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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784046211149
作品紹介・あらすじ
最年少、女性初、白人以外初のなど、その人生にいくつもの「初」の文字を冠するコンドリーザ・ライス。「世界でもっとも影響力のある女性」の原点がここにある。ピアニストを夢見た少女はこうして道を切り開いた。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
教育が自己の運命を切り開く鍵であることを強調する内容が魅力的です。著者は、コンドリーザ・ライスの人生を通じて、教育の重要性や文化の多様性、国家の行動のリアリズムに対する彼女の考え方を描いています。彼女...
感想・レビュー・書評
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P36、 「知識を身につけなければならない。言葉や物事についての知識を。
理解した事実から新たな思考が生まれ、知性が高まり、才能が開花し.
人間は進歩していくのだ。『知恵は強し』とソロモンはいい.『知識はかなり』
とベーコンは語った。・・・教育に力を注ぐことで、野蛮人が啓蒙され、不毛地帯
が強力な国家となり、抑圧された人々の精神が高められるのである。イング
ランドは国民に教育を普及地、富と?力を持つ今日の姿になった。アメリカは
学校を活用し、福橋で偉大な国家となった。このように、わが国や他の国々
に普及した教育ことが、状況をかえるのに不可欠なのである」
P102、「文化とは、選んで取り入れられるものであり、私はロシアに強い魅力を感
じています・・・。ある文化には人を夢中にさせる何かがあります。恋と同じで、
なぜ好きになったのかなどうまく説明 できないものです。」
P110、コンディはリアリズムの現実的なアプローチに惹かれた。国家の行動は
一般人のように、自分の権益を守るために闘う人間の本質に基づ
いているという考え方である。モーゲンリーは「権力とは人間が人間を支配
すること」であり、それぞれの?が自国の国益に基づいて行動すべきだ
と解説している。
<コメント>
ライス長官の他人が書いた伝記、自伝両方ともに読んだ。
政治的なことは、たぶん書けないことが多すぎて表層的で読みづらかったんだけど(汗)…。
どちらの伝記でも心に残ったのは「父母両方の家系が、そして彼女の両親が非常に教育熱心であった」ことだ。いや、熱心どころでなく「教育が自らの状況を打開するための唯一絶対の道である」という一種の「教育教」の熱心な信奉者だったといってもいいだろう。ま、その両親の期待に応える彼女の目を見張る有能さがあってからのことだが…
アメリカンドリームが死んだといわれて久しいが、彼女の伝記は「教育」を武器に出世していくアメリカンドリームといえるとおもう。 -
改めて読んでいて思うのは、ライスもまた世代間格差の障壁に悩まされていたという点。
40歳以上の白人に安全保障を任せてはならないと言い切れる若年層が果たして日本にどれだけいることか。 -
2001年9月11日の朝、コンディはいつものように午前6時半にオフィスに着いた。今日もまた、夜9時まで家に戻らない、長い1日が始まると思っていた。p.210
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黒人で、女性、というマイノリティの代表でありながら、国家の重要なポジションについているコンディという女性はどんな人なのだろうかと、関心があった。先祖は奴隷でありながらも、教育熱心な家系に育ち、同時に、宗教心による公平さ・公正さをもって生きることを学んで育ったという、おいたちから、半生をトレースすることができる。
「女性」の持つ「強さ」や、何世代にもわたる家族のなかでの教育の大切さを考える一方で、能力ある(マイノリティの)若者を起用するアメリカの政治家のバックヤードを垣間見た思いがした。 -
黒人で女性である彼女が差別が色濃く残る時代のアメリカ社会において
大学、政界に活躍の場を得るまで、
またその競争の土俵に立つまでにどれほどの苦難を要したのか。
それを乗り越えた彼女がいかに多才で、聡明で、且つ気概溢れる優れた人物であったか。
そういう事だけが知りたかった訳ではないのです。
私が知りたかったのは、
それ程までに賢明な彼女が、
偏った遠目から見て人間性まで定義される事の不条理さ、迫害される事の痛みを知る彼女が、
第一線でイラク戦争を強行するにあたって何を感じていたのか。
足元のおぼつかない大義、一局的な正義の名の下に
