ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.19
  • (124)
  • (55)
  • (44)
  • (10)
  • (5)
本棚登録 : 1464
感想 : 91
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046310033

作品紹介・あらすじ

明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。事故?集団誘拐?じつは彼らは廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの"叛乱"を起こしたのだった!女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまり、大人たちは大混乱…息もつかせぬ大傑作エンタテインメント!「ぼくら」シリーズの大ベストセラー!小学上級から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「そうさ。子どもはおとなのミニチュアじゃないんだ。自分たちの思いどおりになると思っていたら大まちがいだ。それを、はっきりと思い知らせてやるぜ。」
    明日から夏休みという日、中学校1年2組の男子全員が廃工場に立てこもり、大人たちへの反乱を起こす!
    子どもvs大人の、ある種の闘いは昔も今も変わらない。
    油断した大人は、子どものストレートな行動にいつも不意をつかれ慌てふためく。
    そして大人もかつて自分が子どもだったことを思い出す。

    「生きている 生きている 生きている 今や青春の中に生きている」
    生き生きとした子ども達の真剣な眼差しが印象的。

    「おれたちは負けて逃げるんじゃない。やるだけのことをやったから、ここから転進するんだ」
    ちゃんと納得して大人への道を進もうとするなんて羨ましい。


  • この物語は「自分の思うように突き進む」と
    いうこと。
    自分の頭の中では考えているけどそれを行動
    にうつすのは難しいのではないのでしょうか。
    しかし、物語の主人公「菊池 英治」「相原 徹」
    は、自分の思うように突き進んでいる。
    さあ、果たしてどちらが正しいのか?
    そんなことを考えさせてくれる一品。

  • とても面白い作品です。僕は、これを読書感想文をきっかけに知ったのですが、あまりの面白さに『僕ら』のシリーズを全部買ってしまいました。それくらい面白い作品です。あと、当時の僕はこれを4年生の時に読んだので、あまり内容が難しい作品ではありません。僕は、特に花火を打ち上げるシーンが好きです。

  • なんか スゴく面白くて、途中で笑ってしまいました。確かに中尾はスゴく頭がいいです。子供のわりには、みんな 頭がいいです。(大人に対しての態度は、良くないけど)勇気あるなぁ〜

  • 私が思いつかないことも恐れずにやっていて、
    とても勇気をもらえました。

  • 大人に立ち向かっていくのが、勇敢で面白かった

  • 校長をからかう所が面白かった

  • 小学校高学年向けにオススメされて読んでみました。
    1980年代の出版で、今読むといろいろ牧歌的な描写もあるけど、みんなでワクワクする気持ちは、今も同じなのかもね。

  • よくあんなことを思いつくよねー

  • 面白い

全91件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宗田理の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有川 浩
米澤 穂信
村上 春樹
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×