- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046311474
作品紹介・あらすじ
ドリトル先生は動物のことばが話せる、世界でただひとりのお医者さん。でも患者は動物ばかりで人はよりつかず、いつもびんぼう。ある日、ジャングルのサルの間で広がる、おそろしい伝染病の話を聞き、友だちのオウム、子ブタ、アヒル、犬、ワニたちと、船でアフリカへとむかいます。海ぞくとの対決、世にもめずらしい生き物との出会い…。世界中の子どもと動物に愛されるお医者さんの冒険を、42点の楽しい絵と新訳でどうぞ!小学中級から。
感想・レビュー・書評
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#ドリトル先生アフリカへ行く
#ヒューロフティング
#河合祥一郎
#角川つばさ文庫
#児童書
#読了
名作を読みたい‼️岩波少年文庫は井伏鱒二訳。こちらの方が今の子どもたちに近いかなと思った。差別的表現は確かにある。でも良い作品。あとがきまでしっかり読んで自分で考える力をつけるとよいのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドリトル先生シリーズを初めて読んだ。
なるほど、まさしく子ども向けのお話である。
ドリトル先生自体は、優しくて思いやりのある人。だが生活力は低い。ほとんどの問題は周りの動物たちが解決する。しゃべる鸚鵡の賢さ、フクロウの聴力、犬の嗅覚など、動物の特性を生かした活躍が楽しい。
新訳版は読みやすい。pattyのイラストはかわいらしく、今の子どもが読み進む助けになる。特にガブガブとジップが可愛い。まあ、原作のロフティングによる挿絵も味わいがあるのだが。
ストーリー展開は荒唐無稽というか、スケールがでかい。基本的にはトラブルがあり、動物の力により解決、というパターン。
ガブガブ、ダブダブ、ジップなど、動物たちのやり取りがわちゃわちゃしてて和む。
人種差別の話は、100年前のイギリスではそうだったんだな、という感想しかない。 -
あのドリトル先生が新訳で角川つばさ文庫で。
ブックオフで偶然見つけて購入しました。絵がかわいいし、分かりやすくていいですね(*^^*)
冒険がこんなに楽しいと思える作品です。 -
215.
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最後の注釈がとてもよい
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ドリトル先生シリーズ目指して集めてる。
今まで集めているドリトル先生の中ではこの話が自分の中では一番楽しくて冒険感があった。 -
絵がかわいい!!かわいすぎる!
ドリトル先生の妹がかわいすぎて驚きました。子供の頃に読んだ本の挿絵と違いすぎて衝撃。
三年生の子どもが楽しく読みました。
1人読みになれてきた子向けかな。
物語が楽しいからというのが一番の理由としてあるのでしょうが、
文の改行の感じが読みやすいみたいで、
繰り返し読んでいます。 -
大人になって、やっと読みました。
挿し絵と話がいまいちマッチしていないのが個人的には、とても違和感。
本編の前にハイライトのような、抜き出しショートストーリーを入れた理由が分かりませんでした。本編なの?導入?なにこれ???状態。
それから、人種差別的な部分があるのがとても気になりました。
ただ「編集者部からみなさんへ」というあとがきにも似たところに、人種差別的な表現が含まれていること。だけど、どんな人もかけがえのない存在であり、差別はいけない。そして、人は時代のおかしな考え方に巻き込まれてしまいやすいこと。でも、その考え方を正してきた経緯があること。
これらを、わかりやすい言葉で書いてくれています。
これを読み飛ばすことなく、子どもたちが読み、個々に理解しようとしてくれたら、と思います。