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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784046067074
作品紹介・あらすじ
「天才の息子なんだから、自分もその可能性があるかもしれない」
なんて心の片隅で思っていたが、残念ながら……
自分は天才ではなかった。
もっと言えば、センスすらなかった。
その事実を早々に思い知らされ、
ジョッキーとして等身大の自分と向き合い続けた27年間――。
(本書「まえがき」より)
誰もが「天才ジョッキー」と評する父・福永洋一が果たせなかった
日本ダービー制覇、無敗のクラシック三冠。
まさに全盛期のトップジョッキーが突如、調教師に転身――。
その大きな原動力になったものとは?
自身の才能を見極め、己と向き合い続けた男の
「思考」と「決断」の軌跡。
【目次】
まえがき──「最初の決断」
第1章 コンプレックス
第2章 岩田康誠
第3章 執着
第4章 慢心と攻撃
第5章 ダービー
第6章 欲のコントロール
第7章 直感と心の声
第8章 影響~福永祐一を作った人々
第9章 パーソナリティ
第10章 転身
「最後の決断」――あとがきに代えて
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
自身の限界を受け入れ、成長を続けた男の27年間の軌跡が描かれています。元ジョッキーの福永祐一氏は、父の影響を受けながらも自らの道を模索し、数々の試練を乗り越えてきました。競馬界での成功や挫折を通じて、...
感想・レビュー・書評
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被写体としての競馬から一歩踏み込むきっかけとなった福永祐一騎手。素人ながらやっぱり天才2世ってイメージしかなかったのですが、イメージが全く変わりました。考え方、俯瞰して見れるところはやっぱり学ぶべきところが多く自身の行動指針にもなり得る本です。
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私自身とあるスポーツをやっているが、6章の「欲のコントロール」を読んで、めちゃめちゃ腑に落ちた。
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3月より調教師として開業する元ジョッキーの福永祐一氏が数々の名馬、人との思い出や今までの騎手人生や半生を振り返り自身の経験やこれからへの思いを書いた一冊。
もともと騎手への憧れはないところから騎手を目指したことから始まり、勝ち星を上げる中で騎乗に対するコンプレックスを払拭するために藤原調教師に1から馬乗りを学んだことや騎乗経験のない小野氏をコーチとして迎えることなど飽くなき探究心が更なる成長を生み2000勝以上の勝ち星をあげるトップジョッキーとして活躍できた理由だと感じました。
長年勝てなかったダービーへの想いや緊張やスランプとの向き合い方、馬との接し方など福永氏の心のうちを知ることができました。
また負けず嫌いではない性格、執着しない性格であることや世間で言われる騎乗論と自身の感覚とのギャップなど本人しか知らないこともたくさん知ることもできました。
落馬事故で引退した天才と言われた父と比較されることへの想いや妻や師匠である北橋先生、前田オーナーや吉原オーナー、先輩の四位氏や同世代の岩田騎手や後輩の川田騎手への想いなど本書で初めて知ることも多くありました。
多くの人の支えでトップジョッキーとして君臨してきたことやその成長の裏側を本書で知ることができました。
巻末には調教師として環境や馬づくり等これからの心構えも書かれていてこれから新しいキャリアへと歩みを進める氏の活躍が楽しみになる一冊でした。 -
福永祐一のデビューから見てきた競馬オヤジですが…
デビュー2連勝で武豊を脅かす存在に!と誰もが期待したものの、馬の能力で勝っているだけと長年言われ続けて、それでも本人は誰よりもそれを自覚し鍛錬を続け、遂に福永家悲願のダービージョッキーとなり、トップジョッキーとなった。
天才の息子は天才でなかったが、それは馬乗りとしてで、祐一は努力する天才だった。やっぱり天才福永洋一の息子!
