奇界紀行

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 191
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046213440

作品紹介・あらすじ

見るもの、
出会う人、
みな奇妙。

タイの海中に石像を探し、インド最高の聖者を訪ね、廃墟チェルノブイリに彷徨い、澁澤龍彦の足跡を辿り、謎の古代遺跡に呪われ、アフリカの呪術師と対峙し、南米のUFO村で人々の優しさに触れる……そこには世にも奇妙な世界、「奇界」が広がっていた。
TBS系「クレイジージャーニー」の出演で注目を浴びる『奇界遺産』写真家・佐藤健寿、奇界なる旅の全貌を綴った本格フォトエッセイ! 未公開写真多数収録。
装丁:コズフィッシュ(祖父江慎+鯉沼恵一)

感想・レビュー・書評

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  • 最近1番ハマってるテレビ番組の「クレイジージャーニー」での映像を見て、その旅の目的に心惹かれた佐藤健寿さんの紀行文ということで拝読。
    1ページ、時には見開きで掲載されている奇怪な写真たちが文章にプラスの想像力を与えてくれる。
    異様であったり、グロテスクであったりする造形の人工物は実際に見てみたいものばかりであった。
    その地の奇怪な人々の話も聞けてそこがまた面白い。
    現地の物や人だけでなく、足を運んで取材している佐藤さん自身が体験した奇怪な経験もこの人にしかできないものだと思う。。

  • 写真家で、奇妙な物、オカルト的なものを多く撮影されている著者の紀行エッセイだ。
    主に「怪」という雑誌に連載されていたものがまとめられている。

    他の写真集やTRANSITなどの記事で読んだ話も多かったが、こうやって一冊にまとまっていると読み応えがある。

    著者自身も指摘しているけれど、さまざまな時期にさまざまな媒体で発表された文章が集まっているため、読んでいると、旅や旅先への立ち位置、触れ方、価値観などが変わっていっているのがわかって興味深い。

    それにしても世界は奥が深いな、としみじみ思う。

  • 諸星大二郎さんといくMUDMENの旅、パワフルで面白い

  • 世界中に散らばっている奇界な場所を集めた本。本に紹介されている場所はたしかに異様だが、観光化されているのでおどろおどろしさはなく、むしろ滑稽でさえある。

  • さくっと読了。世界の珍奇な場所への潜入レポート。澁澤龍彦の旅の足跡を追った回もあるみたいだったので読んでみた。ウケを狙って書いてるわけではなさそうで好感が持てる。

  • 著者はTV番組『クレイジージャーニー』で一躍有名になった写真家。丸山ゴンザレス氏と並び、登場回数の多さとともにマスコット化してる。直近の特番だとクラウンホテルやバーニングマンを取材していた。
    彼の主な活動としては、奇界遺産という世界の珍しい・奇妙な遺産やオブジェを見に行くこと。※"奇界"とは、著者の商標登録された単語で造語で、奇妙な世界の略。
    本書の内容は、彼の活動のうち様々な雑誌に寄稿した冒険譚の総集編となる(加筆修正はされてるようではある)。

    300ページほどで18編が書かれている。1番最初にある台湾の章は、同番組で扱っていたので記憶に新しい。セクシーな売り子と貝殻廟の話だ。クレイジージャーニーで扱われていた話は、番組の内容を思い出しつつ照らし合わせながら読み進めれて非常に楽しめた。

    写真家だからか、本の装丁が綺麗で凝ってるように感じた。カバーを外したら見える沢山の仏はもはや圧巻。

    かなり対象の遺産については調べられているようで、文献や普通に観光しただけでは体験できない文化にまで言及・分析していたのが面白かった。

    ただし文章から情景が思い浮かびづらかった。その悩みを消すように、写真が豊富に掲載されているので、写真と見比べつつ読み進められた。写真はモノクロなので色付きで見たい場合は、オールカラーの文庫版を買うか、著者の魂こもる写真集を買うか、『クレイジージャーニー』のDVDを買うかしよう。

    また、こういう総集編にあるあるだが、地図が欲しい。どこのことを説明してて、どこからどこへの移動かまったくわからないのがもやもやした。


    ※著者のWikipediaから抜粋。
    法政大学中退、武蔵野美術大学卒業後、渡米し写真家として活動する。アメリカ留学中にエリア51の撮影に関わったことをきっかけに、UFOやUMAに関する執筆活動を始める。世界中の奇妙な事物や風景を博物学・美学的な観点から撮影・記録する「奇界遺産」で知られる。

  • クレイジージャーニーで興味を持ち、この方の文章を初めて読みましたが面白い。写真家としての表現も素晴らしいですが、現地での空気感や感じたことを品良く、ユニークに(ウケを狙ってないあたりが最高)書かれていて、こんな方と一緒に旅が出来たら楽しいだろうなと思うし、一緒に旅をしている感覚にすらなります。完全に佐藤健寿さんの虜です。

  • 他のレビューにもある通り、文章自体が読んでいてとても心地よい。コロナ禍の前に読んだ本なので、今読み返すと一層ワクワクできるかも。

  • 訪れる場所も写真もいいけど文章がとてもいい

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著者プロフィール

写真家・作家。武蔵野美術大学卒。世界各地の“奇妙なもの"を対象に、博物学的・美学的視点から撮影・執筆。著書に『奇界遺産』『奇界遺産2』『世界の廃墟』『SATELLITE』『THE ISLAND 軍艦島』『世界不思議地図』『ヒマラヤに雪男を探す』『空飛ぶ円盤が墜落した町へ』『世界伝奇紀行』〈中国・西遊妖猿伝編/パプアニューギニア・マッドメン編〉(諸星大二郎との共著)などがある。「タモリ倶楽部」「クレイジージャーニー」「ニッポンのジレンマ」「ラジオアドベンチャー奇界遺産」ほか出演歴多数。

「2020年 『奇界紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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