豆富小僧 (角川つばさ文庫)

著者 : 京極夏彦
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年4月2日発売)
3.67
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  • 10レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046311511

豆富小僧 (角川つばさ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 京極夏彦の子供向け。妖怪うじゃうじゃですが全然怖くない。読みやすいし面白い。出オチ妖怪(笑)。天気を自在に、という人類最先端技術で利権争う人間たちと、沸いてくる妖怪たちの奇妙なシンクロ。いるけどいない、いないけどいる。イメージと定義と名付け、人間次第の妖怪の世界。

  • こども向け京極だけど、全然大人でも楽しめました。豆富小僧、かわいすぎる。

  • なんで、このストーリーで映画化しなかったの?

  •  「まぬけな妖怪・豆富小僧が大冒険の旅に出る!?」、いやあこの半端なキャラがここまでメジャーになるのは予想外。ここへきて豆腐小僧関係の新刊ラッシュのうえに、なんと3Dオリジナルアニメとなってこの連休に公開だそうな。なんで?
     ちっともおもしろくない。天気を自在に変えられる大発明を完成させた女性博士とその利権の強奪をもくろむ企業家、というまあそんな話に各種妖怪がからむという筋書きなんだけど、妖怪の世界と人間の世界は独立しているので話が全然つながっていない。それぞれの内容も深みがなく単純すぎるし。最後に豆富小僧が人間世界にもあらわれて幕を引く、というのもあまりにご都合主義すぎて脱力。小学中級からという角川つばさ文庫なので、まともに文句つけてもはじまらないのかもしれないけれど、きょうびの子供にしてもこれで通じるのだろうか。もともとの豆腐小僧がなんでこれだけ豆富小僧になるのかもよくわからないし。
     小学中級向けにしては、全部ルビがふってあるにしても漢字多すぎないか。それに最初の方はやたら説明口調が多くてくどすぎる。挿絵の多い劇画調ではあるからこれでも子供向けにはいいのかなあ。してその、みことあけみの挿絵。豆富小僧が可愛らし過ぎるのは主人公だしいいにしても、なにこの亜月博士。小学生の子供がいるにしてはあまりに若過ぎない?これじゃうちの大学院生より可愛いぞ(笑)。なんだかなあ。

  • 豆腐を乗せた盆を持ち、ただ立っているだけの間抜けな妖怪・豆富小僧。そんな小僧が突然、現代に涌いたのだった!私は誰?ここは何処?と悩む小僧は、近くにいた人間の少年・淳史のあとをひとまずついてゆくが…。

  • 内容的には「ふりだし」と映画の間を行ったような感じ。

    映画に合わせて出版された子供向け文庫(だと思う)だけに、お話の展開は京極作品の中ではかなり分りやすいものに。

    けれど、分りやすいとは言ってもそこは京極作品。
    独特の言い回しとか、妖怪と人間の台詞の兼ね合いとかは、彼の作品をそれなりに読んでないと分り難いんじゃないかなぁ。

    あ、でもお子様って大人が思う以上に柔軟だから意外とイケるのかも。

    オチは多少強引ではあるものの、映画よりしっくりきたかな。自分的には。

  • 「豆腐小僧 双六道中ふりだし」のダイジェスト版といった印象で、妖怪とは如何に?が短時間でざっくりと分かる物語となっていました。
    しかし、そこはやはりダイジェスト版、「豆腐小僧 双六道中ふりだし」の方がより分かりやすく面白く妖怪とは如何に?が分かりますので、この「豆富小僧」で興味を持った方は是非とも「豆腐小僧 双六道中ふりだし」も読んでほしいところです。
    「豆富小僧」の物語は文章量から見ればかなり要領よくまとまっているなぁなどと思いましたが、終わり方はかなり強引でした。
    まぁこの強引な感じが妖怪っぽいといえば妖怪っぽいのですが…(笑)。

  • ジュブナイル版豆腐小僧!アニメ映画のノベライズではなく、オリジナルストーリーらしいです。そしてなぜかこちらは「豆腐」でなく「豆富」。お子ちゃま向けになったとはいえ、いるのにいないの、あるのにないの、とあいかわずの「おばけ」っぷり。今回のストーリーは、なんだかなんとなくうっすら感動したかも。豆腐に感動させらるってのもちょびっと悔しい気もする。小僧本人(?)は例によってなんにもしてないわけですが・・・。なぜか大団円、めでたしめでたし。しかし、中の挿絵はいただけません。アタクシのイメージするキャラぶち壊しです。

  • 201105

    京極夏彦著「豆腐小僧」読了→角川つばさ文庫版です。角川文庫版と平行して読んでみた。結構リンクしてるわ(*^_^*)妖怪とアイデンティティ、に加え、環境問題と正義とは?みたいなテーマも相まり、子供がいたらぜひ読んでもらいたい!とおもた。大人が読んでもok!!

  • 京極夏彦のものが読みたい!という強い欲求のもと、読み終わりました。小学校中級以上という事で、漢字には全てルビ付き。
    しかし、冒頭で京極妖怪学のエッセンスがしっかり開陳されているので、間違いなく京極夏彦だと実感します。
    ストーリーもあっさりしているようでありながら、実はハードなんじゃないでしょうか。現代的な諸問題のあらゆるものが詰め込まれている。易しく書いているから読めるけど、これは重い問題提起の話だな〜。
    今、世間で起こっている大問題を思い起こしながら読み終えました。

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