隅っこの「昭和」モノが語るあの頃

著者 : 出久根達郎
  • 角川学芸出版 (2006年7月発売)
3.22
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046210807

作品紹介

モノの欠乏から戦後は始まり、モノが過剰に出回って昭和が終る。ちゃぶ台、手拭い、蚊帳、肥後守…。モノを通して、昭和の時代と暮らし、人情に触れる、モノ語りエッセイ。

隅っこの「昭和」モノが語るあの頃の感想・レビュー・書評

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  • 読みながら 何度も ほっこりしてしまう

    私たちの周りに あふれかえっているほどの「モノ」たち
    確かに こういう視点で その「モノ」を見直したとき
    その「モノ」たちには ちゃんと履歴があり 物語があるのだ と 改めて 気付かせてもらえる

    そして 途中から気が付いたのですが
    見開きの二頁ぴったりに
    その「モノ」たちの履歴が収まっている
    ※時々4頁もあります
    (物書きの方に)当たり前と言えば当たり前ですが
    お見事! と思ってしまった

  • あの人柄が良く優しい出久根さんも、戒名に値段が付く話ではめずらしく僧侶への怒りが伝わってきた。

  • 平成も20年余り過ぎ昭和も昔になってしまったが、昭和はよかったと改めて思った。

  • 680

  • この人の面白い小説に会うのは至難・・・副題「モノが騙るあの頃」〜やきいも・肥後守・ボタン・ちゃぶ台・ふきのとう・カブト・七輪・向日葵・青梅・大福帳・藁苞納豆・キャップのなくなった万年筆・みょうが・七輪・足袋・自動炊飯器などに纏わるエッセイ〜女房と母二人と暮らしていたが,母・義母が死に,妻と二人で貧乏性が抜けない暮らしをしている4年前(アテネオリンピック)の60歳,午前は目録で商売する古本業,午後は涼しい所を猫に教えて貰って執筆する小説家。家は築25年。インテリジェンスが感じられないのは,悲しい様な,切ない様な。

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