- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046210128
作品紹介・あらすじ
本能寺の変で信長に殉じた蘭丸兄弟の末弟が弱冠十五歳で家督を継ぎ、戦国乱世を夢と志をもって巧みに生き抜き、ついには美作国十八万六千五百石の太守となった。その成長過程を丹念に描きながら、戦国武将としての波乱の生涯と卓越した人物像を浮き彫りにした渾身の歴史小説。
感想・レビュー・書評
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森可成の六男で猛将長可、信長の小姓蘭丸の弟忠政が主人公。抜群の武勇や機転が効く武将ではないが主君には誠実に仕えいざと言う時にはお家の為に家臣の粛正をも断行する行動力。名将と呼ぶに相応しい武将。
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織田信長の家臣である森可成の6男であり、鬼武蔵と呼ばれた森長可や信長の小姓として有名な森蘭丸の弟である、森忠政について書いた本です。
森家は父も、5人の兄もすべて討ち死にというすごい家系ですが、戦国末期を生き抜け、森家の血筋を伝えた人物となります。
戦場において活躍した場面はないものの、非常に律儀で、遠慮深い様子が伺えて、そういった面が信長、秀吉、家康と時の権力者から評価されたのではないかと思いました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-8248.html -
森可成の六男で、蘭丸兄弟の末弟である森忠政が信長、秀吉、家康に仕えながら戦国の世を生き抜き、津山城主として生を終えるまで。