に反対していたのは知らなかった。
    太陽の塔だけ残されているのはすごいことだと思う。
    バンクシーはステンシルという技法を使っているから警察や兵士に見つかる前にすぐ絵が描けるのかと知った。

  • 『基礎から学べる現代アート』を読んだあとにこちらも読んでみた。漫画ならではのわかりやすさと、興味を持てる内容だった。

    現代アートは考えさせるようにしたことや、その反動の説明は他書では正確に伝えようとしたのだろうけれども、よくわからなかったので、本書のように言い切りのようなほうが素人には分かりやすかった。

    昔行ってわからなかった現代美術展に行きなおしたい。

  •  漫画とわかりやすい説明で、現代美術の背景や時代の流れ、どうしてそんな表現に至ったかなどを教えてくれる現代アートの入門本。
     同作者の「美術のトラちゃん」と両方を読んでそれぞれが楽しめるけど、体系として流れがある分、分かりやすく読みたいならこっちから先の方が良いのもしれません。ただ、可能なら、両方ページをめくってみて、漫画を面白く感じた方から読むのが一番かも。

  • 面白いです。現代美術を体系的に学びたい時に、文字ばかりの小難しい、思想強めな本が多いイメージですが、とっつきやすく思想もフラットに書かれているように思いました。なにより昭和の漫画のようなコテコテのギャグと作画が脱力できます。

  • パピヨンさんのお話を聞く機会があり、「美術史の入門の入門」と御本人も仰るように、端的に現代作家の系譜が記されていて、とてもわかりやすい内容だった。
    この次(継ぎ)は、何を読むべきだろう、、、

  • 丸善アート本紹介冊子から。現代アート、分からんっていう拒否感が強いばかりで、分かろうともしてなかった。それではいかんってのと、この度国立近代美術館に行くことにしたのとで、それに合わせて本作を借りて読んだ。で、これはなかなか当たり。漫画の出来はさておき、とりあえずの指標となる作家さんごとに紹介されていて、取っ掛かりとしてはかなり分かりやすい。だからって、急に現代アートが理解できるとは思わんけど、少なくとも、頑張って向き合ってみようとは思えた。おかげで、今回の美術館行きも、読む前の自分よりは楽しめた気がして満足。

  • 美術の歴史を解説した本。いろんなアーティストの解説が出てくる。知ってるアーティストから読もうと思ったけど、美術界の流れを含めた説明になってるので最初から順番に読むのがよかった。漫画パートと解説パートに分かれてるが、漫画パートは絵のテイストも好みじゃないし内容も少し不快感あったので途中から飛ばした。(漫画パートは飛ばしても全然問題なかった)
    解説部分は面白かった。アートって予備知識があった方が楽しめるんだなぁと感じた。

  • 702/パ

  • しゃにむに美術館に行っては
    「見たままを感じればよいのだ、それがアートだ……」と思っていたが、
    ちゃんと体系立てて知っていた方が、作家の意図や作品への理解はグンと深まる、という当たり前のことに気がつきました。
    また美術館に行くのが楽しみ。

  • 『現代になって、芸術は考えなきゃ分からないものになった』…なるほど、確かに…。

  • 読みやすかった〜!トラちゃんの情報が整理できて良かった。トラちゃんがやっぱりかわいいから戻りたくなっちゃうけど〜!

  • 現代アートを分かりやすく分類して特徴をよく捉えて解説してる本。
    作家さんの特徴をインパクトある表現で書いてあるので、初心者の私には印象に残り、楽しく学べました

  • 現代美術の入門書としてとても面白くてわかりやすい。
    紹介されている芸術家が皆キャラが濃く情報密度が高く、読みやすいのに読んだあと疲労感が残る(褒め言葉)
    amazonレビュー見たら4.9とすごい高評価なのも納得の良書でした。

    私自身はこの本に出てくる芸術家の3分の1は作品を見たことがある(ネット、本など含む)、3分の1は名前だけ知ってる、残りは初めて知った、くらいの美術初心者です。
    知ってる人は作品の背景が知れて理解が深まり、作品を見たことがなかった人や知らなかった人は皆面白そうだったので今後見てみたいと感じました。
    現代美術初心者には全体的に得るものが多いと思います。
    ぜひ続編も出して欲しい。


  • 現代美術=なんでもアリというイメージであったが、
    よりリアルで精巧なものを作ろうとしていた時代から、写真技術や機械化などにより、機械の方がより精巧にリアルに現実を写し取れるようになったことで、美術家たちは行き詰まり、その結果、
    既製品を美術として見せ始めたコンセプチュアルアートが広がり、作品そのものよりも作品の意味が重要になってくる。
    さらには、考える美術は教養や読み解きが必要になり、難解になっていったことに対し、
    身近にある大衆文化を美術に取り込む、分かりやすい美術、ポップアートが広がった。
    そして、今では美術を通じて人と社会などの関係性を構築しなおそうとする動きになっている。

    確かに高校生の時に、現代美術の父と呼ばれるマルセル・デュシャンの「泉」という作品を知った時の衝撃は凄かったが、当時は便器を逆さにしただけの作品が美術?芸術?なんでもアリやないか!
    とツッコミだけして終わってしまったけど、それまでの歴史を辿っていくと作家の苦悩や葛藤を感じることができ、その苦しみ等により切り拓かれたのが今の美術につながっていると思うと純粋に面白い。

    美術の教養など一切なかったが、この本を読んだ上で作品を見たら、また違う面白さを感じることができるのかなと思うと、早く美術館に行ってみたいと思った。

  • ジェフ・クーンズを「山師」と思ってたけど、意外にちゃんとしたコンセプトがあって俄然興味が湧いた。

  • デュシャンに始まるこの『美術道』。とにかく並びが秀逸で、今まで分かった気になっていた現代美術の流れがよく掴めたし、読み応えがあるけど分かりやすくて、これ作るのとてつもない労力がかかっただろうなと思う。現代美術に関心のある人は楽しめるはず。

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著者プロフィール

パピヨン本田:1995年生まれの作家。2021年5月に彗星のごとくTwitterに現れ、またたく間に人気を得る。美術史に残る出来事や、アーティストの日常の顔、展覧会やギャラリー事情まで、美術業界のあるあるネタを描く。デュシャンやウォーホルなど著名アーティストを描く氏の漫画で「現代美術史の登場人物や相関関係を抑えられた!」という声も多い。主なシリーズに、『美術のビジュえもん 』『パピヨンと本田』など。CINRAで『美術のトラちゃん』を連載中。

「2023年 『迷惑だけどスゴイ天才たちが作った 美術道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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