気分はサイボーグ

著者 : 原克

• 角川学芸出版 (2010年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

本書の目的は、「サイボーグ的なるもの」を生みだしてきた、つまりは今日一般的なものとなっている身体表象を生みだしてきた、高周波電流神話の仕組みを明らかにすることである。サイボーグがもたらしたという境界侵犯とは、それまでなかったものなのか?あったとしたら、それは、じつのところ、どのようなものだったのか?そして、人びとはそれをどのように受けとめたのか?こうした点を明らかにしたい。

感想・レビュー・書評

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

思索

著者プロフィール

1954年生まれ。早稲田大学教育学部教授。専門は表象文化論、ドイツ文化論。著書に『暮らしのテクノロジー』『ポピュラーサイエンスの時代』『サラリーマン誕生物語』『OL誕生物語』など、訳書に『DJカルチャー』（ポーシャルト）などがある。

「2017年 『流線形の考古学　速度・身体・会社・国家』 で使われていた紹介文から引用しています。」