不良のススメ

  • 角川学芸出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046214775

感想・レビュー・書評

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  • 主にショーケンが大麻で捕まった後、寂聴さんの世話で天竜寺で雲水見習いをした顛末を中心に書かれている。
    直後のマスコミの様子や、雲水修行の大変さ、大麻でどんな感覚になったか触れているが、なぜ大麻に手を出したか、わからなかった。
    他にも四国のお遍路で八十八か所の札所を2順半したとか。ストイックな面と、天衣無縫な面をおもちのようです。

    それにしても、ショーケン愛されているのね。テンプターズヤ傷だらけの天使、前略おふくろ様で一世を風靡したけれど、そのあとはあまり目立った作品も聞きません。しかし、こうして期待されている人はいずれ何か残してくれるのでしょう。

  • 歩くことは人間の原点。
    ショーケンもお遍路していたんだ。本当の自分を見たかったんだ。本当の自分を見るなんて普通はいやだ。
    不良というのは、普通の社会では受け入れられない。でも魅力的。
    一番つまらないのは優等生。
    上り坂より下り坂でひとは大きくなる。下り坂は勉強ですね、いろんなことを覚えるよ。

  • 不良って、ショーケンである以上に瀬戸内寂聴の方ですね。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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