小説 アトム大使 (角川つばさ文庫 C お 1-1)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046310590

感想・レビュー・書評

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  • 『多重人格探偵サイコ』『三つ目の夢二』原作・大塚 英志 による、「もうひとつの、アトムの始まりの物語」。

    手塚治虫の同名作品を、学童向けジュブナイル小説としてリメイクした作品。

  • 西島さんのイラストも手伝ってか、アトムが凄く可愛らしい!!!
    面白かったです。
    未来は子どもが作る!
    大人は子どもを守る!

  •  あの大塚英志さんが「アトム」を書いた! しかも児童書って! 書店で一目ぼれ、購入の流れな。
     でも考えてみたら、大塚さんの文章を読むのは初めてかもしれない。と思ったけど、ササキバラ・ゴウさんとの共著『教養としての「まんが・アニメ」』を読んでいたことを調べて思い出した。

     いやあ、児童書だからといって侮れないっすわ。王道展開でありながら、現実社会への皮肉込めーの、意外性出しーの。普通に楽しんでしまった。
     うわー、色々言いたい! ネタバレしたい! この本について語りたい!

     ・・・しかし児童書にイスラエル・パレスチナ問題を諭されるとは思わなかったです><。それにしてもちょっと色々盛り込みすぎなー。

     ところで往年の「鉄腕アトム」ファンは、この作品をどう捉えるんですかね? やっぱ否定的?


    【目次】
    小説 アトム大使
     第一章 雨の中のタワー
     第二章 ロボットサーカスの対決
     第三章 お父さんの耳
     第四章 ぼくともう一人のぼく
     第五章 見えない展望台
     第六章 ぼくが宇宙大使になった日
     第七章 ぼくがぼくであること
     第八章 赤シャツ隊と黄色い星
     第九章 ピエロ男の正体
     第十章 アトムのひみつ
     第十一章 空の向こうで戦争が始まる
     第十二章 ぼくたちの作戦
     エピローグ ぼくたちの約束
    (イラスト 西島大介)

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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