三毛猫ホームズの探偵日記 (つばさ文庫)

著者 :
制作 : 椋本 夏夜 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.64
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本棚登録 : 66
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046312303

作品紹介・あらすじ

刑事なのに、血と高い所(と女の人)が大の苦手の片山義太郎。本当はこんな仕事やめたいと思っているのだが、恋より事件が大好きな妹・晴美と、人間よりも頼りになる天才名探偵猫・ホームズの三人(?)がそろうと、必ず難事件に巻きこまれてしまう!?そこに自称「晴美の恋人」石津刑事も加わって、本日もホームズご一行は、謎解きで大いそがし。スリルと笑いがいっぱいつまった、超メガヒットミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 刑事なのに、血と高い所が大の苦手な片山義太郎、事件が大好きな妹・晴美と、人間よりも頼りになる天才名探偵猫・ホームズの一ぴきと二人がそろうと必ず難事件に巻き込まれてしまうところがおすすめです。

  •  赤川さんのお話は、マンガ化されたのとかはよく見てて、それはそれなりにおもしろいと思うんだけれど、原作を読むと、視点があっちこっちに行っているというか、主人公(探偵役)も脇役も同じように書かれてて誰が結局主人公なの? みたいな感じがして、わけ分かんない…て思うことのほうが断然多いわけですよ。
     でも、さすがに三毛猫ホームズは、片山さんとか石津さんとか知ってるから大丈夫だろうと思って読んでみましたよ。
     『名演奏』『宝さがし』『通勤地獄』の3つが収録されてるけど、『宝さがし』以外はマンガで読んだことがあった…。

     その『宝さがし』なんだけれど、すっごい強引な展開で、そういう意味で笑えた。
     宝探しに没頭しすぎる男も、それに嫌気が差して娘を連れて家を出た妻が、電車に飛び込んで自殺を図ろうとするのも、そこまでか? て思う。
     特に妻のほう。死のうと思うほどのことか? 自分で借金作ったとかいうわけでもないのに。
     宝探しに没頭していた男(夫)も、会社をクビになって貯金は底をついたけれど、借金したとは書いてないし。
     何で死のうと思ったわけ?

     あと、男が片山さんたちと出会う部分も強引というか……空腹すぎて、レストランで片山さんたちのテーブルの席に勝手に座るとか。
     3日食べてなければ空腹なのは分かるけれど、金もないのに、何でそもそもレストランに入ったわけ?
     しかも、3日も何も食べていない人が、いきなりカレーライスみたいな刺激物を2杯も食べられるとは思えないんだけど。

     最後に、晴美さんが男を、出て行った妻と娘のところへ連れて行って、『あれが、あなたのすばらしい宝物でしょ』て言うんだけど、それってすごい独りよがりの考え方だよね。
     妻のほうは、もう本気で夫の顔なんて見たくないと思ってるかもしれないのに(だって、死のうとしたんだよ。そこまで追い詰めた男だよ?)、男が妻たちと再会するのが正解みたいに、あっさりと引き合わせていいの?
     夫からすればいいかもしれないけど、妻の気持ちとか。
     伏線としてホームズであろう猫が妻の自殺を止めたから、妻と子の存在を晴美さんが知ってて、片山家に連れていたというのは想像できなくはないけれど、自分ちに連れて行くか? そしてその2人だけを家に残して外出するか?
     もう突っ込み出したらキリがないくらい突っ込みどころ満載。


     あと、いつも思うけど、三毛猫ホームズてシリーズ名にしてるけど、確かにホームズがヒントを与えてくれるんだけれど、言うほど主人公じゃないよね、ホームズ。
     とはいえ、片山さんが主人公とも言い切れないし、結局晴美さんが主人公なの?

     やっぱり私、赤川さんの原作、合わないわぁ…。

  • 面白すぎる。

  • ホームズはすごい!
    ドラマとは違ったけど、面白かった。

  • 推理スッキリ~

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プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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