- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046070456
作品紹介・あらすじ
アメリカで活躍するトラウマ治療の専門家の著者によるフラッシュバックケアの決定版。
フラッシュバックというと、震災や事故、性被害、虐待などの大きな出来事を思い浮かべ、「私には関係ない」と思ってしまいがちですが、小さな出来事であっても、フラッシュバックは起こり得ます。どんなトラウマがフラッシュバックかは、「自分ではどうしようもなかった」出来事で。そのため、個人差があり、一概にどんなトラウマかということはいえないのが実情です。
そんな意外にも身近にあるフラッシュバックの予防と対処法を、アメリカで専門的な経験と知識とで心理療法士としてクライアントに治療を行うだけでなく、講師として多くのプロの心理専門家にもトラウマと回復について教えている著者がわかりやすく解説。本書では、著者の経験と知識をもとに、フラッシュバックを抱える読者に対して、「今すぐ使える」「誰でも使える」「わかりやすい」ことをベースに、丁寧にひもといていきます。
感想・レビュー・書評
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アメリカで心理療法を
行なっている著者の知識と
対処法をまとめた本
見やすい大きさで行間もあり
読みやすい♪( ´▽`)
◆以下抜粋
「フラッシュバックは心の弱さではない」うえに
「フラッシュバックは軽減できる」
完璧になくそうとするものではなく、
「ちょっとマシ」になることを目指す
後半は急いで読んでしまったから
もう一度じっくり読み返したい♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フラッシュバック、トラウマ、PTSDになる背景や対処法が学べました。
脳が間違えて反応することもあるということを知りました。
まずはしっかり寝て食べ運動し、自分に合ったリラックス法をやってみようと思います。 -
意識したいこと:
大暑の大前提・基本
今に意識を向ける
安全と安心の違い
ほとんどの状況≒物理的に安全
リラックスするスキル
具体的対処方法:
体と言葉を使う2種類
サポートを受ける選択肢
基本を知る:
トラウマ体験の特徴
感覚・感情フラッシュバック
減らすスキル
ご機嫌にする方法・タイムマシーン
脳の働き:
体と生存脳・言葉と理性脳
脳の通常・非通常運転
きっかけ;
自己観察
無害なきっかけへの慣れ
トラウマと向き合う:
出来事・圧倒感・望まない結果・影響
複雑性PTSD
予防:
健康的な生活習慣
リラックスの練習
きっかけを知る
サポートを受ける -
フラッシュバックについての説明と、具体的な対応策がわかりやすく紹介されています。
私にとっては文字が大きすぎるように感じて逆に読みづらく、読み進めるのに時間がかかりました。
とはいえ、役に立つ内容がわかりやすい表現でまとめられているので、多くの人が気軽に手に取れる場所にあるといいな、と思う本でした。 -
具体的な対処法がいくつも書いてあることはもちろんですが、
著者の方の心のこもった言葉の数々にとても癒されました。 -
2025.2/11
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文字が大きく読みやすい。いろんな方法が紹介されているけど、フラッシュバックの対応として大切なことは「今」「自分の外側」に意識を向けること。
フラッシュバックはあるきっかけから、過去の自分の記憶や体験など自分の内側に引き込まれる。
何でも良いから「今は安心で、安全」と感じられるように。その人にあった方法を身につけることが大事。
服部信子の作品





