小説 アトム大使 (角川つばさ文庫 C お 1-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046310590
感想・レビュー・書評
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『多重人格探偵サイコ』『三つ目の夢二』原作・大塚 英志 による、「もうひとつの、アトムの始まりの物語」。
手塚治虫の同名作品を、学童向けジュブナイル小説としてリメイクした作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西島さんのイラストも手伝ってか、アトムが凄く可愛らしい!!!
面白かったです。
未来は子どもが作る!
大人は子どもを守る! -
あの大塚英志さんが「アトム」を書いた! しかも児童書って! 書店で一目ぼれ、購入の流れな。
でも考えてみたら、大塚さんの文章を読むのは初めてかもしれない。と思ったけど、ササキバラ・ゴウさんとの共著『教養としての「まんが・アニメ」』を読んでいたことを調べて思い出した。
いやあ、児童書だからといって侮れないっすわ。王道展開でありながら、現実社会への皮肉込めーの、意外性出しーの。普通に楽しんでしまった。
うわー、色々言いたい! ネタバレしたい! この本について語りたい!
・・・しかし児童書にイスラエル・パレスチナ問題を諭されるとは思わなかったです><。それにしてもちょっと色々盛り込みすぎなー。
ところで往年の「鉄腕アトム」ファンは、この作品をどう捉えるんですかね? やっぱ否定的?
【目次】
小説 アトム大使
第一章 雨の中のタワー
第二章 ロボットサーカスの対決
第三章 お父さんの耳
第四章 ぼくともう一人のぼく
第五章 見えない展望台
第六章 ぼくが宇宙大使になった日
第七章 ぼくがぼくであること
第八章 赤シャツ隊と黄色い星
第九章 ピエロ男の正体
第十章 アトムのひみつ
第十一章 空の向こうで戦争が始まる
第十二章 ぼくたちの作戦
エピローグ ぼくたちの約束
(イラスト 西島大介)