魔女犬ボンボン ナコと奇跡の流れ星 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 89
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046313010

感想・レビュー・書評

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  • ◆前代未聞の魔女&犬コンビ、ナコとボンボン。毎日予想外のことばかりだけど、今日も元気に修行中!でも、最近ナコには気になることが…。そう、ボンボンが大きくなってきちゃったの!このままじゃ一緒に空を飛べないよ…。服に風船をつけたり、空飛ぶカボチャ馬車を作ったりと頑張るけど、どれも失敗。困った2人は、どんな願いも叶うという星のかけらを探しにいくことに…!?かわいすぎる魔女犬大冒険!

    *ボンボンとピカピカ騒動
    *子犬たちの宝探し
    *流れ星に願いを


    (^^)<Comment
    おもしろかった!
    ホントにボンボンシリーズ大好き♥︎∗*゚


    ボンボンのお鼻がピカピカしちゃった話は、かわいそうだけど、すごくほほえましく読みました(*´꒳`*)
    一家総出で、元に戻そうと必死になるんだけど、ママへのプレゼントの泥パックが鍵をにぎっていたとは…!


    それから、ボンボンがしばしナコといっしょに里帰りする話。
    最初はナコを認めてくれなかったボンボンのお母さんが、最後には優しい表情でナコとボンボンを送り出すところがすごく良かった〜*


    そしてそして、今回はライバルと鉢合わせはしないものの、その魔術に翻弄されるナコとボンボン。
    でもそのおかげで、ナコとボンボンの才能が明確になり、ナコは呪い破りの才能を高めることを進路に決めるんだよね。

    それに、星の子と出会って、彼らを助けたことで、ボンボンは翼をもらって、空を飛べるようになるの!

    翼で飛ぶボンボン…かわいすぎる…!


    実は、前の章でボンボンが成長して重くなることで、箒に乗れなくなるのでは…と、ナコとボンボンはいろんな対策を練って試していて。
    その悩みが、この星の子たちを救う冒険で解決したりもする。


    いろいろ盛りだくさんな内容なのに、軸がぶれなくて、1つのクライマックスに向けて、順調に物語が進んでいってる感じが、安心して読み進められます。

    それでいて、章ごとのお話も1冊を通しても、シリーズを通しても面白いんだから、すごいよなぁ…。

著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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