新訳 かがみの国のアリス (角川つばさ文庫)

  • KADOKAWA (2010年8月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784046311085

作品紹介・あらすじ

映画「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」原作

えーっ!! アリスが女王になるの!?
楽しい挿絵が78点!クイズ付きのミニポスターも!アリスのチェス教室も掲載!
シリーズ累計88万部突破

●ここがポイント
(1)okamaの挿絵が78点も掲載!ポスターも!
本書にはかわいい挿絵が掲載されています。なんと78点も!
さらに、かくれんぼクイズ付きのミニポスターも!

(2)さすが新訳!!
前作に引きつづき、今に息づく、美しい日本語でアリスが読めます。
むずかしくて読みづらいなんてこといっさいなし!そしてくずれた日本語でもありません。

(3)アリスが女王になる!? チェスについてのくわしい解説
物語の肝(きも)はなんといっても「アリスが女王になる」こと。
前作をお読みの読者のみなさんには、アリスがハートの女王になるのかとかんちがいされるかもしれませんが、“ふしぎの国”はトランプの国でしたが、“かがみの国”はチェスの国。(チェスはコマが鏡あわせにおかれます)
つまりこの物語ではアリスはチェスの女王(クイーン)に「なる」のです。
物語はチェスの棋譜にそって展開します。「アリスのチェス教室」や訳者あとがきでそれがくわしく解説されており、それがめちゃくちゃわかりやすいです!

(4)アリスの面白さはライム(韻(いん))
本作では、とくに詩の韻が大切に訳されています。ラストに掲載される美しい詩をもとにご説明しましょう。

  [な]つ 七月の 空【青く】、
  [つ]れだって船で遊べば、夢【多く】。
  [の]んびり川に流れる追【憶】――
  [ひ]っそりと身をよせあ《いて》、
  [ノ]ンセンスのお話、夢中で聴《いて》。
  [あ]きもせぬ三人の子が《相手》――

※【 】《 》で韻がふまれています。[ ]はつなげて読むことができます。

ちなみにこの詩の訳文がすごいのは、韻だけでなく、行頭の文字をつなげるとある一文がみえてきます。
近年ネットではやっている“タテ読み”を、百年以上も前のルイス・キャロルはすでにやっていたんですね。
「なつのひノあ」…。このあとどんな言葉が続くでしょう。本文でぜひお読み下さい。キャロルの思いが伝わって、切ないですよ。

(4)くわしい解説付き!
訳者あとがきでは、ほかにも物語が生まれたいきさつや、くわしい解説・裏話が読めます。
・この本が出版されたころ、実在のアリス・リドルが大恋愛していた相手とは?
・アリスが大人になるのを見まもる白の老騎士は、だれがモデル?
アリスファンならニヤリとしてしまうこと、まちがいなし!

みんなの感想まとめ

物語は、アリスが鏡の向こうの世界に迷い込み、チェスの国で女王になるという独特の展開を描いています。挿絵が78点も収められた本書は、視覚的にも楽しませてくれ、クイズ付きのミニポスターも魅力的です。新訳な...

感想・レビュー・書評

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  • 角川つばさ文庫版「ふしぎの国のアリス」が読みやすかったので、続編のかがみの国も読んでみた。
    有名なハンプティ・ダンプティはこちらに出てくるのか。ストーリーというより、とぼけたキャラや言葉遊びを楽しむ作品かな、と思う。
    あとがきが良かった。あとがきを読んでから白のナイトのくだりを読み返すと、ちょっと印象が変わった。

  • 小学校の時に表紙に惹かれて
    訳の違いに気を付けるようになったのもこれがきっかけ
    他の人のアリスも読んでみるともっと面白い

  • 作品新訳のかがみの国のアリス (角川つばさ文庫) 作者のルイス・キャロルの作品です。

  • 160円

  • キュートなカバーイラスト&挿絵はOKAMA氏が担当。話の流れが親切で分かりやすく 挿絵も多いので、子ども向けアリスとして成功している。絵本感覚でパラパラ読める。

  • 不思議の国のアリスも読みたい!!

  • 「ふしぎの国」よりももっと断片的でわかりづらい。
    が、やはり白のナイトとのやりとりがぐっときてしまう。
    okama氏のイラストが増量してお得。

  • これは名訳だと思う。外見は児童書だが、中身は言葉遊びが的確に訳されていて、非常にわかりやすい。同じシリーズのふしぎの国アリスもおすすめ

  • 鏡の国ははちゃめちゃ

  • 「ふしぎの国のアリス」に続き、またokamaさんのイラストがかわいい!

  • 新訳 不思議の国のアリスの二巻です。
    絵が可愛いので、読んでみたいです。

  • 少女の頃、中途挫折した鏡の国もあっという間に引込まれて、隅々まで楽しくへんてこりんな世界の夢を見ました。

  • そんなわけで「かがみの国のアリス」読み終わりましたー。いやー…これ…昔読んだとき、あまりの意味不明さにすごくしんどかった覚えがあるのですが、今回も意味不明でした(爆) まぁ、そのカオスさを楽しむ作品なのと、相変わらずokamaさんの絵が素晴らしくて楽しく読ませていただきました。絵がいっぱいあるって…この作品にとっては、とても幸せではないでしょうか。原作の絵も素敵だけど、こういうのも大いにありではないかと。

    チェスとマザーグースと前作の知識が少しあると、もっと楽しみ方も違ってくるのでしょうが…そんなに深く考えずに、アリスと一緒に言葉遊びやヘンテコでお茶目な登場人物とのやりとりを楽しみたい作品ですね。もっとも、子供達と最初一緒に読んでいたのですが、あまりに意味不明で先へ進まないので、読みきかせは断念しました(苦笑)一人で読んで、一人で色々と空想してみてほしいですね。受け取り方は人それぞれでしょうから。

  • 購入日:2010/08/25
    読了日:2010/08/25
    6月に角川つばさ文庫のフェアのブックレットで見てから出るの楽しみにしていた。
    イラストがかわいいし、何より、訳が今風でとっても分かりやすい。
    今までのアリスの邦訳ものって、全訳は、どうしても固い訳になっていて、ちょっと読みにくかった。
    それが、この角川の新訳では、今の小さい子が読んでも理解出来るような平易な日本語で書いてあってすらすら読める。
    イラストもたくさんあるけど、ちっとも邪魔に感じない不思議。

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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