秘密の花園 (角川つばさ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046312679

作品紹介・あらすじ

インド育ちのわがまま娘・メアリがひきとられたのは、イギリスのびっくりするほど大きなお屋敷。そこでメアリは、運命的に1つのカギを手に入れる。それは10年前に閉ざされたまま、だれも入ったことがないという"秘密の花園"のカギ。大人の力をかりずに庭を生き返らせようとがんばるメアリに、屋敷にひきこもっていた病気がちな男の子コリンも心を動かされて…子どもだけが入れる秘密の庭で奇跡がおきる!小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 急に読みたくなった。面白い。私は小学生か?すべてのキャラクターが、好い!特にメアリの、コリンへの、キレッぷりが良い

  • インドの流行病で両親も使用人も亡くしたわがままお嬢様・メアリはクレイヴス叔父に引き取られイギリスへやってくる。叔父のその寂しい館には十年間閉ざされた“秘密の花園”があり、メアリはコマドリの導きによって花園への鍵を手に入れる。「この花園を、甦らせるんだ!」――動物たちの言葉がわかるムアの天使のようなディコン、クレイヴンの隠された息子・コリン、そして花園。多くの出来事を経て、メアリと花園が生まれ変わっていく。花園を満たす“春の魔法”は、やがてクレイヴン叔父の心も癒し――世界で読み継がれる心温まるハッピーストーリー、角川つばさ文庫で登場!

    姉が海外文学好きで前々から推されていたのですが、つばさ文庫で出ると知り読みたくなりました。というか読む! と決めてた。サトミちゃん新刊と共に購入。挿絵もふんわりした感じの絵と塗りで可愛くて、特集ページ見るだけでわくわくしてました。むかーし世界名作ダイジェスト集みたいので読んだ覚えはあるんだけど当然サッパリ忘れてました。
    で、で! もうっっっ……すっごい感動しました……!! つばさ文庫だし子供向けだからすぐ読めてもりもり読み進めちゃって、でも何か読み終わるのが惜しくて… 気難しいメアリがマーサやコマドリやディコンとふれあう中でどんどん変わっていって自分のことが「好き」になるところとか、かつての自分にそっくりなコリンを叱咤するところとか、コリンが花園に満ちる春の魔法に感動するところとか…もうもう、本当に… ラストも泣きました。素敵な作品をありがとうつばさ文庫。こういう名作にもっとふれていたかった少女時代! 図書館はよく通ってたんだけども…
    いつか全訳も読もうと思います! バーネットって小公女の人だったのね~

  • 生きてるってのはこういう事だと思わされる話。原作を翻訳した分厚い方も読みましたが、こちらの方が読みやすく、何より大好きなディコン君と主人公のメアリーちゃんが、全然付き合ったりしてないけど(まだ子供でもあるし)、良い雰囲気なのが最高です。将来結婚して欲しい(願望)
    色んな側面で自然と優しさ温かさを感じられる作品です。

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著者プロフィール

フランシス・イライザ・ホジソン・バーネットは、1849年イギリス・マンチェスターに生まれたが、幼い頃父を亡くし、16歳で一家とともにアメリカへ渡る。1873年、医師のスワン・バーネットと結婚、二人の男児をもうける。1886年『小公子』を発表し大ベストセラーに。1905年『小公女』、1911年『秘密の花園』を発表し、世界的な児童文学作家としての地位を不動のものにした。ニューヨーク州で余生を送り、1924年同地にて死去。

「2021年 『小公女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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