胸はしる 更級日記

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  • KADOKAWA (2024年10月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784046068750

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計9万部突破の大人気、平安文学コミカライズシリーズ第3弾!
『源氏物語』にあこがれて、キラキラとしたヲタ活に勤しんだ10代から、大人になるにつれ経験していく、大切な人の死、仕事、結婚、家族などの現実、そして後悔と懺悔の日々を送る晩年までを綴った、菅原孝標女の『更級日記』。この名著を、人気イラストレーター小迎裕美子がユーモアたっぷりに描く。
テストにも役立つ、『更級日記』原文付き!

【目次】
プロローグ
菅原孝標女周辺人物相関図
イントロダクション
旅パート1
旅パート2
物語が手に入ったパート
ふりかかる現実!!
愛と青春の旅立ち
夢見る頃が過ぎても
エピローグ
赤間先生のよくわかる更級日記講座
巻末おまけ コムカイ的さらす日記
『更級日記』原文 etc.

みんなの感想まとめ

平安時代の文学に魅了された少女が成長し、現実と向き合う姿を描いたこの作品は、菅原孝標女の『更級日記』をユーモアたっぷりにコミカライズしています。物語の中で、源氏物語にのめり込む夢見がちな時代から、自己...

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代の『源氏物語』オタク、ここに在り。
    『光る君へ』の最終回にも出てきましたね、菅原孝標女。
    お目々キラキラさせて源氏分析を滔々と語っている姿を見て好感を持ちました。
    この漫画はその菅原孝標女が書いた(とされる)『更級日記』を漫画化したもの。

    物語に耽溺しすぎて目が悪かっただろう、とのことでメガネを掛けさせたのだそう。

    フィクション(『源氏物語』)に沼った夢見がちな娘時代。
    その後、自身が何者でもないことに気づいて、苦しむ中年時代。
    それでも、『源氏物語』の舞台となった場所に訪れたときの、どうしようもない高揚感。
    身につまされます。オタ気質で逃避気質のニンゲンとして。

    菅原孝標女が、こんなにも「ものがたり」が溢れた現代に生まれていたら、どんな人生を送っただろうか。



    • なおなおさん
      5552さん、こちらはシリーズ第三弾?
      面白そう!知識ないのですが読みたいです。
      物語に没頭したり、キャラに憧れたり…って、現代人と何の変わ...
      5552さん、こちらはシリーズ第三弾?
      面白そう!知識ないのですが読みたいです。
      物語に没頭したり、キャラに憧れたり…って、現代人と何の変わりもありませんね。
      表紙のメガネ姿も可愛い♡
      2024/12/29
    • 5552さん
      なおなおさん、そうです!
      『枕草子』『紫式部日記』に続いての第三弾!
      読みやすくてわかりやすくて良かったですよ。
      もう親近感しかなかったです...
      なおなおさん、そうです!
      『枕草子』『紫式部日記』に続いての第三弾!
      読みやすくてわかりやすくて良かったですよ。
      もう親近感しかなかったです。
      原文も来年挑戦してみたいです。
      2024/12/30
  • おもしろかった、良い漫画!!!
    清少納言、紫式部に続いて、
    平安女流文学コミカライズド第3弾は菅原孝標娘
    源氏物語推しの物語ガチヲタ、
    そして、詣ヲタ女性高標のムスメ、たしかにこんなイメージや
    と、するっと楽しく読んだ。このシリーズ、ほんまおもろい。
    巻末にはコミカライズした箇所の更級日記の抜粋原文もついていて、
    お得感あり

  • 小迎裕美子comukaiyumiko(@comukai74) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/comukai74

    小迎裕美子ホームページ
    https://yumikocomukai.com/

    赤間 恵都子 | 三省堂 WORD-WISE WEB -Dictionaries & Beyond-
    https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/col_author/akama

    「赤間 恵都子」の記事一覧 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
    https://x.gd/eopRj

    赤間 恵都子 (Etsuko Akama) - マイポータル - researchmap
    https://researchmap.jp/tokimeki

    「胸はしる 更級日記」小迎裕美子 [コミックエッセイ] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322401001004/
    -----------------------------
    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 第三弾は意外にも更級日記 清少納言と紫式部で打ち止めかと思いきやだいぶ間を空けて登場しました

    更級日記はずいぶん昔から馴染みはありましたが小向さんの描写で改めて特異な女性だったことが浮き彫りに身近に感じました

    このマニアックな感じがすごく共感を覚えました

    第四弾も期待して待ってます!

