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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784046214133
作品紹介・あらすじ
作家人生において古典文学作品に親しんできた二人が『源氏物語』に寄せる想いを語りつくした1冊。古典文学から現代の女性に通じる普遍的な愛情のありかた、そして、小説を書くことを選んだ自身の人生を振り返る。
みんなの感想まとめ
古典文学『源氏物語』に寄せる二人の作家の対談や随筆を通じて、愛情や人間関係の深さが描かれています。互いに異なる恋愛観を持ちながらも、源氏を「かわいい」と称賛する姿勢が印象的で、思わず笑顔になります。特...
感想・レビュー・書評
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源氏物語の現代語訳を成し遂げた作家の両巨頭と言えるお二人が、源氏のよもやまを対談したり、それぞれの源氏を語る随筆が掲載されている、愛があふれる合作誌
随筆のところは既読のものもあったけど、瀬戸内寂聴氏と田辺聖子氏の対談は初めて読んだし(こんなこと書いたら怒られそうだけど)お二人はライバルと言うか、反目し合っていると言うか、互いに会うことを望まない間柄のようなイメージがあった(主として恋愛観の違いにより)ので、とても楽しそうに源氏の話をされていて、意外だったしほっとした(編集が入ってるのかもだけど)
どちらも源氏を「かわいい」と思っている、源氏を贔屓してる、おもしれー男と見なしていて、
「お願いしたくなるような男」と評しているのが、とっさに意味が汲み取れなかった
あ、LOVE AFFAIRって事か! って気が付いた時は狼狽してもうた
つまり、源氏を恋人や夫にするのはアレだけど、気安いセフレの距離感ならヨシ! ってことよね 分かるよ
瀬戸内氏の証言の中で、現代語訳の大家に当たる円地文子氏も「いま源氏がいたら、私は絶対お願いしますよ」と仰っていた、可愛かった! という(ずいぶん赤裸々な暴露とも取れる)談話もあり、御三方ともに可愛いですよ、と感動したのだった
もしこの対談の時点で円地文子氏がご存命で参加されたら、気難しい円地氏の扱いにお二人が苦慮されたかな
それとも意外に、和気あいあいとされただろうか それこそ極楽の蓮の上で鼎談して欲しいなあ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日読んだ、山崎ナオコーラさんの『ミライの源氏物語』に触発され、源氏物語ならこの方だろうと本書を手に取った。
山崎さんとは違う、『源氏物語』を読み取り、愛していて面白かった。
10代で読んだ(須磨がえり)源氏は、いま読んだらまた新たな魅力として楽しめそうな気持ちになった。それが千年続く『源氏物語』の魅力なのだ。
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この二人……性格があうようなあわないような、見てるこっちがハラハラしちゃう感じだけれど、二人とも大人なのか、源氏物語という共通項もあるのか、「物語作者は関西にかぎる」というところに落としどころを作っておられた(笑)。
関西のひとのほうが自分とはちがう考え方について寛容なのだそうで。そういうのをいっぱい集めてポケットにいれておいて、必要に応じて取り出して使うというのが、作家としてあるべき姿だそうです。
あと、源氏物語についてより、田辺聖子さんが語る「カモカのおっちゃん」及びその同窓会の仲間たちの話のほうが面白かった。
田辺聖子さんは日ごろから男というものについてよく観察しているし、実地に意識調査も行っていたようです。
瀬戸内寂聴さんは自分で「ダメ男が好きだから」といいはなっておられたけど。「幸せ」というものを絵にかいたような田辺聖子さんを目の当たりにして、本当はどのようにおもっておられたのだろうか、と少し思った。
でもおそらくご自分の人生に悔いはなかっただろうと思います。
両巨頭のご冥福をお祈りいたします。 -
二人の対話はメッチャ面白かった♪
.....さて......読む.....のか? -
2人の語る源氏なら読まねばと思い手に取る。さらっと読める、読みやすい本。
重なるところもあり、違うところもありでおもしろかった。竹西寛子も書きたかったはずという説にはリアリティがあった。おそるべし円地文子。
橋本治の『窯変源氏』のこと、ほめてあった。
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