ぼくは戦場カメラマン (角川つばさ文庫 D わ 1-1)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046312211

作品紹介・あらすじ

戦争や災害が起こった地域に飛びこんでゆく仕事が、戦場カメラマンです。兵士や、戦地で暮らす人々、その国の子どもたちが何を考え、何に困っているのか。世界で何が起こっているのかを、自分の目で確かめに行くのです。ときには監禁されたり、死にそうになったり、危険な目にもあいました。けれど、どんなにつらく悲しい現実でも、みんなに伝えるために、シャッターを切り続ける。それが、著者の仕事です。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • アフリカにいる民族に会いに行くのが
    戦場カメラマンになったきっかけだったのが
    意外だった。

    小さい子どもや少女も戦ってることにびっくりした。
    ある国では1か月の収入が6千円の8人家族がいて、
    その子達のたった一つの楽しみが、日曜日に来る
    屋台のアイスクリームを8人で分けることだということに
    ショックを受けた。

    そんなことを知ったら、僕は贅沢なのかなって思った。

  • 普段の日本の生活がいかに幸せなものか気づかされる。

    子供でもわかる平易な文章で書かれてはいるものの、その体験談は壮絶だ。自分も何かしないといけない気にさせられる。

    自分でもできることは何かな。探しながら生きる。やり方は人それぞれ。

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著者プロフィール

1972年生まれ。静岡県富士市出身。大学生のときに、ピグミー族に会うためにアフリカのジャングルに飛び込んだことが、取材を始めるきっかけとなる。以後、世界中の様々紛争地を取材。訪れた国は130か国以上。著書に、『ぼくは戦場カメラマン』(角川つばさ文庫)、『渡部陽一写真集「MOTHER TOUCH」戦場からのメッセージ』(辰巳出版)など。

「2015年 『友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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