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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046214904
作品紹介・あらすじ
1960年のチリ地震(M9.5)のあと、環太平洋全域で連鎖する火山の噴火と、巨大地震の謎を検証-。太平洋海底を縦に割って噴出したマグマが、地球全域の地震・火山活動を活発にした。「地震の目」で震央の位置・規模・移動を確認、「火山と震央の距離」で時期を絞りこむ-。大地震と火山噴火にそなえる「木村理論」の集大成。
感想・レビュー・書評
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タイトルで購入。木村先生は、東日本大震災を2007年の太平洋学術会議で予測していた。(p19)
木村先生は、火山と地震の連動、微少地震の詳細なプロットから地震の集中している目をみつけて、地震の
発生を予測する。
木村先生によれば、政府とは異なり、伊豆小笠原海域と、九州から沖縄の南西諸島海域が空白域で危ないという。
ここまで地震学者の予想が異なると迷う。どちらにしても、津波の被害は大きそう。
また、富士山の噴火を2015年あたりに予測している。噴火場所は富士山の北東部。
現実に、2011年3月15日の静岡東部地震以降、噴気が発生したり、河口湖に気泡が発生したりしている。これらは、富士山のマグマが上昇して、富士山に向かって亀裂が生じている証拠という。
これも事実なら大変なこと。火山対策は大変遅れているので、早急に準備が必要。特に、東京に火山灰が降った場合のライフラインや交通機関のコンピューターがやられると首都機能が麻痺してしまう。
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