  • ★4.5
    オタク、推し活のお話ですね。とっても面白い。
    多分?初心者の方でもわかるように、説明もあり。
    コミックなので、情報量やもっと深掘りしたい人は別の書籍を読むといいかも。
    まず「楽しく読める」の入り口は大事だと思う。
    別で枕草子と源氏物語もあるようなので、そちらも読んでみたい。

  • 『紫式部日記』『枕草子』をコミックエッセイの形に現代語訳してくれるシリーズの最新作、『更級日記』版
    『更級日記』は作者の菅原孝標女の少女期のエピソード(世にある物語を読みたくてたまらないので祈念のための仏像を彫った、『源氏物語』の夕顔や浮舟のように麗しい貴公子にさらわれてみたいと夢見ていた)が濃い印象があったけど、こちらの作品は原作のほぼ丸ごとのコミカライズをしてくれているために、把握できてなかったエピソードがとても分かりやすい
    父の任地の相模からの帰りの道中の風景や、物語オタクで痛い少女だった頃を思い出しては落ち込んでしまう、大人の菅原孝標女の姿が何とも愛おしいし、成人して中年となって、当時としては遅い結婚をして家族を養う、物語が読めなくなってしまった時代のしんどさも赤裸々に書かれている事が、より感情移入を強めるように思う
    菅原孝標女が『更級日記』を書いたのは50歳を超えてからだったそうで、おのれの人生を回想する形で書かれたこの日記は、平安文学好きの心をザクザクと刺してくる
    『更級日記』は書かれてから170年ほど後の時代に藤原定家により再発見され、それが現代に伝わる『更級日記』の底本となった、という逸話も熱い
    惜しむべきは、菅原孝標女が書いた物語もいくつかあったはずなのに、それは散逸してしまい、今は題名しか分からないものがあること
    それが読めたらどんなに良いだろう、そして菅原孝標女に感想が伝えられたら、幸せなのになあと思わずにいられない
    物語を読むことが楽しくて、気持ちが昂ぶるのが抑えられない心地を「はしるはしる」と表現した彼女、まさに書いてくれてありがとうですよ
    コミカライズの小迎裕美子さんの絶妙なデザインや登場人物の表情も光ってます 菅原孝標女と仲良しだった姉や義母との文学トーク場面、その何十年も後のひとりで住む菅原孝標女の渋ーい表情、絵の堪能な方だなあと惚れ惚れする

  • 人気イラストレーター・小迎裕美子による古典コミカライズ第3弾。

    私は第1弾の『本日もいとをかし!! 枕草子』を読んだことがあるが、本作のほうが面白かった。

    筋金入りの『源氏物語』オタクである作者の菅原孝標女が、メガネをかけたオタク・キャラで表現されている。
    つまり、現代の「推し活」のイメージが投影されているのである。

  • このシリーズ、枕草子、紫式部日記に続き三作目。
    どれも分かりやすく面白いですが、やはりいちばん好きなのは枕草子ですね。
    まあ枕草子はポジティブ感強いからかも?

  • 『日本人なら知っておきたい日本文学』を読んで(こちらでもメガネっ子で描かれている)、物語が好きな菅原孝標女にとても親近感を感じ興味をもったが、20年近く経ってついに初めて全体を通して読むことができた。
    お姫様の生まれ変わりだと姉が言う猫は、行成の娘だと知りびっくり。旅先で聞いた都市伝説のようなエピソードもあって面白い。
    漫画パートを読んでから巻末の原文(一部略あり)を読むと、すらすら読めてしまう、気分になれた。
    ちょっとしたシーンもさらっと絵やセリフで表現していて情報量が多く、原文と併せて読むとまた面白い。
    『更級日記』のタイトルの由来を初めて知った。
    本作の「胸はしる」もいいなぁ。

  • 平安時代のオタク女子の日記。シリーズ3作目で、一番地味。だけど安定の面白さ。

  • 中学生から。平安時代は、京都が中心なことや、夢がお告げと解釈されてたとか、マンガでわかりやすく紹介している。

  • このシリーズは読みやすく、息抜きにもなるのでありがたい。
    はしるはしる=ワクワクする、という菅原孝標女の造語が素敵でした。

    誰かの好きの想いは繋がってゆき、再び誰かの光になる

    物語にうつつを抜かさなければよかった、と後悔しながらも物語を愛した作者の話が、170年後に藤原定家により発見され皆に伝わり、物語好きたちに広まってゆく、そして三島由紀夫へー

  • 推し『源氏物語』尊し!のキラキラ少女時代から、後悔と懺悔の日々を送る晩年までを綴った回想日記。NO物語NOライフ!な平安疾走録をコミカライズ!!!!!(e-hon)

  • はしるはしる!気持わかる。おもしろかった〜本好き、物語好きって、そうだよね…もっと読みたくなるよね。源氏物語を全巻読みたくて、神にも仏にも祈っちゃうムスメ…平凡な人生だったと回顧して書いた更級日記だけど意外と波瀾万丈。私も何もすごいことできなかったし、やりたいこともあれこれ諦めた人生だけど、もしかして物語にな…らないな…

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著者プロフィール

愛知県名古屋市生まれ。広告デザイン事務所勤務を経てフリーイラストレーターに。雑誌を中心に、テレビ、広告、WEBなどで活躍中。著書に『新編 本日もいとをかし!! 枕草子』(KADOKAWA)、『脱力道場』(小学館)、『だいこくばしズム』(朝日新聞出版)など。

「2023年 『新編 人生はあはれなり… 紫式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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