坊っちゃん (角川つばさ文庫)

  • KADOKAWA (2013年5月13日発売)
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784046313140

作品紹介・あらすじ

いたずらっ子で無鉄砲。そんな坊っちゃんがなんと中学校の先生に!? 赴任した松山の中学校は東京とは大ちがい。バッタ事件からはじまる坊っちゃんのドタバタ教師生活はいったいどうなってしまうのか?

感想・レビュー・書評

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  • 坊ちゃんの人物像が好きです。

  • 坊っちゃんの無邪気なところが印象に残ります
    読書が好き嫌いは関係無く読める本です

  • 名作中の名作。
    赤シャツは感じが悪い。
    最後の方はドキドキした。

  • 読書が苦手でもスラスラ読める!
    坊っちゃんの無鉄砲だけど正義感が強い行動にスカッとします

  • 「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」いたずらばかりのやんちゃ小僧・坊っちゃんは中学校の教師として、母代りの清を東京に残し、遠く四国は松山へ。ところが土地の人も生徒も先生も変人ばかり! 山嵐・赤シャツ・野だいこ・たぬき・うらなりくんと先生陣にあだ名をつける一方で生徒達にからかわれたり、坊っちゃんの教師生活はどうなっちゃうの! 100年経った今でも読み継がれる、夏目漱石初期の傑作長編がつばさ文庫についに登場。

    やったー坊っちゃんつばさ文庫イェーイ!! でも読みやすくする為漢字の当て方とか改行を直してあったり、削ってあるところもあるらしいのでまたちょっと比較して読んでみようかなと思ったり。「坊っちゃん」は、好きなんですけど実はそんなに通して読んだことないなあと思い、創作の加筆分ネタ探しも兼ねてレッツ読書。漱石は「草枕」再読の時にも書いた気がするけど、初期の方がのびのびと書いてて好きですね。特にこの「坊っちゃん」は一週間くらいで書いたまさしく一気呵成な作品、言うなれば漱石の書きたい欲の発露! ってくらいなので多少不可解な点があっても勢いで読めてしまう。
    そう、勢いね。「坊っちゃん」ていい意味でも悪い意味でも勢いの文芸のような気がする。坊っちゃんて正義感はあっても実はそこまで頭が働かない、いい意味で純朴な人で、何かするのに勢いの力を借りてるところがあるなと。あと、確かに帯とかにあるように「大暴れ」するのだけど、実際のところ坊っちゃんて「敗北者」なんだよね。田舎にいちゃもんつけてるけど、それは裏を返せば負けてるってことですから。生徒に心から謝罪させられなかった点、最初から最後まで舐められている点でもね。でも読後を爽快な気分にさせるのは、それはやはり漱石の手腕によるところが大きいでしょうし、やはり坊っちゃんのキャラクターが明るくて憎めない奴で、それこそ清の言うように「まっすぐで良い気性」なのも大きいね。解説にあるようにうらなりくんみたいな坊っちゃんだったらなんか一気にやや暗めの近代文学になりますわw
    そんなに読んでなかったのであーこういうエピソードあったかーとか思ったり、新しい発見などいろいろあり。挿絵のマドンナがちょう可愛い♪ それでちょっと思ったのが、私は赤シャツのイメージには、漱石自身も含まれてると思った。坊っちゃんは、漱石がこうありたいなというイメージが反映されたもので、そんな彼と山嵐にボコられる赤シャツには自分自身のイメージにプラスして、「猫」みたいに当時の人間(主に文学界の様子かな)を反映して、風刺しているものでもあるのかな、と。坊っちゃんの研究には全く疎いので適当なこと書いてますが、「猫」の苦沙弥先生がもっと狡猾で人間的にあくどい奴だったら赤シャツみたくなってたかもわかんないし。理想と現実を小説と言う架空のリングの上で戦わせたみたいな感じがするなあ。それだからこそ、速く書き上げられたのかな、とか、なんかそんなことを思ったりしました。「坊っちゃん」はまだネタ探しをしたいので、また何か別の文庫で読む予定です。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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