奪われていった命のあまりの重さに揺さぶられる葛藤はなかったのか。
それを知りたかったのです。
残念ながらそれについてはたいした考察もなく、
「アメリカは世界を安全な場所にするだけでなく、
それ以上にいい環境にすることを目指している」
という、本気なのかどうかさえわからないような文句で終始。
アメリカは自由と正義の名の下に戦う。
我々はテロとの戦いに勝利した。
彼らが欺こうとしているのは、世界なのか、自分自身なのか。 -
これは自分のキャリアを見直すうえで非常に読んでよかったと思う本。別に教訓とかは書いていないけど。でもやはり責任のある立場に就く人ってそれ以外の才能(ライスさんはピアノ)も極める努力ができるのね、と思うと我が身を省みてブルーになります。
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(2008/7/21読了)ライス国務長官の伝記。音楽から政治学に転向って凄いな!やっぱり「天才」には、天賦の才と努力と両方が必要なのね、と思いました。私も中高生の頃は政治学の研究者にあこがれておりました…全然そんな器じゃないことは、大学に行ってから分かりました(^^;
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幼少から優秀伝説ひたすら、な本。なわけで、どんな教訓を拾うか、というために読む。
人種差別がつい最近までそんなひどい状況とは思っていなかったので驚き。 -
P20“問題の核心にストレートに迫る知性”P33“アメリカ南部のプランテーション所有者とその奴隷を先祖に持つコンディは、人種差別の激しかった南部にあって、白人の子より三倍優秀であることを目指し、差別に屈せず、誇りを持って生きていけるように育てられた。”P81“自分が何をやりたいのか分かっていて、そのためには喜んで犠牲を払うという基本姿勢ができていました。それは犠牲ではなく、自分のゴールを達成するためになすべきことと理解していたのだと思います。”P85“「ぎりぎりになって教科書を読み、テストはパスしましたが、すぐにすべてを忘れてしまいました。十五年後、日本を訪れ、お寺を巡りながら、『かつてこれらについて読んだことがあったけれど、ああ、それを覚えておいたら』と後悔しました」。”P103“「不思議の国のコンディ現象」〜「私は身長百七十三センチの黒人女性であり、生まれ変わって外見を取り替え、もし白人男性か白人女性、あるいは黒人男性だったらこうした現象が起きたかどうか試したりなどできないのです。ですから、そんなことを悩んで時間を無駄にはしません」”P118“ソ連の宇宙飛行士ヴァレリー・クバソフはテレビ放映された場面でこう語った。「アメリカのテレビを見ている皆さん、どちらの国がより美しいかと問うのは的外れです。私たちの青い惑星より美しいものはないと言ったほうがふさわしいでしょう」。”P122“「リーダーは、普通の人々が理解できるよう外交政策を明確に伝えなければならないと彼女に教えたのは、ジョセフ・コーベルだった。危機に際し、市民は自分たちの日常生活に影響が及ぶのを理解しなければ、大義を支持しないだろう」とマデレーン・オルブライトの伝記作家のアン・ブラックマンは記している。”P127“「[長い間]私は音楽家になるという人生の計画を立てていました。それが唯一の夢だったのです。やがて夢は崩れ去りました。もう二度とただ一つの夢だけにすがるような真似はしないつもりです」”P170“「私は学生に、『自分の周りに同意見の人々しかいないとしたら、それは居場所を間違えているのよ』と言っています」コンドリーザ・ライス、一九九三年”P219“「高い自尊心と自信は、三つ目の特性、つまりこの女性たちが職業における成功の鍵とする、常に期待を上回るせいかを挙げること(九五パーセント)で、自然に身についていった。男性の同僚たちと同等の尊敬と信頼と報酬を手にするには、女性は男性以上に一生懸命働かなければならないと実感していた。八〇パーセントの女性が、キャリアを高めるうえで海外経験が重要だと認めており、七四パーセントの女性が『男性の同僚が心地よいと感じるスタイルを身に付けること』も重要だと述べている」”P257“「環境や試練は選べませんが、それへの対処法は選べます。すげてがうまくいっている時は、物質的な見せかけの喜びや満足に陥り、自分に対するプライドや信念に満足していましがちですが、苦難を通して、罪の贖いや自己認識を見出すのです。それは『出エジプト記』の奴隷が学んだことであり、アメリカの奴隷が『この苦しさを誰も分かってくれない/主の栄光を讃えよ!』と歌った時に示したことです」”
渡邊玲子の作品
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