青春、手遅れ

著者 :
  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046214508

感想・レビュー・書評

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  • 動く歩道にのってる感じ、
    すごくわかる。

  • あんなものは、所詮、小娘たちが異性の気をひくための小道具なのだ、と意地悪く思ってしまう思考は、「憧れ」だらけの青春のたまものである。
    ー[制服のほつれを縫ってあげる]

  • 手遅れいっぱいあるけど、そんな思いがあるのもある意味いい人生なのかなぁ〜〜と。

  • 半分共感、半分んー。
    高校生の時にあれも、これもしたかった、
    いえ、してみたかった。もう一回してみたい。
    そんな感じはわかるなぁ。


    でも、できないからいいんだよねぇ。


    私も作者同様、女子高生の圧倒的若さオーラには
    結構甘いほうだと思う。


    男子高生もね。

    今を楽しめっ!と思っちゃう。

  • うん、うん、と共感するところもあったけど、
    全体的に「なんだかなぁ」とモヤモヤする。
    一気に読んだのがいけなかったのかも。
    自虐のなかに、少し意地悪な感じや攻撃性があって、
    今現在や過去の自分を守るための自虐だと思う(わたしもよくやる)けど、
    それが続くと、ちょっとキツい。
    わたしも、キラキラの青春を過ごせなかった身なので、
    忘れていたはずのドス黒い自分に会う感覚。

    でも、これだけ学生時代にできなかった事を羅列されると
    できなかった事を数えてもキリがないなって思える。
    一生のうちでは経験できる事よりも、
    経験できない事の方がよっぽど多いんだろうな、って肩の力を抜ける。

  •  自分にあたえられている時間を、誰かに持っていかれることには慣れていない。明日も来週も1年後も、誰ひとりとして、わたしを自由に取り扱うことなとできないのだ、と思いながら、友達や恋人と共に、ふわふわと歳を取っていきたいなぁ。
    (P.154)

  • 共感できるところとできないところ、半々くらいだった。5年後に読んでみたら、もっと共感できる部分が増えているかもしれない。

  • 恋愛に関してはいろんな人に心配される自分だけど、このエッセイには共感できるところが多々あるというか・・・笑
    学生時代っていうか、青春時代はかけがえのなかったものなんだなぁ、としみじみ。まあ、そのころに戻ったところでこの本に載っているどれかをすることができたかどかは・・・多分ないですけど笑
    でも上着貸してくれるのは憧れだったなぁ。こういう話学生を終えるとしなくなるから、読んでて楽しかったです。こういうはなし、また誰かとしてみたい気がする。思い出として。
    もう取り戻せないからこそ輝いて見えるんだよね。

  • 10代、特に高校生の頃に、好きな男子とこんなことをしたかったということをテーマにしたエッセイ。なんだかわかるようなわからないような感じでした。もしかすると時代もあるかもしれません。私も恋愛経験がそんなにあるわけではないけれど、それでもあまり共感はできなかったかな。

  • 高校時代にやってみたかったけれど、できなかったことが並べられている
    女子高生っていうだけで、キラキラしている気がするらしい
    でも、それって、通り過ぎたから思うこと

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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