祐一が影響を受けた岩田パパの事は書かれているのに、同じく影響を受けたハズの工藤公康(の言葉)の事が書かれていないのは少し残念… -
福永祐一騎手の27年の軌跡
努力することの大切さを学ぶにはいい一冊
武豊エピソードはほぼ無い。それは残念でした -
福永先生が騎手引退してから競馬を始めたのでよく知らず、読んでみました
良くも悪くも非常に軽いので読みやすくはあります -
ここまで心情吐露していいのかと思わせる福永祐一の半生記。親が天才と呼ばれた2世ジョッキーの達観・人生の処世術に凄みを感じる。ここまで割り切って生きられるってスゴイ。馬券の相性的にもあまり好きなジョッキーではなかったが、この本を読んでかなり見方が変わった。福永厩舎所属馬を応援したくなった。改めて北橋・瀬戸口先生のバックアップにも胸が熱くなった。
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<紹介者>電気電子工学コース 5年生
<紹介コメント>
かつて<天才の息子>と呼ばれた騎手・福永祐一。
しかし彼を待ち受けていたのは苦難の連続だった…。
そんな彼の栄光と苦悩に溢れた27年間の騎手人生を一冊にまとめた本。
この本を読めば、君も福永祐一マスターだ!
そんな彼も今は調教師として第二の人生を歩んでいます。 -
第2章のタイトルが「岩田康誠」なの唐突過ぎて笑った。しかも福永Jから見た岩田パパがかなりの男前で、何故か岩田パパの事が好きになってしまう本書。
「理論派」であることが足りてない技術に向き合わなかった結果と言っており、自分もテニスで全く同じ境遇にいるから身につまされる思いをしたのと、競馬にハマり始めたころの福永Jに賭けて紙屑となった馬券がいよいよ成仏できたような気がした。試行錯誤しながらも最後は技術向上に努めコントレイルを3冠までもってったの本当にかっこいいよ。競馬の本だいたいしょうもないのばっかりだけど、これは読んで良かったなと素直に思えた。 -
まず最初に、競馬好きなら面白い。
日本の中でもTOPジョッキーとして活動してた福永祐一がどのような苦悩を抱えていたのか、どのように競馬に向き合っていたのかを書いている。
面白いのが、それを誰かに伝えようとかしているわけではなく、淡々と語るような感じで書かれているため読みやすい。まるで話を聞いているよう。 -
私の馬券の主戦騎手ということで購入。競馬はウマ娘ブームの2021年からなので、著者がもうやりきったと思たところからしか見ていません。私の馬券の主戦騎手になるまでこんなストーリーがあったのかと新しいことをたくさん知れたように思います。私の中の福永祐一像が大きく変わりました。さすがにもっと昔に競馬を始めていたら福永祐一を馬券の主戦にはしてないなと思いました笑
特段とてもなりたかったわけではない騎手という職業で素晴らしい結果を残された方なので、調教師としても素晴らしい実績を積んでいかれることを応援してます。
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競馬に興味がなかったというのは意外でした。自分を客観視し、PDCAでよりよい方法を探していく。有能なビジネスマンのような雰囲気を感じ取れました。
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2023年に騎手を引退して現在は調教師の道に進んでいる元トップジョッキーによる一冊。どことなくサッカー選手の長谷部誠の著書『心を整える』に似た空気を感じるような?個人的には「俯瞰する」というより「執着しない」のが著者の強みなんじゃないかと。あれだけの実績を残した騎手でありながらラスト騎乗を国内で華々しく飾らずに「頂いた騎乗依頼の最後がたまたまそこだった」とあっさりサウジアラビアで迎えた辺りに「なんで!?」と正直思わないでもなかったので腑に落ちた。もはや引退レースがどこかには執着しない領域に達していたんだなと。なお自分は著者が絡む馬券で大勝ちも大負けもしていないのでフラットに読めたのかもしれないという注釈を最後に添えておきますw
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見失うことなく、地に足をつけながらも人生を渡り歩いていく身軽な雰囲気が全面に出ている1冊。
また、今まで聞いたことがなかった話題も色々あり、知ることができてよかったです。
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