本物の医学への招待 驚くほど面白い手術室の世界

  • KADOKAWA (2024年8月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784046068620

作品紹介・あらすじ

【医療のリアルがのぞき見できる教養書】

「死ぬのは痛くてつらいのか」「人間の肉を切るときは匂いがするのか」「医師でも受けたくない検査は何か」「血管が破裂することはあるのか」「もしものときは自分や家族の延命措置は選択するのか」「医者は袖の下をもらっているのか」「心臓に毛が生えた人は本当にいるのか」……etc.
怖くも、知りたいことが詰まった医学の教養書。読めば読むほど探求心が止まらなくなる大ボリュームの1冊。
世界最高峰のシカゴ大学心臓外科で働く「本物の外科医」が手術、医療の裏側をすべて公開する。

【対象読者】
・医学の教養を身に付けたい人
・手術の不思議な世界を体感したい人
・医療ドラマや医療小説が好きな人
・使うとプロっぽく見える医学用語を知りたい人
・これから手術を受けるかもしれないすべての人

【特徴】
・1ページまたは見開き完結。興味のあるページから自由に読むことができる
・むずかしい手術や体の仕組みは、本物の外科医がノートに描きためたイラストで解説

【著者メッセージ】
私は本物の外科医です。
あなたの命を救うかもしれない、あなたが最も会いたくない人物です。
そんな私が、頼まれてもいないのに勝手に、「外科医とはどんな生態をしているのか」、「手術室では一体何が行われているのか」、そういった普段知ることのない、知らなくてもいい、できれば一生知ることなく過ごしたい、外科医と手術に関する疑問についてお答えします。


SNS、YouTube動画総再生回数3億回超。世界が注目する「本物の外科医」が書く全く新しい教養書。
面白すぎる手術室の世界を体感してください。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

医療のリアルを知りたい方に最適な一冊で、手術室の世界をユーモアたっぷりに描いています。著者はシカゴ大学の心臓外科医で、さまざまな疑問に対して軽妙な語り口で答えています。手術中の雑談や医師の職業病、さら...

感想・レビュー・書評

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  • 心臓外科手術に関する質問に対して一問一答、必ずしようもない冗談を入れながら、分かりやすく解説してくれる。知らない世界だけに、聞いていて楽しい。下手ウマ?な著者のイラストもあり、これはこれで解説には必要十分でもあり、よく分かる。現役の外科医が書いた本は多くないので、それだけでも貴重な本だ。

    分かった気になっていたがよく知らなかったというか意識していなかった事。心臓は、脳や他の臓器の血液循環のために存在するので、手術中は心臓を止め機械にその機能を任せる。脳に血が送られなくなると脳死してしまうが、その役割さえ果たせていれば心臓はなくとも生活は可能。

    心臓萎縮手術はその結合の難しさよりドナー確保や自己免疫への対処が困難。アメリカは銃社会なので、脳を撃たれても心臓は大丈夫、というドナーが確保しやすい。尚、人工心臓は技術的に可能だが、充電の問題がある。

    ー 通常の大動脈は太さ3cmほどなのだが、その患者は太さ8cmにまで巨大化しており、破裂の危険性があったため緊急で手術が行われた。大動脈を手術する場合、そのままでは血液まみれになってしまい手術ができないため、全身の血液の流れを一時的に止める必要がある(血液の循環を止めることから、循環停止法という)。血液が流れないと体の臓器は徐々にダメージを受けてしまうため、それを防ぐために患者の体を極限まで冷やして臓器を保護する「超低体温備薬停止法」を行う、非常にむずかしい手術であった。

    ー 例えば、心臓の手術は胸の中央にある骨を真っ二つに切って左右に開いてから行うのだが、手術後にこの骨の裏に心臓がくっついてしまうことがある。そうすると、2回目の手術で胸を開くときに誤って骨と一緒に心臓を切ってしまい、心臓に穴を空けてしまうという事態も起こりうるのだ。このようなことが起こらないように、1回目の手術のときに心臓と骨の間に特殊なシートを入れてくっつかないようにしたり、2回目は普段よりも慎重に骨を開けるようにしたりと、色々工夫をしている。

    ー 心臓がなくて困るのは、心臓以外の臓器だ。普段は心臓が体中に血液を送ってくれているが、心臓がなくなると当然それができなくなるので、この状態がしばらく続くと各臓器はダメージを受け、徐々に壊れていってしまう。中でも脳は一番血液が必要な臓器で、5分間血液が流れないだけで、元に戻れないくらいまで壊れてしまうのだ。そのため、心臓がない状態のときや心臓が動いていないときは、特殊な機械を体につなげて、体全体に血液を送るようにしている。それが人工心肺といわれるものだ。名前の通り、血液に酸素を入れ込む肺の役割と、血液を体中に送り込む心臓の役割を代わりにやってくれる機械である。これを使用することで、心臓がない状態でも、安全に手術を行うことが可能なのだ。

    モテたくて医者になったと著者。ユーチューブもやっているらしい。最後に奥様との写真。冗談も含めて俗っぽい感じもするが、根明でポジティブな医者じゃなければ安心できないし、医療には変に思想や哲学があるべきではないし、素晴らしい適性だと思った。

  • 真面目な本かなーと思ってたら、だいぶ砕けた内容はだった。233の話の中の9割以上は、しょうもないギャグを入れている。シンプルとはいえ、よくもそこまで、思いつくのかと思ってたらYouTuberだったのか。納得。手術中は雑談があったり、リラックスしてるや、自分の家族の手術はしないといったある程度予想できたのものから、成功率1%の手術はしないや医師でも受けたくない検査など、よく考えたら納得もの。そのほか、袖の下があったやいじめはあるかといった職業について。科学的な人体の謎、心臓にも癌ができるというのは新たな知識だった。
    読みやすいので、気楽に読めるのがよかった

  • あまり内容としてはしっかりしてない。冗談の表現が、古い。

  • アメリカで心臓外科医として活躍する北原翔先生の著書。1問1答形式で、心臓手術にまつわる様々な疑問にユーモアたっぷりで答えている本。テーマも面白いものもたくさんあるし1問につき1ページくらいで読みやすい。MEについて言及されている項目もある。

    超低体温循環停止法/フィジシャンアシスタント/手術で使用した針金は金属探知機やMRIに反応しない/妊娠中の患者に人工心肺を使う場合、胎児に影響があると知られている/出生前の胎児の心臓に手術する方法もあり、実際に行われることもある/Ozaki法、心膜を切り取って弁にする方法/心臓手術で最も出血するのは骨/未来の延命措置の選択を今聞くことは、5年後の晩御飯に何を食べたいか?と聞いているようなものだ

  • ふむ

  • 外科医が手術室で行っていること等が、絵やユーモアを交えてわかりやすく紹介されていて面白かった。

  • 現役の心臓外科医が医師の日常を含め、外科についてエッセー的に記載。赤裸々とまで構えずに、普段着姿のおっさんの日常的な…

    ブラックジャックによろしく、で汗臭い医者の日常を知ることができたが、本書はさらに軽い、身近、崇高でもないオッサンの日常。

    読了50分

  • 2024年7月6日、本人がティックトック

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著者プロフィール

シカゴ大学心臓外科

「2022年 『留学医師LIVE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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