四年霊組こわいもの係 (角川つばさ文庫)

著者 :
制作 : 浜弓場 双 
  • 角川書店
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本棚登録 : 58
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046313430

作品紹介・あらすじ

あさひ小では4年1組4番の子が「こわいもの係」になる決まりがある。始業式の日、1年上の麗子先輩に呼びだされ、「四年霊組」に案内された友花…友花が出会う、ちょっと怖くて、すごくおもしろい事件とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 友情だーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

  • 登場人物がユニークで、わかってはいたけれど最後はうるうると……ということで、なかなか面白かった。ただ、事件は豊富で楽しいものの、時間の流れが何だかぶつ切りに見えるというか、エピソードをぽんぽんと並べ置いて一年の出来事としてみましたという感じがするのが少し残念。また、陽介は一年間ずっと主人公の隣席だったようだが、このクラスは席替えをしないのかとか、理科の担当がいるということは、小学校(しかもまだ四年生)なのに担任が授業しないのか?とか(英語、音楽、家庭科専門は聞くけれど)、細かいところがちょこちょこ気になってしまった(苦笑)。
    突っ込みどころはいろいろあるけれど、魅力的な作品なので、対象年齢の読者にはおすすめだ。

  • あさひ小四年一組出席番号四番の女の子には、ひみつのおしごとがある。それが、「こわいもの係」! あさひ小の北校舎にはこわいウワサがいっぱいで、そこから起きちゃう不思議な事件やおかしな事件を解決するの。壁の向こうの“霊組”にいる座敷わらしの花ちゃん、鏡の精霊の鏡子さんと一緒に、友花、がんばっちゃいます! 記念すべきつばさ文庫新人賞第一回受賞作!

    自分もこの賞を狙いたいと言う気持ちがあって、第一回はどんな作品が取ったのかな、どういう文体で書けばいいのかな、と様子見やテクニックを盗む気持ちで読み始めたところがなかったわけじゃないけど、でもそんなことどうでもいいくらいにすぐ物語の面白さに引き込まれていきました。ほとんどの登場人物が女の子キャラクターだったことも私にはポイント高かったです(自分が賞に出そうと思ってるやつも女の子いっぱいなんだわ…汗) でも小学生の女の子が主役ならフツーそうなるかな…女性向けに触れ過ぎて頭がまひしているのかっ
    とにかく大賞取ったの間違いなしだなってくらいすっごく面白かったです。こっちも子供に戻った気分で読んでました。登場人物みんなキャラが立ってるし、先代と先々代のこわいもの係が出てくるのも面白い。百合や腐女子界隈にもいるとすぐ百合だとかなんだとか思ってしまう自分が腹立たしいけど麗子先輩と優香先輩の関係がなんとも言えずオイシイのでにやにやしてたw すいません。
    そんなに厚いって程でもないのにエピソードが充実してていいなあと思いました。特に栴檀の木のエピソードは泣いてしまう。゚(゚´Д`゚)゚。 やばいです… 友花はもっとこわいもの係を敬遠してる感じかと思ってたんだけど、全然積極的だし、自分から事件を探しにいくし、おばけだからとか関係なく友達になっていくのもすごく好感が持てました。
    最後、別れが寂しくて私も実は泣いてた……と思いきや! 44年周期ってそういうことかあ~! これなら続きがあったら読みたいと思うのも納得です。最後と言えば、ちょっとしたバトルとかあって、皆のそれぞれの力を合わせて戦ってく感じがすごく良かったです~  ところで懸念は私が書いて送ろうとしてる話も、妖怪とかおばけとかじゃないけど、こわいもの係にテイストが似てる感じだから、なんかこわいもの係参考にしたな? みたいに思われたらどうしようっていう感じです(^_^;)

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プロフィール

1969年宮崎県生まれ。さそり座A型。「四年霊組こわいもの係」で第1回角川つばさ文庫小説賞一般部門において大賞を受賞しデビュー。

「2018年 『五年霊組こわいもの係(13) 四十六の想い、天を翔ける。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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